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ゼロからのスタートでも就農までを地域ぐるみでサポート! -島根県立農林大学校-

ゼロからのスタートでも就農までを地域ぐるみでサポート! -島根県立農林大学校-

さまざまな野菜や果物の産地として知られる島根県。その中央部、日本海に面した大田市に本校がある島根県立農林大学校(以下、農林大)では、高校卒業直後の方だけでなく、U・Iターンの社会人経験者も積極的に受け入れています。ここで学ぶメリットや島根で就農する魅力を、学校担当者や卒業生に取材しました。地域一丸となったサポート体制も見えてきます。
最後に就農相談バスツアーに関する告知もあります。

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卒業後のビジョンを描きながら就農準備ができる

海岸線に沿うように走る国道9号からすぐの立地に、農林大の大田キャンパスが広がっています。ここの「農業科」には5つの専攻があり、在校生の半数以上が非農家の出身者(内2~3割が女性)。
就職率は雇用就農も含めてほぼ100%です。
教育部長の安達浩美さんに、学びの特色について伺いました。
「午前中は講義、午後は実習という形で、2年間で知識と技術を磨きます。実習では一人ひとりの学生がキュウリ、トマト、メロンなど、それぞれ担当のビニールハウスを持ち、農家としての段取り、チームワーク、責任感などを実践的に身につけていきます。学ぶうちにみんな顔つきが変わり、だんだんたくましく成長していくのが分かりますよ」

「確かな農業の担い手を育てたい」と島根県立農林大学校 教育部長の安達浩美さん

頑張る学生を後押しする体制が整っていることも、注目したいポイントです。
次世代の島根県の農林業をリードする経営者として必要な知識や技術を習得でき、各種奨学金等も充実。
なお、近くには男子寮・女子寮も完備されています。
「こうした環境で農業を基礎から学べる安心感は大きいでしょう。
また、本校には県内の就農に関する情報がいろいろ入ってくるので、具体的な卒業後のビジョンを描きながら在学中から準備を進められることもメリットです」

(野菜専攻)朝収穫した野菜をみんなで袋詰めするなどして出荷している

社会人対象の「短期農業経営者養成科」が誕生

さらに安達さんが朗報を教えてくれました。
農林大では令和2年度から農業科などの入学定員数が増え、あわせて1年制の「短期農業経営者養成科」が開設されます。
「新しい養成科は社会人経験のある方等を対象としたもので、より速やかな就農準備を地域と連携しながら進めていくことになります。農林大での農業技術や知識の勉強と平行して、農地や就農計画の準備を進めることができるカスタム型のカリキュラムです」
また、令和3年度から農業科には「自営就農コース(仮称)」が新設され、農業経営者を目指すために必要な、経営やマネジメント教育の充実も図られる予定です。
「百聞は一見に如かず、まずはキャンパスに足を運んでいただきたいですね。それには毎年開催されている就農相談バスツアーも活用してください。2019年12月のツアーでは学内をしっかり見学していただけるので、初めの1歩にしていただければと思います」

(有機農業専攻)学生たちが生き生きと学んでいる姿が印象的

話を聞いた後、広いキャンパスを歩いてみると、あちこちで学生たちが伸び伸びと学ぶ姿が見られました。
果樹専攻2年生の小平亮介さん(大阪府出身)は、卒業後島根での就農を決め、その準備の真最中でした。
「農林大は先生や仲間との距離が近く、みんなで高め合いながら学べるところが魅力です。地域での実習ではいろいろな方と出会い人脈も広がりました。ここで学んだ知識や技術を生かし、ブドウ農家として日本一おいしいブドウを作りたいです!」
とびきりの笑顔が、学生生活の充実を物語っていました。

(果樹専攻)仲間たちと切磋琢磨している小平亮介さん(右から3番目)

すべての学びを肥やしに、Iターンでブドウ栽培

サラリーマンを経て東京からIターンし、農林大で学んで夢をかなえた卒業生がいます。
出雲市斐川町でブドウ栽培をしている田代稔さん(36歳)です。
ずらりと並んだ10連棟のビニールハウスを訪ねました。
「妻の実家のある島根県で、いつかは就農をと考えていたのですが、知識はゼロ。しっかり学びたいと思っていたところ、就農相談会で農林大のことを知りました。30代で入学したので不安もありましたが、今は行って良かったと自信をもって言えます。私は賃貸のリースハウスでブドウを作っていますが、そういう借り手を探している情報も農林大で得ることができました」

在学中に苗木を植える準備などを進め、2018年春に就農。
現在は本格的な収穫がスタートする2020年に向けて、圃場の手入れに余念がありません。
「ブドウは手を掛けたら掛けただけ、良いものができます。そんなブドウの魅力に出会えたのも、また、どんな肥料をどうやって散布するのがいいかといった工夫する農業の面白さに気づけたのも、農林大で学んだからこそ。苗に関する卒論も実益を兼ねて研究することができたし、今すべてが役立っています」

田代稔さんはシステムエンジニアから農業の世界へ

島根には自営就農を支える仕組みがある

就農後のフォロー体制はあるのか、気になることも聞いてみました。
「もちろんしっかり整っていますよ。県や市の担当職員さんが定期的に訪問して、就農計画に沿って技術や経営の指導をしてくれます。また、地元JAの方からも栽培指導をしてもらえるし、生産組合にも加入させていただいてみんなで助け合っています。島根は自営就農を地域で支える仕組みができているので、不安より期待の方が大きいですね」

田代さんには、ゆくゆくは栽培面積を増やして販路を広げたいという抱負もあります。
斐川産のブドウが流通するのは西日本が中心ですが、いずれは実家のある東京方面にも届けたい。
そのためには人を増やすなど、長い目で経営を考えていかなければならない。見果てぬ夢はまだ始まったばかりです。
「新しいことを始めるのに年齢は気にしなくていいと思います。なかには定年後に60代で農林大に入った方もおられるし、要は本人のやる気次第です。入学すればきっと自分に合った学び方ができますよ」と、これから就農を考えている皆さんに、心強いメッセージを送ってくれました。

約26aの圃場でシャインマスカットを中心に栽培

さいごに

島根県では「ご縁の国しまね 就農相談バスツアー」を開催しています。
東京または広島を発着とし、2019年12月7日~8日に実施(募集期間は11月24日まで)。
農林大をはじめ県内各所の農園を見学する盛りだくさんの内容です。
さらに深く体験したい方にはオーダーメイド形式の現地見学もあります。
気軽に問い合わせてみましょう。

【就農相談会への出展予定】

○大阪会場

2019年11月16日(日)新農業人フェア大阪

○東京会場

2019年11月10日(日)マイナビ就農FEST東京

2019年11月16日(土)、17日(日)しまねUターンIターンフェア2019

※各相談会での事前予約・問い合わせ先:公益財団法人しまね農業振興公社

電話: 0852-20-2872

島根県立農林大学校 詳細はこちら

「ご縁の国しまね 就農相談バスツアー」詳細はこちら

バスツアー チラシ(PDF)

島根県 農林水産部 農業経営課 新規就農者確保・育成グループ
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL.0852-22-6860
FAX.0852-22-5968

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