300年続く農家が“イナバ”を即決で選んだ理由
福島県内で2.3haの水稲栽培を手がける佐藤さん(仮名)は兼業農家として、およそ300年続く農業を営んでいます。
農家出身ながら会社員の道を選んだ佐藤さんが兼業農家としての生活をスタートしたのは28歳の時でした。
「きっかけは、父親の病気でした。先代たちが大切に守ってきた家業を自分の代で絶やすわけにはいかないという思いで後を継ぐ決心をしました」と佐藤さん。
その決意を支えているのが家族の存在と言葉を続けます。
「母と妻、妹夫婦が手伝ってくれるので、平日は安心して仕事に行くことができます。自分が継ぐからには新しいことにもチャレンジし、子供たちに格好いい農業を見せたいですね」。
そんな佐藤さんが長年気になっていたのが農機を格納している納屋の老朽化でした。
馬や牛を飼っていた当時の様子をそのまま残す納屋は、竹の骨組みと藁と泥を混ぜた土壁で作られた昔ながらの風情あるもので、多少使いづらくとも、大切に使用してきました。
建て替えのきっかけとなったのは、東日本大震災。
「震災で壁に亀裂が入り、年月を経るごとに壁がはがれ落ちてきました。周囲で遊ぶ子供たちに危険が及ぶ可能性もあると考え、納屋から農業用倉庫への建て替えに踏み切りました」と、佐藤さんは当時を回顧します。
農業用倉庫を建てるとなると、工務店に依頼をするなどし、図面起こしから始まるのが一般的です。
ただし、用途に合わせて自由にレイアウトできるというメリットがある反面、費用がかさみ、工期も長くなるというデメリットもあります。
佐藤さんは農業倉庫の建て替えを模索する中、チラシで『イナバ倉庫・ガレージ』の存在を知ります。
佐藤さんがイナバ倉庫を即決で選んだ理由を、3つのポイントからさらにひも解いてみましょう!
農業用倉庫も“やっぱりイナバ!” 農家に選ばれる3つの理由
佐藤さんが所有する農業機械は田植え機(6条植え)、コンバイン(5条刈) 、トラクター(31馬力)の3台。
それらを高さ、奥行き共に余裕を持って格納できることが農業用倉庫に求める条件でした。
佐藤さんは、次にあげる3つのポイントを理由に即決したと話します。
ポイント1:「高い信頼性」
物置の国内トップメーカーである(株)稲葉製作所。
ネームバリューによる安心感と実績から、頑丈でしっかりしていると、絶大な信頼を寄せられています。
ポイント2:「防犯性」
高額な農機は農家にとって大切な財産。
盗難対策として、開口部となるシャッターの施錠がしっかりできます。
ポイント3:「使い方の多様性」
農機のほか、農業資材や収穫した作物の一時保管、作業場など、用途に合わせてフレキシブルな使い方ができます。
前柱をスライドさせることで、開口部が広がり大型農機の出し入れも安心で簡単です。
「納屋に求める機能を、既製品でありながらここまで揃えているのはさすがイナバさんだと感じました。高さにも広さにも余裕があるため、安心して農機の出し入れができるようになりました。下屋を追加したことで、活用の幅が広がり満足しています。また、将来は野菜の生産も考えていますが、その時の作業場としても使用できます」(佐藤さん)。
以前は鍵のない納屋に収穫した米を入れており、防犯対策のため納屋の入り口に車を置くようにしていましたが、今は倉庫に鍵をかけられるため安心だと言います。
一見、農業用倉庫とは思えない程スタイリッシュな外観に、ご家族も満足な様子。
オプションで取り付けた下屋部分は軽トラックを駐車したり、家族でバーベキューを楽しんだりすることにも活用しているとのことです。
使い方はあなた次第! イナバ倉庫・ガレージが叶える農作業の効率化
近年、人手不足が深刻化する農業において、作業効率の向上を図る農業機械の導入やスマート農業への取り組みが注目されています。
農業の規模が大きくなることに合わせ、大型化した農業機械は既存の納屋に入らないケースも。
高額化した農業機械は今までのように適当に置いておくことも望ましくありません。
それらを安心・安全に格納できる農業用倉庫は、今後ますます必要となることが予想されます。
「長年培ってきた物置の技術を、日本の基幹産業である農業分野に役立てることで、農家の方の安心と安全に貢献させていただきたいと考えています」。
こう話すのは(株)稲葉製作所の虎谷直哉仙台営業所長。同社は大手メーカーならではの大量生産体制で価格を抑えつつ、農家のさまざまなニーズに対応しています。
新しく生まれ変わった農業用倉庫を前に佐藤さんは、今後の農業への思いと抱負を次のように話してくださいました。
「子どもたちが安心して食べることができる米作りを目指し、低農薬栽培にこだわってきました。今後はその技術を野菜にも取り入れ、経営の安定化を図っていきたいと考えています」。
若葉が一段と爽やかに感じられる4月。
農家は間もなく農繁期を迎えようとしています。
農機を運転し、さっそうとほ場を目指す佐藤さんの姿が目に浮かぶようです。
『イナバ倉庫・ガレージ』は標準サイズに加え、奥行き延長タイプ、前面壁タイプなど豊富な製品を展開しています。
農業用倉庫の新築・建て替えをお考ええの方はぜひ、“100人乗っても大丈夫”な『イナバ倉庫・ガレージ』を検討されてはいかがでしょうか。
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