歯ごたえが美味しい豆苗の紹介
シャキシャキとした歯ごたえやほのかな豆の香りが特徴的な豆苗は、エンドウの若芽です。日本で一般的な豆苗はスプラウトタイプにあたり、豆を発芽させて茎と葉を食用とします。中国では枝から摘み取ったものが高級食材として使用されています。
一年中出回っているので価格変動が少なく、再収穫できることが特徴です。
鮮度の良いおいしい豆苗の見分け方
豆苗の鮮度を見る場合は、葉色と茎に注意して見分けることが大切です。葉は緑色で黄色になった葉が無いものを選んでください。茎はまっすぐしっかり伸びているもので、みずみずしいかどうかをチェックしましょう。根は白く弾力があるものを選ぶようにすると良いでしょう。
豆苗の栄養
豆苗に含まれるカロテンは100グラム中4,700マイクログラムと、ホウレンソウよりも豊富。カロテンにはお肌のキメを整えたり、働きを良くする効果が期待できます。
豆苗の育て方
豆苗を購入して、下の豆を残しておけば家庭で栽培して再収穫ができます。栽培方法は、豆から2センチほど上をカットして、スポンジごと器に入れ、水に入れておくだけ。水は、朝と夜の1日2回入れ替えます。水は豆が浸るほどたっぷり入れると豆が傷んでしまうので注意してください。約10~12日で新芽が伸びてきて、再収穫できます。
美味しさを引き出す豆苗の食べ方
豆苗を美味しく食べるには、サラダやスープがおすすめです。サッと水で洗ったら、そのまま料理のアクセントとしてサラダに飾ったり、コンソメやブイヨンなどのスープに浮かべたりできます。また、豆苗は加熱してもシャキシャキとした食感を楽しむことができるので、他の緑黄色野菜と同じように、炒め物にしても良いでしょう。