泥にまみれながら採れたて有機野菜と音楽を楽しむ
畑で泥んこになりながらライブを楽しめる「マッドランドフェス」が2018年7月8日に千葉県山武市にて開催されます。通称「泥フェス」は、広大な畑に泥のプールをつくり、参加者は汚れてもいい服装や水着を着て、泥だらけになりながら音楽に身を委ねるという今までにない音楽フェス。会場である畑の一部では、有機野菜の収穫体験もでき、採れたて野菜はなんと食べ放題。参加者は、土や太陽、自然の恵みを全身に感じることができ、貴重な体験となることでしょう。
レジェンド農家「たがやす倶楽部」のパワフルな土に触れる
「泥フェス」が行われる会場は千葉県山武市の有機野菜畑 たがやす倶楽部。代表の齊藤完一(さいとう・かんいち)さんは同地で30年に渡り有機農法に取り組む、有機無農薬農業の第一人者。最近では“レジェンド農家”として語られることも多い、伝説的な農家さんです。
「農業には土作りが一番大切です」と語るだけあって、斎藤さんが作る土はふっかふか。化学肥料や農薬を長年使用していない有機的な土壌だからこそ、泥んこになっても、少しぐらい口に入ったとしても安心・安全。大人から子供まで存分に土と戯れることができます。泥フェスが実現できるのも、広大な有機無農薬畑があってこそ。長年の試行錯誤を経て作られた「齊藤さんの土」を楽しめるイベントでもあります。
生産者の顔と産地を目の当たりにできる「最高の食育体験」
本イベントは、“無”音楽フェス「サイレントフェス®」や銭湯フェス「ダンス風呂屋©」などユニークなフェスを企画するOzone合同会社と、有機野菜の宅配サービスを行うベジリンクが運営しています。
フェスというイメージから若者向けのお祭り的な音楽イベント、と一言で片づけてしまいがち。ですが、消費者と農家をカジュアルな感覚でつなぐことで、若い世代に「生産者の顔が見える豊かな消費」を体験してほしいという運営者側の思いが込められています。
泥フェスへの参加をきっかけに、有機農法を知り、作り手を知り、その野菜の美味しさを体験する。その先には確かに、一般家庭で出来るフードロス(食品廃棄)の取り組みや、地産地消の活性化が期待できるかもしれません。何はともあれ楽しそうだから行ってみませんか。野菜を見る目が様変わりするかも?
【イベント概要】
Mud Land Fest 2018
日時:2018年7月8日(日) 11:00~18:00
(雨天決行、荒天延期) 延期日 7月15日(日)
会場:たがやす倶楽部(齊藤完一さんの畑)
千葉県山武市横田689