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栽培管理がしやすく、アフターフォローも万全。肥料メーカーが考案した『ジャット式イチゴ高設栽培システム』の真価

栽培管理がしやすく、アフターフォローも万全。肥料メーカーが考案した『ジャット式イチゴ高設栽培システム』の真価

摘み取りやすさや清潔感の高さから、観光農園を中心に導入が進むイチゴの高設栽培。栽培管理のしやすさや作業負担の軽減など、導入メリットは多岐にわたります。しかし、土耕と比べて培土量が少ない高設栽培は生理障害が起こりやすく、肥培管理の難しさに直面することも多々あります。そんなイチゴ農家の悩みを解消するのが『ジャット式イチゴ高設栽培システム』。エリア担当者による導入後の栽培フォローが手厚く、ユーザーや農業普及所の勧めで採用を決めるイチゴ農家も増えています。本稿では、『ジャット式イチゴ高設栽培システム』が支持される理由を、導入農家の声を交えてひも解いていきます。

肥料メーカーが考案、培土量の多さが栽培のカギ

作業負担の軽減や観光農園の集客アップなど、イチゴ高設栽培はメリットが多い一方で、肥培管理を一歩間違えるとリカバリしにくい難しさもあります。定植後の根張りの悪さや生育不良、食味が今一つなどは、よく聞かれる悩みです。数ある高設栽培システムの中でも、秀品多収を実現する「栽培」の観点で考案されたのが『ジャット式イチゴ高設栽培システム』(以下、ジャット式)です。

システムを手掛ける株式会社ジャットは、もともと肥料メーカー。生産者と共に現場で培ったイチゴ生理・栽培のノウハウをもとに、2001年に『ジャット式』を開発しました。栽培管理のしやすさ、有機肥料施肥による食味のよさ、アフターフォローの充実などが好評を集め、観光農園や新規就農者を中心に導入事例が増えています。

2019年12月、千葉市に観光農園「さんたファーム」を開園した金巻燦太さん、篠崎俊介さんが導入したのも『ジャット式』でした。

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『ジャット式』の所感を話してくれた金巻さん(左)と篠崎さん

「新規就農で作物をイチゴにすると決めてからは高設栽培の一択でした。各地の農園を見学させてもらって、やっぱり培土量が多いほうが肥培管理しやすいことがわかりました。作物が本来の味になるし、根も息苦しくないだろうなと思って『ジャット式』を選びました」と、金巻さんは導入の経緯を語ります。

「最先端の科学技術とかではなくて、作物のためにシンプルにやるべきことが落とし込まれているので、現場で運用しやすく失敗しにくいと思います」。篠崎さんも、導入初年度の感想を話してくれました。

「どの設備でも水を与えることは簡単ですが、大事なのは排水です。根が伸びるにためには気層が必要なんですよ」と話すのは、ジャットの吉岡秋人さん。高設担当として技術相談はもちろん、図面作成などの施工サポートも手がけています。

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『ジャット式』の特長を語る吉岡さん

『ジャット式』の特徴は、培土と排水の2層構造。内側の培土シートは強度があり1㎡あたり60ℓの培土が入ります。特殊な編み方で排水性を高め、根毛が編み目を通って外に伸びて止まり、根巻きや根腐れが起こりにくくなります。外側の排水シートは水を満水状態に溜めることができ、定植時は根の活着を促し、栽培終了後の除塩や太陽熱消毒にも役立ちます。一般的な高設栽培用の培土は2~3年で入れ替えが必要ですが、ジャットが独自に調合した活性炭・軽石を含む培土は、導入先で約20年間使用されている例もあります。

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近年、ユーザーの声により開発された果梗枝(かこうし)折れ防止シートも独自の設計です

導入後も継続的な栽培指導、秀品多収をサポート

取材に訪れた同日、さんたファームではジャット主催の『イチゴ高設栽培現地視察会』が開催されていました。同社技術参与の岩男吉昭さんが、実際にイチゴの生育状況と設備を見ながら、栽培の悩みに対して解決方法を解説します。参加者は、ユーザーを中心に、導入検討者、県やJA職員とさまざま。千葉県、埼玉県、神奈川県、遠くは長野県の生産者も足を運んでいました。

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視察会では岩男さん(右から2人目)の話に参加者が耳を傾けていました

例年、秋に開催される視察会では、イチゴを休眠させない管理のポイントが岩男さんから語られます。低温や日照時間の短縮で起こりうる生理障害を例に、施肥、潅水、加温の方法などが伝授され、生産者はメモを取りながら聞いていました。

「就農2年目で経験が浅いので、岩男さんやベテラン農家さんに作物を見てもらうのは緊張感もありますが、皆さんに自分たちの成長を見てもらえたり、先輩農家さんにアドバイスをもらえるのは充実した時間です」と金巻さん。

「日ごろから営業担当者がこまめに農園に来て栽培技術を教えてくれますし、LINEで写真を送って相談することもあります。全国の情報が手に入るし、設備や肥料にお金を使ったとしても高くないです」と言葉を続けます。篠崎さんも「本当に何かあったらすぐに飛んで来てくれるんですよ」と、同社への信頼を話してくれました。

『ジャット式』でつながる、イチゴ生産者たちの思い

さんたファームは、栽培面積20aの広く美観的な連棟ハウスに、カフェスペースを併設したおしゃれな観光農園です。農業と園芸を学んだ金巻さんは栽培を主に担当。ネット通販会社での業務経験がある篠崎さんが経営管理を担当しています。

2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、観光農園は一時期休業を余儀なくされましたが、「待機しているだけではもったいない」と、冷凍設備を導入。自分たちで摘み取って販売する体制に切り替えました。削りイチゴを販売するためにキッチンカーも購入。今後は設備をフル活用して、東京都内のイベントにも出店して千葉産のイチゴをたくさんの人に食べてもらうことが目標です。

「栽培は教わることばかりですが、販売方法など、私たちが共有できることもあります。何の情報やアドバイスもなしに就農できたわけではありません。いろいろな農家さんで見学させてもらい無料で情報をもらってここまでこれたので、次は私たちが恩返しをしたいですね」。金巻さんはこのように展望を述べ、取材を締めくくりました。

高設栽培システムを導入したらイチゴができるわけではありません。ジャットでは、作物の変化を確認しながら適切な肥培管理ができるように、全国5カ所の拠点から社員が導入農家へ出向いてアドバイスをしています。
土壌管理と施肥管理のノウハウはジャットの強み。農家の高収益を実現するために情報共有や広報活動にも注力しています。こうした栽培指導のみならず、イチゴ栽培に取り組む生産者同士のつながりもまた、『ジャット式』だからこそ得られる大きな財産と言えるでしょう。

同社では、各地で現地検討会等を開催しています。興味のある方はぜひ、ジャットの話を聞いた上で検討してみてはいかがでしょうか。

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