マンゴーの切り方・むき方! おいしい食べ方や栄養素・効果についても

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マンゴーの切り方・むき方! おいしい食べ方や栄養素・効果についても

マンゴーの切り方・むき方! おいしい食べ方や栄養素・効果についても
最終更新日:2020年06月12日

とろけるような果肉と濃厚な甘さが魅力のマンゴー。ジュースやプリンなども人気ですが、実は栄養がとても豊富な果物です。知っているとよりおいしく食べられる、その食べ方や保存法についてもご紹介します。

そもそもマンゴーとはどんな果物?

マンゴーはウルシ科マンゴー属の果物で、ウルシ科にアレルギーのある方はかぶれたり、喉がかゆくなったりすることもあるので注意が必要です。原産地はインド、東南アジアなどの熱帯地域と考えられています。主な産地はインド、メキシコ、フィリピン、タイ、オーストラリア、台湾などで、世界的にも人気のある果物です。
ペリカンマンゴーと呼ばれるカラバオ種、アップルマンゴーと呼ばれるアーウィン種やヘイデン種、ピーチマンゴーと呼ばれるケンジントン種などさまざまな品種があります。ちなみに私たちがよく言う「アップルマンゴー」という呼び名は通称で、正式な品種名を指すものではありません。リンゴを連想させることから赤い皮の品種はこのように呼ばれています。

赤い皮のマンゴー

日本ではアーウィン種が主流となっており、沖縄県、宮崎県などの産地が有名ですが、ほかにも鹿児島県、熊本県、和歌山県、栃木県など全国各地で生産されています。これら国産マンゴーは5月から8月にかけて旬をむかえます。なかでも有名な宮崎県の「太陽のタマゴ」は選び抜かれた完熟マンゴーの最高級品として今や夏のギフトの定番となりました。また、国内生産量No.1の沖縄県産マンゴーは宮崎県産に負けず劣らずの味の良さに加え、価格もリーズナブル。自宅用にも人気の高いマンゴーです。
国産マンゴーは輸入物に比べて完熟に近い状態で収穫されるため、甘みや香りが強く年々人気が高まっています。

ハウスで栽培されるマンゴー

マンゴーの食べ頃を見分ける3つのポイント

完熟と未熟では食味が全く違うマンゴー。一番おいしいときを見極めて食べたいですよね。ここでは食べごろを見分けるポイントをご紹介します。

皮に張りと弾力があるか

表面がパンと張っていて弾力があるものは食べごろです。逆に古くなると皮にしわが寄り弾力がなくなります。

皮が赤くツヤがあるか

収穫直後のマンゴーはブルームと呼ばれる白い粉が表面を覆い、サラサラとしています。ブルームが消えて表面が赤くツヤツヤになってくると食べごろのサイン。べたつくくらいの手触りでしっとりとしています。

表面に黒い斑点があるものはさける

鮮度が低下してくると黒い斑点が出るものがあります。その部分は皮を少し厚めにむき、早めに食べましょう。

マンゴーの切り方・むき方

1. マンゴーを横にして3等分に切る

マンゴーには中心部に平らで大きな種があります。実幅の狭い方を上にしてまな板にのせ、種を避けるように種の両サイドを3等分に切ります。種のある中心部は1センチほどの厚さです。

2. さいの目状に切る

種の入っていない両サイドの部分は、皮まで切ってしまわないように注意しながらさいの目状に包丁を入れます。

3. マンゴーの底を押し上げる

最後に身の面を上に向けて両端を持ち、皮の中心あたりを押し上げると切り目を入れた部分が開きます。見た目もきれいで食べやすい飾り切りの完成です。

種の周りの身も食べましょう

3等分にした真ん中の種の部分も種周りに身がついていますので、皮をむいて包丁でこそぎ取るなどして食べるとよいでしょう。

マンゴーの栄養や効果は?

マンゴーの鮮やかなオレンジ色の果肉はβ-カロテンを豊富に含み、熟すほどにその量が増加します。β-カロテン以外にもさまざまな栄養を豊富に含むマンゴー。それらの栄養素や効果をご紹介します。

ビタミンC

ビタミンCには抗酸化作用があり、体を酸化から守る働きがあります。免疫力アップなども期待できます。またコラーゲンの生成と保持に欠かせない栄養素です。

ビタミンE

強い抗酸化作用のあるビタミンEは、血管の細胞膜のダメージを防いで血管そのものを健康に保ちます。また、美容にも欠かせない栄養素です。

葉酸

DNAの合成や細胞分裂、造血に関わり、成長に必要なビタミンです。特に妊娠前や妊娠初期には欠かせない栄養素です。

カリウム

体内の余分なナトリウムを排出し、むくみの予防に効果が期待できます。

β-カロテン

体内で必要な分だけビタミンAへと変換されます。皮膚や粘膜の細胞を正常にする働きがあり、免疫力アップや風邪の予防に効果が期待できます。

食物繊維

便通の改善やコレステロールの排出、急激な血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。

マンゴーのカロリーってどのくらい?

マンゴーのカロリーは1個(約195g)あたり125kcalほど。あの濃厚な甘さからは想像できないくらい意外と低いと思いませんか? 100gに換算すると65kcalと、バナナ(86kcal)やリンゴ(54kcal)とそう変わらないエネルギー量です。もちろん食べ過ぎには気をつけなければいけませんが、前述したさまざまな栄養素を豊富に含むことを考えると積極的に食べたい果物のひとつと言えるでしょう。

マンゴーの効果的な保存方法

まずはマンゴーが完全に熟しているかどうかの見極めが大切です。桃のようなやわらかな手触りと芳醇(ほうじゅん)な香りを感じられたら完熟ですが、香りがなくまだ硬い場合は、貯蔵しておき完熟させる“追熟”が必要です。
未熟のものは乾燥しないようにポリ袋などに入れて常温で追熟させましょう。未熟なマンゴーを冷蔵庫に入れてしまうと、それ以上追熟が進まないので要注意。追熟期間はものによりますが、2~3日が目安です。
完熟したものはラップでぴったりと包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。冷やしすぎると香りや食味が落ちてしまうので、なるべく早めに食べてください。
長期間保存したい場合は冷凍保存が可能です。種と皮を取り除き、ひとくち大にカットして冷凍しましょう。半解凍してアイス代わりに食べてもいいですし、スムージーやラッシーなどを作っても。また、ひとくち大にカットしたものをミキサーにかけてピューレにして冷凍しておくのもおすすめ。こうすることでプリンやゼリーへの加工も簡単にできます。

栄養たっぷりでおいしく熟したマンゴーを堪能しよう

β-カロテンや葉酸、カリウムなど栄養豊富な魅惑のトロピカルフルーツ、マンゴー。ぜひ完熟を見極めて無駄なくおいしく召し上がってくださいね。

監修:日本野菜ソムリエ協会

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