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冬の間ずっと収穫できる西洋キャベツ「カーボロネロ」の魅力

武井 敏信

ライター:

連載企画:育てるならレア野菜

冬の間ずっと収穫できる西洋キャベツ「カーボロネロ」の魅力

見た目はケールに似ていて結球しない西洋キャベツ「カーボロネロ」。普通のキャベツと違い1回収穫して終わりではなく、冬の間次々に成長してくる葉を何度も楽しむことができます。今回は、スペースが限られている家庭菜園にもおすすめのカーボロネロの魅力にせまってみたいと思います。

西洋野菜をはじめ珍しい野菜を年間約140種類、19年間で350種類以上栽培し、それらを直接レストランへ販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)が、レア野菜の魅力や育て方のコツを余すところなく紹介します。

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カーボロネロとは?

カーボロネロは別名「黒キャベツ」と呼ばれる結球しないキャベツです。イタリアのトスカーナ地方が原産で、日本ではまだ一般的な野菜ではなく、百貨店の西洋野菜のコーナーやマルシェなど、限られたところでしか見られません。
見た目はケールのようで、株元から葉が何本も生えてきます。その葉はサボイキャベツのように表面の凹凸があり、黒っぽい濃緑色をしています。
葉は硬く生食向きではありませんので、どちらかというと煮込み料理や炒め物、パスタに加えるなどの加熱調理に適しています。

カーボロネロ

結球しないキャベツ「カーボロネロ」

カーボロネロのおすすめの食べ方

調理のポイントは加熱して使う

カーボロネロの葉の中央に入る葉脈は太くて硬いので、炒め物などにする際は葉の部分と切り分け、葉脈はみじん切りにすると食べやすくなります。

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