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畑の害虫図鑑〜カメムシ類編〜【畑は小さな大自然vol.46】

畑の害虫図鑑〜カメムシ類編〜【畑は小さな大自然vol.46】

こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。梅雨明けの時期から増えてくる害虫の一つがカメムシ類です。ピーマンやナスなどのナス科野菜や枝豆や大豆などのマメ科野菜を好み、その口針を刺して中から養分を吸い取るため、野菜の生育不良や変形を起こしてしまうことも。そして何より刺激すると嫌なにおいを発するため、それが特に苦手だという方も多いのではないでしょうか。今回はそんなカメムシ類の種類や防除・対策の方法についてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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カメムシ類による野菜の被害

カメムシ類は4〜10月ごろによく畑に発生し、特に梅雨明け以降から夏後半にかけてがそのピークになります。特にマメ科・ナス科野菜によく発生して被害をもたらします。カメムシ類はその口針(注射針状の口)を植物へ差し込み、そこから養分を吸うことで生きています。そのため養分を吸われすぎた野菜は生育不良や変形を起こすことがあります。

カメムシ類はなぜ臭い?

カメムシといえばあの独特のにおいが特徴ですが、あの臭いにおいは敵から襲われた時など、外部からの刺激を受けた時に、敵への防御策として発していると考えられています。また、そのにおいが仲間への警戒信号にもなっており、においが発生すると周りのカメムシも逃げ出します。

カメムシ類の種類と好む野菜の違い

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