第20回(最終回) これからの農業とクラウドファンディング
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第20回(最終回) これからの農業とクラウドファンディング

連載企画:クラウドファンディングの仕組みを解説

第20回(最終回) これからの農業とクラウドファンディング
最終更新日:2019年04月04日

農業に関わる人のクラウドファンディングの使い方をご紹介するこの連載。いよいよ今回で最終回です。最後に、これからの農業とクラウドファンディングについてお話しさせていただきます。

農業とクラウドファンディングには可能性がいっぱい

この連載ではさまざまな側面からクラウドファンディングをどのように成功させるかをご紹介してきました。これまで600件以上のクラウドファンディングのアドバイスやコンサルティングを行ってきた私にとって、農業はクラウドファンディングの仕組みを利用することでさらに可能性を広げることができる非常に興味深いカテゴリです。農業とはゼロからイチを作るクリエーションであり、何かを作る人を応援しようというクラウドファンディングととても相性がいいように思えるからです。

6次産業化とクラウドファンディング

マイナビ農業が運営するクラウドファンディングサイト、マイナビ農業クラマルでも、多くのプロジェクトが掲載されているように、6次産業化とクラウドファンディングの相性の良さは抜群です。予約販売のように事前に売れる個数が分かったり、どのようなパッケージで売り出すかをユーザーに直接問いかけることができるという面で、クラウドファンディングと6次産業化は切っても切れない関係にあると言っても過言ではないでしょう。これから6次産業化を考えている農家の方や、それに関わっている方には、クラウドファンディングを一度は使ってみていただきたいと思います。

顔が見える農作物

一方消費者にとっては、顔が見える生産者から農作物を買うことができるという点で、作物を買うことがさらに楽しくなる可能性がクラウドファンディングにあると私は考えています。全ての野菜や果物、穀物などをクラウドファンディングで買うことは難しいかもしれませんが、一度でも自分でどんな生産者から食べ物を買うかを考え、クラウドファンディングを通じて生産者と深い交流を持てば、これまで無意識に買っていた農作物への考え方も刷新されるはずです。

クラウドファンディングでは、支援金額が大きいガジェットやテクノロジーに注目が集まりがちですが、農家の方が行うクラウドファンディングを見かけたら自分の食生活や価値観を変えるチャンスだと思ってぜひ支援してみてください。

おわりに

私がクラウドファンディングを日本で始めた2011年当初は、クラウドファンディングという言葉を知っている人はほとんどいませんでした。まして、そこで食べ物が取引されその作物が支援してくれた人の口に運ばれるということは夢のような出来事だったと思います。

それが今では農業従事者の中でもクラウドファンディングという言葉を口にしてくれる方が多くなり、ネット通販と同じような感覚でクラウドファンディングに取り組めるというのは本当に喜ばしいことです。

これまで執筆させていただいた20回分のクラウドファンディングのやり方を初めから読んでみると、面倒なことが多くて尻込みしてしまう方が多いかもしれません。しかし、逆にこれらのことをきちんと守っていけばクラウドファンディングは決して成功するのが難しいサービスではありません。これぞというプロジェクトを思いついた時、一世一代のチャレンジをしてみたい時はぜひクラウドファンディングをやってみてください。

プロジェクトが終わった時、プロジェクト起案者にいかがでしたかと聞くと、決まって「こんなに大変だとは思わなかった」と言われますが、その時の笑顔には、クラウドファンディングをやる価値が語られているようだと思うのです。

 

【クラウドファンディングの仕組みを解説】シリーズ一覧はこちら!

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