営業せずに情報発信で販売先確保、トータルアクセス140万超えのブログの書き方!

マイナビ農業TOP > 販路・加工 > 営業せずに情報発信で販売先確保、トータルアクセス140万超えのブログの書き方!

販路・加工

営業せずに情報発信で販売先確保、トータルアクセス140万超えのブログの書き方!

連載企画:営業しない農家の売上アップ術

営業せずに情報発信で販売先確保、トータルアクセス140万超えのブログの書き方!
最終更新日:2020年05月11日

農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。このシリーズでは売り上げを伸ばすためのちょっとした工夫をお伝えします。

金なし、コネなし、実力、知識なし。そんな農業ド素人の私が営業をせずに取引先を確保するために選んだ手段が「ブログの発信」でした。情報を発信することによって、メディアからの取材、雑誌の連載、そして営業をせずに野菜を販売することができるようになりました。現在までのアクセス数は140万を超えています。今回は私のブログを使って書き方のテクニックをご紹介します。

まずは始める! これが売り上げアップの近道

私がブログを始めたのは、インターネットで野菜セットを買ってくださっていたお客さんから勧められたことがきっかけでした。前から気になってはいたのですが、「やり方もわからないし面倒くさそう」とやらない理由を正当化し、気が付けば1年が経過していました。そして「とりあえずやってみるか」とスタートしたのが2006年8月。ブログのメリットは無料ですぐに始められることです。当時はホームページを作成するお金もなかったため、ブログがしばらくホームページ代わりになっていました。ブログにはお問い合わせフォームもありますので、そこから注文や取材依頼が来たりして、販路拡大や広報にも役立ったという実感があります。
無料ブログサービスの比較サイトは検索すればすぐに見つかりますので、自分の目的に合ったものを選んでください。中には商業利用が禁止されている場合もありますので注意が必要です。ちなみに私が選んだのは「FC2ブログ」です。理由は、容量が10GB、商業利用OK、無料で使用できるサービスが多かったからです。

まずは軽い気持ちで始めてみましょう!

最初が肝心、スタート時に決める事!

ブログをスタートする際に決めることは3つあります。
①テーマ
②タイトル
③キャラクター作り

①テーマは「農園の発信」

書くテーマはしっかり決めておきます。ここでのブログは趣味の世界ではなく、あくまでもビジネス。自分の農園を発信することです。畑2割、趣味8割の記事はNGです。しっかりと自分の農園を紹介していきましょう。

②タイトルはキーワードが肝心

ブログのタイトル、重要です。私のブログのタイトルは「おいしく健康!新鮮野菜を極める!!」です。農家のブログですので、「タケイファームの農作業日記」とか「タケイファームの農園だより」とつけたくなるところです。しかし、初めは「タケイファーム」の知名度はゼロです。誰が「タケイファーム」と検索するでしょうか? 私が付けたブログのタイトルは「おいしい」「健康」「新鮮」「野菜」、シェフや主婦、野菜に興味がある人が検索しそうなワードは何かを考えて並べただけです。

③キャラクター作りでブログ全体に統一感を

ブログに登場する自分のキャラクターをしっかり作りましょう。ブログの読者はほとんどがあなたと会ったことのない人たちです。記事を読んであなたをイメージします。ブログがあなたと農園の宣伝となり、読者がお客様になる可能性があるのですから、「俺が」というよりも「私が」「僕が」といった方がよいですよね。やはり「ですます調」が無難ですし、読者が受け取りやすく丁寧な印象になります。
「ですます調」の文章の中に、普段の会話が入ることもあります。例えば「このサラダ、マジうめぇ~」と書くよりも「このサラダ、本当においしい」とした方がキャラクターに統一感がでます。「『このサラダ、マジうめぇ~』と私は思いました。」何か変ですよね。

おいしい、健康、新鮮、野菜を並べただけのタイトル

アクセスカウンターは必ず設置しましょう!

ほとんどのブログサービスでアクセスカウンターが無料で設置できます。アクセスカウンターのメリットは日々の訪問者数、トータルの訪問者数が把握できること。何より、ブログを続けるモチベーションにつながります。
私が使用している「FC2ブログ」では無料でアクセス解析も設置できます。これによって、時間別の訪問者数や、検索エンジン(どこでどのように検索して来てくれたか)などもわかり、データ収集にも便利な機能です。閲覧者の多い時間帯がわかりますので、その時間に投稿すればアクセスもあがります。さらにアクセスがあがった記事がどんなキーワードで検索されたかがわかれば、次に書く記事の参考にもなります。

カウンターは続ける上でのモチベーションになります

改行と画像を使って読みやすい記事にするべし!

あなたが何かをネットで調べた時、開いた途端に読む気がなくなったことはありませんか?
読んでもらえなければ次のリピートはありません。読者が読みやすい記事を書くことが必要です。
改行もなく1つの段落に10行も文章が続いていたらNGです。1つの段落には多くて5行、理想は4行までにして改行します。改行ばかり多くても逆に読みにくい場合もありますので、画像を挿入して記事にメリハリをつけ、同時に読者にイメージを伝えます。


改行と画像で読みやすくすること

おすすめの記事カテゴリーはズバリ「How To系」!

ブログでは記事を整理しやすいようにカテゴリー分けができます。私がそうだったのですが、初めの頃、書く記事と言えば、毎日の農作業日記ばかり。農家がやりがちな失敗です。農作業は毎日の事なのでネタとしては豊富にあります。この記事を読んで楽しいのは誰でしょうか? 答えは農家です。農家が読めば勉強になり面白いのですが、農家は野菜を買ってくれません。そうなのです、売り上げにはつながらない記事なのです。ではどうすればよいのかというと、シェフや主婦が読んで勉強になり面白いと思う記事を書けばよいのです。野菜の紹介や調理法、豆知識などの「How to系」がおすすめ。アクセスを増やすリピーターとなりますし、野菜の購入につながります。さらにメディアからの問い合わせにもつながります。とはいえ、私も農家ですので、月に3日位は農作業日記を書いていました。

人気のカテゴリー「なるほど!野菜雑学」は記事数も多い

おまけの虎の巻

頑張って毎日続けてみませんか! 私は2006年8月~2015年3月まで8年8カ月の間、毎日書いていました。アクセスが増えたり、コメントが入ったりするとモチベーションがあがります。ブログを書いたことで営業もせずにタケイファームの知名度はあがりました。情報発信は種まきと同じくらい大切な作業、毎日続けることが大事です。

関連記事
農地がなくても今日からできること・すべきこと【ゼロからはじめる独立農家#03】
農地がなくても今日からできること・すべきこと【ゼロからはじめる独立農家#03】
農業には興味はあるけど親族が農家でない限りどこから手をつけていいのかすら分からないのが農業。農家になるためには農地の取得、農業技術の習得ももちろん必要ですが、今の時代だからこそできる、いややっておくべき準備があります。
超簡単な撮影のコツ3選~SNSへの投稿写真で野菜の売り上げアップ!~
超簡単な撮影のコツ3選~SNSへの投稿写真で野菜の売り上げアップ!~
農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。このシリーズでは売り上げを伸ばすためのちょっとした工夫をお伝えします。 最近…
このシリーズを全部読む
営業しない農家の売上アップ術
営業しない農家の売上アップ術
農業を始めて一度の営業もせずに、栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファームの武井敏信さんが、売り上げを伸ばすためのちょっとした工夫をお伝えします。

関連記事

タイアップ企画

カテゴリー一覧