紫外線B波(UV-B)を活用し、イチゴうどん粉病やハダニ対策! 減農薬や省力化をサポート

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紫外線B波(UV-B)を活用し、イチゴうどん粉病やハダニ対策! 減農薬や省力化をサポート

紫外線B波(UV-B)を活用し、イチゴうどん粉病やハダニ対策! 減農薬や省力化をサポート
最終更新日:2021年01月06日

イチゴ農家を悩ますイチゴうどん粉病やハダニの対策に紫外線B波(UV-B)が有効だというのは、ご存知でしょうか?パナソニックの『UV-B電球形蛍光灯セット』を導入し、イチゴうどん粉病を克服した大阪の観光イチゴ園を訪ね、その効果や使い勝手などを取材しました。

観光農園だからこそ、より安心・安全な防除を!

大阪府貝塚市で観光農園『たなかの苺』を経営する田仲仁吉さんは、農家の家系だったものの、家業を継がずに繊維関係の会社を経営。60代での引退を機に、保有する田んぼにビニールハウスを建てて、イチゴの観光農園を始めます。

パナソニック ライティングデバイス株式会社

「いまさら米づくりを始めても面白くないなと思い、育てたものを自由に食べてもらえるイチゴの観光農園だったら楽しいんじゃないかとチャレンジしました。手間のかかる収穫作業もお客様がやってくれるしね」と、仁吉さんはイチゴ栽培を始めた経緯を笑顔で話します。

2006年にスタートし、現在は年間18000人が訪れる観光農園に成長しましたが、開業して2~3年間は実や葉に白いカビが発生する「イチゴうどん粉病」に悩まされます。

「観光農園は評判が大事なんです。生育不良はもちろん痛手なのですが、白いカビのついた実や葉は農園のイメージダウンに直結するので、なんとか対処しなければと、農薬の散布回数を増やしたものの、手にとってそのまま食べるイチゴに何度も散布することに違和感がありました」と、当時を振り返ります。

もっと安全で、安心して食べてもらえる防除方法はないか…そう考えていた時に出会ったのが、パナソニックの『UV-B電球形蛍光灯セット』です。

パナソニック ライティングデバイス株式会社

紫外線の力で「イチゴうどん粉病」を抑制

パナソニック ライティングデバイス株式会社が製造・販売する『UV-B電球形蛍光灯セット』は、植物に紫外線B波(UV-B)を照射することで、植物の免疫機能を活性化させ、イチゴうどん粉病などの病気の発生を抑制するシステムです。

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そのメカニズムは、UV-Bを浴びたイチゴが、体内の抵抗性遺伝子を活性化させて、感染抑制タンパク質を生成することで病気などへの感染を抑えるというもの。

つまり、UV-Bの適度な刺激が植物自身の免疫力を高め、ハウス栽培でも露地で育てたかのような強い株に育てることができるのです。

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『UV-B電球形蛍光灯セット』を導入した田仲仁吉さんと二代目の正憲さん

改善策をインターネットなどで調べる中で見つけた「イチゴうどん粉病の新しい対策」に、当初は半信半疑だったと仁吉さん。

UV-B光源を使ったイチゴうどん粉病対策の実証試験を行っていた兵庫県立農林水産技術総合センターを見学し、そこで栽培されていたイチゴの実や葉の色の鮮やかさを目にし、すぐに導入を決めます。

「導入以後、イチゴうどん粉病の被害はピタッと止まり、対策剤を使うことが無くなりましたね」と仁吉さん。

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導入することで、減農薬や作業の省力化も

『UV-B電球形蛍光灯セット』は設置作業も簡単。設置数は1000㎡当たり60本が目安です。一般的な電球形蛍光灯と同じ仕様なので、適切な高さ(株上1.2m)と間隔(3~5m)でソケットを設置すればOK。取り付け作業だけなら自分たちで行える手軽さもポイントです。

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さらに、「夜間の照射3時間」と使い方もシンプル。タイマーを活用すれば手を煩わせることなく深夜電力を活用でき、紫外線が作業者の目や皮膚などに悪い影響を与えるリスクも防げます。

その照射効果は、約4500時間も持続する長寿命を実現。年間8カ月間の点灯で、およそ6年間に相当します。

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「苗づくりの段階からほぼ1年中照射している」と活用時期を教えてくれたのは二代目の田仲正憲さんです。定植してからの薬剤散布は、回数が1/3ほどに減り、冬から春の客入れ期間には全く行っていないと『UV-B電球形蛍光灯セット』に信頼を寄せます。

▼紫外線照射によりハダニは増えない(兵庫県立農林水産技術総合センター)▼

また、『UV-B電球形蛍光灯セット』はイチゴうどん粉病だけでなく、ハダニ類にも一定の抑制効果が認められています。

UV-Bをハダニの卵に照射する(3時間照射後、日の出まで3~4時間の暗黒の時間が必要)ことで、ふ化率を低減することが可能です。葉裏に隠れるハダニにもUV-Bが届くように反射シートを併用すれば、イチゴうどん粉病の抑制効果もアップします。

▼エビデンス情報・全国の導入事例はこちら▼
紫外光照射を基幹とした イチゴの病害虫防除マニュアル(農研機構)

 

紫外線B波(UV-B)を活用した防除の取り組みは、減農薬による「コスト削減」だけでなく、「作業負担の大きい農薬散布の省力化」という面でも注目されています。

イチゴ以外ではバラやキクなどの花卉栽培で『UV-B電球形蛍光灯セット』が導入されており、メロンやトマトなどへの実証実験も行われています。

<参考>
UV-B照射と高リコピン品種による機能性トマトの高品質安定生産(兵庫県立農林水産技術総合センター)

うどん粉病やハダニ対策でお悩みの方、減農薬や農作業の省力化に取り組んでおられる方は、パナソニックの『UV-B電球形蛍光灯セット』を検討してみてはいかがでしょうか?
 

<取材協力>
たなかの苺
〒597-0041大阪府貝塚市清児300
TEL:072-486-0015
ホームページはこちら
営業期間:12月中旬から6月上旬まで
 

<お問い合わせ>

パナソニック ライティングデバイス株式会社
お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-878-213(平日9時~17時)
ホームページはこちら

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