震災からの再起を果たした『有限会社I Loveファームおだか』
南相馬市小高区でブロッコリーの生産販売を行う『有限会社I Loveファームおだか』。
2000年の設立以来、北海道から九州まで全国に4拠点のグループファームを展開し、年間を通して作物の安定供給を続けてきました。
南相馬市では約120haの畑にブロッコリーの作付けを行なっていましたが、東日本大震災の影響で一時休業、スタッフは全国のグループファームに移りました。
「南相馬市の再稼働が決まり、私も宮崎県から戻ってきました」と、話すのは執行役員の川島剛紀(かわしま・たかき)さん。
宮崎では代表取締役としてファームの運営を任されていましたが、再稼働を機に迷わず戻ってきたといいます。

収穫したブロッコリーを選別して、箱詰めされたものに氷を入れるための製氷機も完備しています
全国のファームから続々と仲間が集結し、昨年、南相馬市の『I Loveファームおだか』は再稼働を果たしました。
「震災前の畑は使えなかったので、新しい土地探しからのスタートでした」と話す川島さん。
長い間、作物を作っていない痩せた土地での再起となり、現在も土づくりと同時進行でブロッコリーを栽培しています。
一時はバラバラになった仲間と一緒に、再び南相馬市で農業ができる喜びを分かち合っています。
最先端の機材を導入した効率の良い大規模農園
『有限会社I Loveファームおだか』の2020年度の作付面積は51ha。
これは東日本大震災前の半分以下ですが、今後徐々に増やしながら2024年には100haの作付けを予定しています。
現在16棟所有するハウスに加え、8棟の増設計画が進行中です。

『有限会社I Loveファームおだか』代表取締役の吉田さん。
「播種、定植作業、肥料・農薬散布作業など、収穫以外のほとんどの作業を機械でやりますので、ブロッコリー機械化栽培をお見せすることができます」と話すのは代表取締役の吉田博(よしだ・ひろし)さん。

大型の冷蔵施設。箱詰めされたブロッコリーをここで保管しています
ブロッコリーの連作を可能にする当社独自の厳しい栽培基準
一般的に、ブロッコリーは連作が難しいといわれます。
同じ畑で繰り返し栽培し続けることで、病気になりやすく収量が落ちる連作障害を引き起こすからです。
「やり方次第で、連作できるんですよ」と、話す吉田さん。
当社では土壌、播種、育苗、施肥など、独自の厳しい栽培基準を徹底することで、連作を可能にしました。

8月中旬はブロッコリーの種蒔き体験が可能です。どのような過程で種が蒔かれるのか知るのも楽しいですよ
全国のファーム共通の栽培基準を設け、除草剤も一切使わずに、畑選びから、栽培、流通まで自社で行い、栽培状況や生産履歴の情報を開示するなど、安全・安心な作物を継続して作り続ける独自のノウハウを蓄積してきました。
「農業を長く続けるためには、経済的な裏付けが必要ですから」と、吉田さんは安定した収入を確保し、生活できる農業を次の世代に引き継いでいきたいと話してくれました。
厳しい基準で育てたこだわりの作物を、全量確実に出荷する体制を整え、農業で地域経済の活性化を目指しています。
大規模農園『I Loveファームおだか』で見学・体験できる魅力を紹介
南相馬市で唯一と言えるほどの、最新設備や最新機材・機器を取り揃えています。
その設備や機材・機器が実際に稼働する現場を目の前で見られることは「これからの農業」を学べるいい機会になります。
また、ブロッコリー専門で栽培していることでしっかりと体系化された栽培技術が学べます。
安全面にも配慮された独自の栽培基準で栽培され、市場に出荷されるまでの一連の流れが体験できるのは大きな魅力と言えるでしょう。
改めて、同社の「魅力」をまとめると以下の4点になります。
- ブロッコリー機械化栽培に必要な施設・設備が整っている(ミスト状の散水設備を完備したハウスや播種・定植機、肥料・農薬散布機など)
- 生産に加えて自社で調製・出荷施設を有している(ベルトコンベア方式の出荷施設、箱詰め用製氷機や大型冷蔵倉庫など)
- ドローンやロボットトラクターなどのスマート農業技術を実証中(ドローン撮影画像で個体識別をし収穫日を決定など)
- 独自の販売戦略を知ることができる
⇒「種まき、定植、収穫」の体系的な栽培を実現する最先端の機材と設備が見学できます。
⇒機械化されることで無駄なく効率的に出荷まで行う一連の流れが学べます。
⇒実際にドローンやロボットトラクターが稼働する場を見学することで、「これからの農業」の現場を目の前で学べます。
⇒単なる市場出荷ではない、独自の販売戦略など、農業経営についても学ぶことができます。

綺麗に整備された大型農業機械。(左)定植機、(中)(右)農薬散布機(SS)
南相馬市のI Loveファームおだかで学ぶインターンを募集します
「南相馬市は、農業に適した環境です」と話すのは、『南相馬市経済部農政課』の島健太朗(しま・けんたろう)さん。

南相馬市の農業情勢や支援制度、インターンシップについて語ってくれた島さん
南相馬市で就農を考えている方の支援に力を注いでいます。
インターンシップで経験豊富な地元の農家さんと交流し、農業のこと、経営のこと、暮らしのことなど自由に情報交換し、南相馬市を体験して欲しいと話してくれました。
インターンの受け入れ先となる『I Loveファームおだか』では、春採り、秋採り合わせて5品種のブロッコリーを栽培しています。
定植は8月頃、収穫は10月下旬から12下旬、冬季は土づくりと種まき、というように時期によって体験できるメニューは変わりますが、大規模ファームと最先端の機材、出荷・冷蔵システムの見学など、一年中可能な体験もあります。
収穫のピーク時を除き通年でインターン希望者を受け入れています。
就農を考えている方、Uターン希望の方、これからの農業を知りたい方、農業や田舎暮らしに興味のある方など、農業体験をしに南相馬市へぜひ足を運んでみませんか?
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