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現役農家が体感。クボタ130年の実績から生まれる未来の農業にワクワクが高まる!

現役農家が体感。クボタ130年の実績から生まれる未来の農業にワクワクが高まる!

毎年1月に『クボタ新春のつどい 製品展示見学会』を開催しているクボタ。クボタのディーラーをはじめ、株主やサプライヤー向けのイベントですが、現役農家2名をお招きし、展示会すべてを見て、触って、体験していただきました。創業130周年となる2020年の見学会会場には、アニバーサリーモデルや最新のスマート農機、完全無人運転のコンセプトトラクタ『X tractor(クロストラクタ)』もお目見え。テンションも上がり気味のお二人と一緒に、クボタの過去・現在・未来を見学しました。

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入場からワクワクが止まらず、終始笑顔の酒井さん(写真左)と小池さん(右)

農家さんプロフィール

小池 潤さん
株式会社小池農園こめハウス 代表取締役。40町(甲子園球場約10個分)の農場で、農薬や化学肥料を極力使わない、体にやさしい神戸のブランド米『神戸米®️』を中心に、小麦、大豆、野菜等を生産。

酒井 貴弘さん
農業法人アイ・エス・フーズ徳島株式会社 代表取締役。約40名の従業員とともに、有機肥料やメーカーと共同開発した液肥を使った農業を展開。ネギの出荷量は年間1000tを誇る。ベトナムでも栽培をし、国内に輸入をしている。


<クボタヒストリーゾーン>

創業130年の歴史を振り返る~歴代トラクタも登場

会場に入り、まず目に飛び込んできたのが「ヒストリーゾーン」のパネル。創業から今日に至るまでの130年に及ぶ歴史が紹介されています。

クボタは1890年、鋳物メーカーとして産声をあげました。分銅や日用品鋳物で培った技術を応用し、1893年に日本初の「水道用鉄管」の製造を開始。この水道用鉄管は伝染病の蔓延を防ぎ、多くの人の命を救ったのだそうです。
「技術的に優れているだけでなく、社会の皆様に役立つものでなければならない。」という創業者の信念は、当時から今に至るまでクボタの変わらぬテーマとなっています。
さらにそこから「農工用石油発動機」を開発し、1947年には「耕うん機」が登場。現在の農業機械事業につながっているのです。

130年の歴史、130周年記念モデル、新製品・最新スマート農機・ICTシステム、未来が待ち遠しいコンセプトカーなどが会場狭しと、来場者を魅了する

会場には1978年に発売された、クボタ初の『乗用畑作トラクタT15』や『リバーストラクタL1-R225』など懐かしいトラクタの展示コーナーが。ここで酒井さんの目がキラリ。スタッフの話に熱心に耳を傾けました。

酒井さん:すごい。シートも取り外せるのですか? ステアリングも付け替えれば、Uターンしなくても前後の進行方向を変えられるなんて!

小池さん:本当にすごいですね。初めて見ました。

酒井さん:これは1987年のモデルですけど、タイなどの東南アジアでは今でも絶大な人気らしいですよ。20年以上前の製品も、まだまだ現役で活躍しているとニュースで見ました。

クボタトラクタは、タイでも大人気。海外には、耕うん機やトラクタのことを「クボタ」と呼ぶ国もあるそうです。

<130周年アニバーサリーゾーン>

カッコいいモデルは若者にも人気

「130周年アニバーサリーゾーン」では、トラクタ『SL350-GS』、田植機『NW8S』などの130周年アニバーサリーモデルがズラリ。

130年の感謝を込めて誕生した130thアニバーサリーモデルのラインアップ

小池さん:この田植機『NW8S』は、まさに購入を検討しているところです。魅力は使いやすさと強度。
GPSを活用して、タイヤがスリップしても一定の株間と施肥量をキープする機能がついているんだそうです。130周年記念モデル限定のキャノピもしっかりしたつくり。頑丈そうです。

酒井さん:アニバーサリー機のトラクタはメタリックカラーなのですね。うちは従業員の平均年齢は30代と若いので、「かっこいいモデルに乗りたい」という気持ちはみんな持っていますね。

小池さん:そうですね。アニバーサリーモデルのオレンジメタリックカラーは、本当に美しいですね。

田植機『NAVIWEL』のアニバーサリー機は大型のキャノピを装備。強い日差しの下でも快適な作業ができる

<新製品ゾーン>

自動運転トラクタなどスマート農業を実現する新製品が目白押し!

新製品ゾーンに進むと、自動運転農機『アグリロボトラクタMR1000A』や、『アグリロボコンバインDR6130A』の堂々たるボディが目白押し。圧倒的な存在感を見せつける迫力の体躯と、最新のICT性能にお二人は興味津々です。まさにスマート農業を実感できる製品が出迎えてくれます。

酒井さん:自動運転のトラクタ?すごいですね! テンションが上がります(笑)

小池さん:作業ルートの作成・走行・作業もすべて自動でおこなってくれるなんて、本当にすごいです。

お二人の驚きは当然ながら、実は小説やテレビドラマで話題になった自動運転は、クボタの最先端の技術を駆使してすでに実現されています。
さらに自動運転に加えて、機械とICTシステム(KSAS※)がつながることでより省力・高効率な農業経営を目指す。これこそが、クボタが考えるスマート農業なのです。

※「KSAS」とは、クボタが提供する農業経営支援システム「クボタスマートアグリシステム」の略

そんな話をしていたと思ったら、お二人の姿が見えない…いました!
『アグリロボMR1000A』の運転席には酒井さんの姿が。「乗り心地は最高ですよ!」。先進技術が満載の機械の前では、大人も思わず童心にかえってしまうようです。

『アグリロボトラクタMR1000A』は、耕うん・代かきなどの作業で自動運転が可能

小池さんはクボタ最大クラスの馬力を誇るトラクタ『M8』の前に。スタッフの方に頼んで、最新機種とのツーショット写真もバッチリ。「2016年に発売されたM7にも注目していました。大型機械はやっぱり夢がありますよね。都市近郊の私が使うことはないのですが」と言いつつニコニコ満足気です。

2020年に北米で発売予定のトラクタ『M8』シリーズ

<Kubota Future Zone&試乗・体験ゾーン>

完全無人のコンセプトトラクタが登場!

人工知能(AI)や電動化技術を備えた完全無人のコンセプトトラクタ『X tractor(クロストラクタ)』

広い会場の中央、「Kubota Future Zone」では、夢のトラクタ『X tractor(クロストラクタ)』が来場者の視線を集めていました。自動運転農機の研究開発を進めてきたクボタが、農業のさらなる課題解決に向け、先進技術を多数盛り込んだ技術開発のひとつの方向性を示すコンセプトモデルです。

完全自動運転のため運転席はなく、ボディもSF映画に出てきそうな流線形。AIが天候や生育状況などから適切な作業を判断・実行してくれるので、広大な農地に足を運ぶ必要もないというまさに夢のトラクタです。

主な特徴は、次の4点。「未来を感じさせるデザイン」「人工知能による完全無人作業が可能に」「完全電動で環境に優しい農作業」「1台で多様な作業に対応」。これだけの特徴を知るだけでも、ワクワク感に拍車がかかりますね。

そして屋外には、直進アシスト機能付トラクタ『SL350-GS』の試乗コーナーが。
最初に始点と終点を登録しておけば、2行程目以降は基準線に対し自動で並行走行ができること、肥料補給などで中断した位置を記憶すること、そこから再開できることなどの機能の説明を受け、いざ、出陣!

手を放しても自動で直進!凹凸があっても直進をキープするSL-GS(2020年1月発売)

――乗ってみてどうでしたか?

小池さん:両手を放したまま、障害物の上に乗り上げてもコースを外れることなくまっすぐ進みました。思ったより精度が良いですね。代かきなどは水が入っていて直進が難しく仕上がりにも影響するので、ハンドルを握らなくてもこれだけ精度よく直進できると楽ですね。

酒井さん:まっすぐ進むって難しいんですよね。直進作業は簡単そうでむしろ緊張するもので、経験の少ない農家にとってはやはりストレスの多い作業。自動化できるとラクになりますね。

私の農場では、うね立ての直進精度にはとてもこだわっています。うねがまっすぐだと、きちんと管理されていることがお客様にも地主さんにも伝わり、信頼につながるからです。営業的にもまっすぐであることは重要なんです。

約2時間、会場をじっくり見学したお二人。これからの農業についても想像を巡らせたようです。

小池さん:どのコーナーもワクワクしました。「130年の実績」を踏まえた上での「今」と「これから」という広い視点を持てたのもよかったですね。一番印象に残ったのは、コンセプトモデルの『X tractor(クロストラクタ)』。コンセプトが示す未来に向かって、農業は何ができるんだろうと考えながら見ていました。

酒井さん:私も本当にワクワクしたし、おもしろかったです! 機械が自分でほ場まで行ってくれて、人間は事務所でパネル操作をするだけでいいとしたら。クボタさんが描く農業の未来を見て、とても楽しみになりました。私もKSASに加入しているのですが、これからもスマート農業を取り入れていきたいと思っています。

小池さん:任される農地が年々増えていくこともあり、省力化は絶対に必要ですね。自動化によって、経験のない従業員でも、ベテランの人と同じ作業ができるなら効率もかなり上がります。働き方改革もできますね。

酒井さん:農業ってきつくて儲からないというイメージがあって、私自身、最初は農家になろうとは全く思っていなかったんです。でも今は、農業って儲かるしかっこいい、と思いますし、より多くの人にも思ってもらいたいです。

省力化ができて、若い従業員も夢を持てるような機械を期待しています。特に野菜作は機械化がまだまだできていないので、栽培体系に合わせてカスタマイズできる機械などがあると助かります。

小池さん:今回の体験を通して欲はいくらでも出てきますが、未来の農業をワクワク感じられたのは、事実です。

酒井さん:私も同感ですね。一言、ワクワクにつきます。

まとめ

会場に足を踏み入れた瞬間、小池さんが一番に呟いたのは「子どもたちに見せてあげたい」の一言。見学後、その思いをさらに強くしたようでした。
「私たち大人でもこんなにワクワクした。子どもならどんなに喜ぶだろう」と続く。
カッコいい、乗ってみたいという純粋な興味は農業への扉を開くきっかけになる。食育に取り組み、大人にも子どもにも農業の魅力を発信している小池さんだからこその発想です。

初対面ながら「収穫量は?」「目標は?」と互いに質問が飛び、会話が弾んだのは農業をいかに夢のあるものにしていくか、真剣に考えているお二人ゆえでしょう。
120以上の国・地域で愛用されているクボタの製品。小池さん、酒井さんのように全世界のユーザーが心を躍らせ、クボタと手を携えて新しい農業に挑戦しているのだと実感しました。


株式会社クボタ

所在地:大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号
問合せ:お近くのクボタのお店まで

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●コンセプトトラクタ『X tractor(クロストラクタ)』動画はコチラ
※URLを変更しました

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