「追肥の作業時間が50%減った」。省力化と収量アップを実現した穂肥施用の方法とは|マイナビ農業

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「追肥の作業時間が50%減った」。省力化と収量アップを実現した穂肥施用の方法とは

「追肥の作業時間が50%減った」。省力化と収量アップを実現した穂肥施用の方法とは

稲の生育状況を見極めて追肥するのは、その年の収量や品質を左右する重要な作業です。しかし、適期である夏場の穂肥作業は大変な重労働であり、圃場が広いと作業時間の効率も考えなくてはいけません。そうした問題を解決するのが、OATアグリオ株式会社が販売する液状複合肥料『まるとく液肥』です。導入によって作業効率が劇的に改善したという静岡県袋井市の生産者へ効果と使用感を伺いました。

液肥の流し込みで、追肥の負担を大幅軽減

田植え前に肥料を施す基肥の後、生育状況を見極めながら行う追肥。地域や品種により前後するものの、基本的には出穂25日前ごろ(幼穂形成期)が穂肥施用の適期とされています。つまり、水稲農家は7~8月の猛暑下に穂肥作業を行う必要があり、重い動力散布機を背負って畦畔から散布するなどの重労働ぶりは想像に難くないでしょう。加えて、肥料成分を圃場へ均一に散布できるかは生産者の技量によるところが大きく、適期に追肥したとしても生育のバラつきや葉色ムラが生じるケースも珍しくありません。

こうしたお悩みをお持ちの方にお勧めしたいのが、液状複合肥料『まるとく液肥』シリーズです。中でも穂肥に最適な『まるとく液肥和み』は、アンモニア性窒素、硝酸性窒素、水溶性りん酸、水溶性カリをバランスよく含み緩効性と速効性を併せ持つほか、食味をよくするアミノ酸(グリシン、リジン)や吸収性がよく根群の充実が期待できる亜りん酸を配合しているのが特長です。

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水田の水口から灌漑水とともに圃場へ流し込めるため、機械を使うことなく誰でも簡単に施用できます

また、何と言っても水田の水口から流し込みで施用できるため、生産者にとっては時間と労働力の大幅な削減に繋がるほか、圃場全体へ均一に施用することができるのもポイントです。ここからは、『まるとく液肥和み』を使って作業時間を大幅に削減したほか、収量の向上まで実現したという農家の事例を通じて、その驚くべき効果の背景を紐解いていきます。

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同社が行った『まるとく液肥和み』の実証実験では、 圃場全体へムラなく施用できることが確認されました。その結果、 品質向上や収量増加に寄与する成績も得られました

作業時間と労力が半減。約1時間で簡単に穂肥施用が完了

静岡県袋井市の長谷川政二さんは、コシヒカリ(24ha)を中心に小麦(10ha)や大豆(3ha)、飼料米やWCS(13ha)を栽培する地域農業の第一人者です。農業歴は約20年。父親が始めた農業を継いで以来、耕作地を着実に増やしており、現在では就農当初の約2倍にまで耕地面積を拡大してきました。農作業は基本的に長谷川さん一人で行うため、水稲はコシヒカリに統一して作業の適期を逃さないようにし、高品質なお米の生産を心掛けています。

水田への施用は元々、10aあたり窒素を2kg、幼穂形成期には6kgを投入していましたが、圃場規模が大きくなるにつれて作業の省力化を念頭に置くようになったという長谷川さん。これまで基肥で全量を投入する一発肥料を試すなど方法を模索してきましたが、昨今は猛暑や長梅雨などの天候不順もあり、肥料成分の早期溶け出し等により肥料切れを起こして収量が安定しないという課題に直面していました。微量でも幼穂形成期に追肥を施す方法はないか。試行錯誤する中で出会ったのが、『まるとく液肥和み』でした。

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『まるとく液肥和み』導入までの経緯を話す長谷川さん

2020年から使用開始した『まるとく液肥和み』の使用感を問うと、開口一番「成分が圃場全体にいきわたるのがいい!」と話してくれた長谷川さん。流し込みで追肥した圃場では、「コンバインで稲を刈った時から(導入以前と比べて)あからさまに違った」というほど、格段に収量がアップしたそうです。長梅雨の影響で稲が徒長した圃場では、『まるとく液肥和み』を殺虫殺菌剤に混ぜてブームスプレイヤーで散布し、実入りの良さを実感したといいます。

「追肥の流し込みは1時間ほどで終わるようになり、(これまでと比較して)作業時間と労力が50%以下に減りました。セットしたらその場にいなくて良いので他の作業もできますね」と、満足そうな表情で語ってくれました。

現場の声から生まれた使い方

『まるとく液肥』は外箱のまま滴下調節用のコック(別添)を取り付けるだけで、均一な量の肥料を圃場に流し込める簡単さも特長の一つですが、こうした使い方は長谷川さんの一声により生まれた背景があるのだといいます。

『まるとく液肥』は元々、野菜や果樹向けとして開発された製品でしたが、作業効率の観点から液肥を探していた長谷川さんの目に留まります。そこで、箱からそのまま使えるように専用のコックを付けたら水稲にも使えるのではないかと販売元のOATアグリオ株式会社へ逆提案。この意向を受けて、同社も即座に製品へ反映させました。

農家にとっての使いやすさが光る同製品の背景には、生産現場のニーズから生まれたマーケットインの側面もあったのです。

作物や生育状況等によって選べる3タイプ

『まるとく液肥』シリーズは、『まるとく液肥和み』、『まるとく液肥実り』、『まるとく液肥恵み』の3製品がラインナップされており、生育状況や栽培スタイルによって最適な効果を得ることでできます。スタンダードモデルの『まるとく液肥和み』は「施用の時期が少しズレても、アミノ酸が入っていることで食味が担保されますので、追肥用にお勧めです」と、OATアグリオ株式会社の宮山仁史さんが教えてくれました。

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3タイプそれぞれの特長について話してくれた宮山さん(左)

りん酸主体の『まるとく液肥実り』は根の生長を促し、根張りをよくするほか、窒素成分が入っていないため、倒伏と白未熟を防ぐ効果が望めます。アミノ酸を含有していないタイプの『まるとく液肥恵み』は、少しでもコストを抑えたい農家にお勧め。『まるとく液肥和み』同様、窒素成分がバランスよく配合されており、安定した肥効が得られます。追肥の省力化を考えている生産者の方は、お近くの農協や小売店へ「OATアグリオの『まるとく液肥』について聞きたい」旨、ぜひお問い合わせください。


【問い合わせ】
OATアグリオ株式会社
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町1-3-1
コールセンター
☎ 0120-210-928
(9:00~12:00、13:00~17:00※土日祝日を除く)
FAX 088-685-2460

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