活動報告をやる人を決めよう
クラウドファンディングのプロジェクトをチームで行っている場合は、活動報告を執筆する人はあらかじめ決めておきましょう。今まで文章を書く仕事をしたことがある人やブログや SNSで細やかな発信をするのが上手な人、写真を撮るのが上手な人が活動報告の執筆に向いています。
もしも写真を撮ることだけが上手なメンバーがいれば、文章を執筆できるメンバーとチームにするのも良いでしょう。大切なのは担当をあらかじめ決めておくこと。毎日活動報告をアップするのはなかなか根気がいる作業です。誰が責任をもって投稿できるのかや、交代で執筆する場合はそのスケジュールを決めておきましょう。
スケジュールに沿ってアップ予定表を作ろう
活動報告の執筆はプロジェクトがスタートした初日から行うのが好ましいです。初日はプロジェクトをオープンできたことへの感謝や支援の呼びかけ、次回からはプロジェクトをやろうと思ったきっかけや現在のプロジェクトの進捗(しんちょく)状況などを執筆していきます。
基本的に毎日執筆しアップできるのが理想的ですが、最低でも3日に一回は活動報告を投稿できるようにしましょう。そのために、あらかじめ予定表を作っておくのがオススメです。予定表には、タイトル、内容、使用したい写真などを記入しておきます。
チームでプロジェクトを運営をしている場合はGoogleカレンダーなどで活動報告用のカレンダーを共有しておくのも良いでしょう。
記念日は活動報告のチャンス
予定表を作るとき、プロジェクトに関係がある記念日がないかよく確認してみてください。例えばあなたの誕生日や、農作物や加工品などを作るプロジェクトの場合はその作物に関する記念日やイベントなどです。もしもそのような記念日があれば、それにかかわる活動報告を執筆してみてください。
SNSの準備
活動報告は書いて更新するだけでは多くの人の目に触れることができません。プラットフォームによってはトップページに最新の活動報告が表示されることもありますが、それも時間とともに新しい投稿に取って代わられていってしまいます。そのため活動報告をシェアするSNSの準備をしておくと良いでしょう。例えばプロジェクト専用のFacebookのファンページやツイッターのアカウント、Instagramのアカウントを作っておくなどです。
活動報告はその投稿それぞれに独自のURLがわりあてられるため、活動報告ごとにSNSで投稿することができます。これは、何度もプロジェクトのページをしつこくシェアしたくないという場合でも、新しいニュースができたという体裁で投稿をすることができるという良い面を持っています。執筆した活動報告をプロジェクトに関わるメンバーが全員シェアできるように同意を取っておくことも大切です。
■次回は活動報告実践編
ここまで活動報告を執筆するための準備について説明してきました。なかなか大変な準備ですが、プロジェクトについて興味を持ってくれる人がさらに増えるよう、根気よく準備を進めていきましょう。次回は活動報告の実践についてご説明します。
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