就農希望者募集! チャレンジングな就農者から見えてくる「江津の魅力」 ー島根県江津市(ごうつし)ー

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就農希望者募集! チャレンジングな就農者から見えてくる「江津の魅力」 ー島根県江津市(ごうつし)ー

就農希望者募集! チャレンジングな就農者から見えてくる「江津の魅力」 ー島根県江津市(ごうつし)ー
最終更新日:2019年06月11日

緑豊かな中国山地を流れ、悠々と日本海に注ぐ江の川。江津市はその下流域に広がる石見(いわみ)地方の町です。昔から水稲を中心に、河川沿いの農地では野菜も栽培されてきました。
近年では新たな農業の可能性を求めてU・Iターンする就農者も増加。行政もそれを惜しみなくバックアップしており、今後も意欲ある就農者を官民一体となって迎え入れ、地域ぐるみで育てていきたいと考えています。
具体的に江津ではどんな農業が行われているのでしょうか。チャレンジングな就農者とその成功事例を通して、江津ならではの魅力を見てみましょう。

香の宮F&A 代表・大畑安夫さん

志が同じ仲間に支えられて、ゼロから始めた有機農業

まず訪ねたのは、東京からUターンして、1997年に有機農業を始めた大畑安夫さんです。眼下にビニールハウスが広がる作業場で、人懐こい笑顔に迎えられました。
「最初はトマトが作りたかったんです。でも有機でいきなり果菜類は難しいんですね。そこで小松菜、ほうれん草、水菜などの葉物野菜を手がけることにしました」。それは農業で生計を立てていく上でのリスクマネジメントでもあった、と大畑さんは振り返ります。

こうしたアドバイスをしてくれたのは、同じく有機の志を持った仲間です。右も左も分からず飛び込んだ有機農業の世界、そこでの不安を一つひとつ乗り越えながら歩んでこられたのも、仲間の存在が大きかったと感じています。
「農業は一人でやっても面白くないですよ。面白くやるなら仲間づくりが大切で、仲間が増えていくことが私にとっては一番の喜びでした。そうすれば情報交換もできるし、販路開拓も一人でやるより効率的です」

2005年には大畑さんが代表となり、生産者同士のネットワーク「いわみ地方有機野菜の会」が発足。08年にはそのメンバーが出資する形で、販売部門の会社も設立されました。現在9経営体17会員の仲間がいます。

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脱サラで有機農業の世界に飛び込んだ大畑さん。「仲間づくりがやりがいです」

夢は、次世代を担う仲間を江津にもっと増やすこと

「会では私が61歳と最年長で、若い世代では30代もいます。いろいろな人間が『こんなことで困っている』『じゃあこのようにしてみては』などと熱心に話し合っています。有機には『こうすればいい』という100点満点の正解がありません。土地や環境でやり方が異なるし、気候や天気の変化によっても違ってきますからね」

大畑さんの農場でも日々の状況を把握し、それを踏まえてスタッフとミーティングをしています。当初11棟だったビニールハウスは現在53棟に、スタッフ数も20人近くに増え、規模が大きくなるにつれやるべきことも増えました。
「だからこれ以上の拡大は今のところ考えていません。これぐらいが適正だと思っています。ただ、仲間はもっと増やしたいですね。いわみ地方有機野菜の会も、私以外みんな隣の浜田市なので、できれば同じ江津市にもっと仲間を増やしたい。それが今の私の夢です」

大畑さんは、子どもたちに食や農の体験を通して地域の魅力を伝えていくことにも余念がありません。
学校給食への野菜の提供、さらに小学生の社会見学、中学・高校生の職場体験、これらはいわば未来への“種まき”。いつか大きな収穫へとつながることを期待しています。
「有機農業を通してたくさんの出会いがありました。今すごく楽しいですよ」と、日に焼けた顔から白い歯がこぼれました。
平成30年度には農林水産省の『未来につながる持続可能な農業推進コンクール』で生産局長賞を受賞したことも大きな自信につながりました。

香の宮F&A

小松菜、水菜など多品目を栽培。スーパー、道の駅や量販店など販路も広がっています

◆有機農業の魅力を体感しませんか?
相談・見学・体験に随時対応いたします。
お問い合わせは【江津市 農林水産課】まで

(有)スプラウト島根 清水啓介さん

中山間地域を活用し、官民一体で取り組むコケ栽培

次に足を運んだのは、江津市でも山あいのエリア、桜江町です。コケ栽培に携わる清水啓介さんと落ち合い、緑深い川沿いの圃(ほ)場に案内してもらいました。

「えっコケ?」と驚く方もいるかもしれませんが、実は江津市では国内外でニーズが高まるコケ作りに力を入れています。そもそもは企業がビジネスチャンスとして着目したことをきっかけに、2015年には行政主導による「52 KOKE PROJECT(ごうつコケプロジェクト)」もスタート。官民一体での生産振興・販売促進が功を奏し、現在では市内に22団体・個人のコケ生産者がいます。

清水さんもその一人で、東京からのUターン就農者です(隣の大田市在住、江津市勤務)。27歳で帰ってきて最初はコメや野菜作りに携わっていましたが、2016年「スプラウト島根」に入社。大麦若葉生産の農閑期を利用して始めたコケ作りは、3年目を迎えました。
「コケの栽培方法はとても簡単なんです。パレットに種ゴケをまいて、水をたっぷりやり、ネットを被せて置いておくだけ。でも1年目は大失敗でしたね。コストを抑えようと安価な防風ネットを使ったところ、枯らしてしまって…。2年目からはその反省を生かして遮光ネットに変え、種まきのコツも分かってスムーズに栽培できるようになりました」

清水さん

「種をまくときは適度な厚みで、隅々までまくことが大事です」と清水さん

需要と供給を結ぶコーディネーターとしても活躍できる

清水さんが栽培しているのは、主に造園などに使われるハイゴケです。あとは乾燥に強いスナゴケを少し、最近では試験的に日本庭園などで人気のヤマゴケも育てています。
中山間地域の休耕田を活用していることもポイントで、適度な日当たりと日陰、朝露、空気中の水蒸気など、コケには最高の条件がそろっています。

「もっとコケ作りを盛んにしていきたい、という夢があります。だから『コケをやりたい』という方が増えてくれたらうれしいですね。江津市自体が新しいことに積極的な町なので、ここなら手厚いサポートのもとで何でも挑戦できますよ」
関心と意欲さえあれば、生産のノウハウだけでなく、商談会への参加などを通して販路開拓やビジネスマッチングについて学ぶことも可能です。また、江津市では生産者同士、あるいは生産者と販売店、そして産地と市場を結ぶ役割として活躍するコーディネーターも募集しています。

最後に、清水さんがパレットを水にくぐらせて見せてくれました。息を吹き返したようにキラキラと輝くコケに、不思議な魅力を覚えます。
「私たちにとってコケは山やあぜ道に生えている身近で見慣れた存在なので、特別なものとして考えていませんでしたが、都会では緑化資材やテラリウムなど新しい価値観と結び付いてニーズがどんどん広がっていますよ」。
その言葉は、江津での就農には多様な可能性が潜んでいることを物語っていました。

島根スプラウト苔

全国展開する建設資材の会社も注目。ますますブランド力を高める江津のコケ

豊かな自然に囲まれた穏やかな人々の表情が、江津市の住みやすさを表しているようでした。
新しい事に挑戦できる環境を行政が全力でバックアップしてくれるところも、就農希望者にとってはうれしい事です。

◆就農についてのお問い合わせは【江津市 農林水産課】まで


■江津市(ごうつし) 農林水産課■
所在地:島根県江津市江津町1525番地
TEL:0855-52-7493
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