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生まれ故郷で覚える野菜づくりのコツ〜トマト編〜【畑は小さな大自然vol.38】

生まれ故郷で覚える野菜づくりのコツ〜トマト編〜【畑は小さな大自然vol.38】

こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。夏野菜の代表格といえばトマトですが、実は日本の高温多湿な夏は大の苦手だって知っていましたか? トマトのそんな性質の秘密は生まれ故郷にあります。トマトといえばイタリアやヨーロッパのイメージが強いですが、生まれはそこではありません。生まれ故郷の環境を知ると、より病気になりにくく、おいしいトマトを作ることができます。今年のトマト栽培はぜひ生まれ故郷をイメージしながらトライしてみましょう!

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トマトの生まれ故郷はどんなところ?

標高2400mのところにあるペルーのマチュピチュ遺跡。
トマトはこの少し下の標高1000mから2000m付近を中心に栽培していたと言われる

トマトの原産地は南米アンデス山脈の高地だと言われており、今でも野生種が存在しています。
そこからメキシコに伝わり、現在の栽培種に近い形のものが生まれたのではないかと言われています。
ちなみに以前にご紹介したジャガイモも同じくアンデス山脈の高地出身でした。

参考記事
生まれ故郷で覚える栽培のコツ〜ジャガイモ編〜【畑は小さな大自然vol.28】
生まれ故郷で覚える栽培のコツ〜ジャガイモ編〜【畑は小さな大自然vol.28】
こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。僕は野菜づくりにとって一番大切なことは、「その野菜が育ちやすい環境を整えること」だと思っています。今私たちが食べている野菜の9割は日本を原産とするものではなく、海外から伝わって来た…

この地帯は赤道に近い地域なので日射が強く、降水量も少ないためとても乾燥しており、土地が痩せているのが特徴です。
 

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