故郷の風景を残したい 地域の人と農家の幸せを目指して

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非農家に嫁ぎながら
家業を継ぐ
故郷の風景を残したい 地域の人と農家の幸せを目指して

テーマ:農業を継ぐ

Profile

島津 千里(しまづ・ちさと)さん

青森県弘前市出身。自営業のご主人と結婚し、育児中にご両親が営むリンゴ畑を継ぐことを決意。2013年に就農し、現在は3人のお子さんを育てながら事業継承に向けて技術を習得中。更に、地域を盛り上げようとイベントなど新たな挑戦を始める農業女子です。

作っているものリンゴ

Q1.農業を始めたきっかけは何ですか?

農家の娘として生まれましたが、農業に対して正直何とも思っていませんでした。でも、大人になるにつれ少しずつ地域の人口が減り、離農が増え、子供の頃に過ごしたリンゴ畑の風景が無くなってしまうんじゃないかと危機感を覚えるようになりました。こんなに素敵な場所が無くなるのを見過ごせないと思い、継ぐことを決めました。
最初は両親の農作業を手伝いながら、「青森県りんご協会」や「農協」の勉強会に参加し、栽培技術を学びました。3女が産まれて間もない頃だったので、勉強会に子供を連れて行ったりもしました。

ちぃちゃん農園

Q2.作物はどうやって決めましたか?

両親のリンゴ農園を受け継いでいます。

ちぃちゃん農園

Q3.土地はどうやって決めましたか?

先代の土地をそのまま使っています。150a程になります。

ちぃちゃん農園

Q4.師匠は誰ですか? どうやって修業しましたか?

りんご栽培の基本や心得などは両親から毎日の作業を通し教えてもらっています。

ちぃちゃん農園

Q5.助けになっている存在は?

起業している先輩やスクール講師。起業について学んでいる最中で、実際に成果をあげている仲間や講師の方から、私が行き詰まったところについて客観的にアドバイスをいただいたり、一歩踏み出そうと思える温かい言葉をいただいています。

Q6.農業をやっていて良かったことは? 逆に良くなかったこととは?

色々なチャレンジが出来ることです。今季はりんご畑に子どもたちを呼んで遊ばせてみました。今後は農家のおかあさんが少しでも楽ができるようにカフェやマルシェ。お惣菜屋さんなどもやってみたいと思っています。今が一番楽しいですね。良くない点は、農業にのめり込み過ぎて大事な家族をないがしろにしそうな瞬間がある事です。家事などを主人や義父母に協力してもらったり、申し訳ない気持ちもあります。

ちぃちゃん農園

Q7.「農業女子あるある」といえることは?

ONもOFFも楽しめるところ。農作業中は恰好など気にせずに集中して、休日は思い切りオシャレを楽しむ!

1日のスケジュール
1日のスケジュール

Q8.おすすめアイテムを教えてください。

手ぬぐい。顔周りをおおったり帽子の下に入れたりと1枚あると万能です。最近はオシャレなものが多くて気分もあがります。

チャート
就農前と後の、満足度の変化
【人間関係について】
就農前は、パートをしていましたが人間関係の煩わしさが大きなストレスになっていました。自然の中で作業することでストレスがなくなりました。

これから農業を始める人へのメッセージ

農業は、自然と一体になって作業ができます。また自分のやり方次第で、一人でも仲間とでも、家族や子供といても自分を試せる場所です。自分なりの“楽しい”を見つけて未来へ繋げられる場所、それが農業だと思います。
島津 千里さん