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そば打ち&陶芸体験から米作りの“基礎”まで。1年中が旬の真ん中、宮城県七ヶ宿町で農業体験&スローライフを楽しもう!【旧小学校宿泊付き】

そば打ち&陶芸体験から米作りの“基礎”まで。1年中が旬の真ん中、宮城県七ヶ宿町で農業体験&スローライフを楽しもう!【旧小学校宿泊付き】

移ろう季節の美しさを春夏秋冬、はっきりと感じ取ることができる宮城県七ヶ宿町 。春に咲き誇る水芭蕉、緑萌える夏、黄金色に稲穂が輝く秋、そして山々を真っ白な雪が覆う冬。「1年中が旬の真ん中」というキャッチフレーズにふさわしい町は、いつ訪れても心を満たす魅力にあふれています。そんな七ヶ宿町の農業体験はちょっと、いえ、かなり面白い!旧小学校を(※)コンバージョンしたホステルに宿泊しながら農業、食、アクティビティを思う存分楽しむことができる、本物のスローライフ体験をご紹介しましょう。

※コンバージョン=既存建物の用途を変更し、全面改装を施して新しい建物へ再生させる建築の手法

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水と森の美しいハーモニー。宮城県七ヶ宿町ってこんなところ

宮城県35市町村のうち、もっとも人口が少ない町、それが七ヶ宿町(しちかしゅくまち)です。南は福島県、西は山形県に接する宮城県の最西南端に位置する「七ヶ宿町」の町名は藩政時代、参勤交代路として栄え、町を通る街道沿いに7つの宿があったことに由来しています。町の約9割を占める森林には自然と触れ合える観光スポットが点在。キャンプ場やスキー場などアクティビティ施設も整備され、1年を通して多彩なレジャーを楽しむことができます。

小さな町の中には魅力がいっぱい!

その小さな町のシンボル的存在と言えるのが「七ヶ宿ダム」です。県都仙台市を中心とする仙南・仙塩地域(※)の17市町村、約193万人の暮らしを支えています。「宮城県の水瓶」と呼ぶにふさわしい七ヶ宿ダム周辺には自然休養公園が整備され、自然環境を生かしつつダム湖ではボートや近年人気のSUPなどを楽しむことができます。

※仙南・仙塩地域とは?
仙南地域:白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町
仙塩地域:仙台市の東半分、塩竈市、名取市、多賀城市、岩沼市、富谷市、松島町、七ヶ浜町、利府町、黒川郡大和町の一部、大衡村の一部

高さ77mの噴水は圧巻!迫力満点です◎

町の基幹産業は水稲や特産品であるソバ 、野菜などの農業のほか、林業も盛んです。住民たちは豊かな自然と共存しながら「ここにしかない暮らし」を営み、住み心地の良いまちづくりを行っています。
そんな七ヶ宿町の暮らしを体験できるのが、(一社)全国農協観光協会が提案する「あぐトリ」です。農業などを通じて地域の⽣活を体感し、移住を含めその土地に関わって⽣きていくきっかけをつくる七ヶ宿町ならではの短期研修プログラムをご紹介します。

宿泊先は旧小学校!学校に泊まるワクワク感を体験しよう

コンバージョンによって生まれ変わった「街道HOSTELおたて」の館内。懐かしい小学校の雰囲気を残しつつ、機能的な設備が整っている

七ヶ宿町での短期研修プログラムは12日間。期間中の宿泊先は旧小学校のコンバージョンによって生まれ変わった「街道HOSTELおたて」。懐かしい教室や体育館などの雰囲気はそのままに、大浴場や食堂、まるでビジネスホテルかのような機能性に優れたツインルーム、仲間とわいわい楽しめるドミトリータイプの部屋が完備されています。ホステルを管理する七ヶ宿まちづくり株式会社の渡部 秀文(わたなべ・ひでふみ)さんは、体験研修プログラムのうち、そば打ち体験や築100年の古民家「七ヶ宿くらし研究」で囲炉裏を囲みながら田舎に生きるおもしろさを案内します。さらに、町内の土と水を使った「七ヶ宿焼き」の陶芸体験プログラムも用意されています。

ワークショップでは学校の調理室のような雰囲気の中でそば打ちを体験。打ちたての香り高いそばの味は格別!また、町内の工房では「七ヶ宿焼き」を体験することができます。

「私自身、七ヶ宿町の出身ですが、一度離れたことでふるさとの良さを実感しています。都会のような便利さはないけれど空気のおいしさ、四季の自然の美しさはかけがえのない町の宝です。当社のスタッフのほとんどが移住定住者であることが示すように、一度訪れたらきっとこの町が好きになるはずです」。

Uターンをした渡部さん、実は全日本スキー技術選手権大会出場16回を誇るスキーヤー。 元SAJナショナルデモンストレーターや七ヶ宿スキースクール校長も務める名プレーヤーなのです。渡部さんをはじめ、多くのスキーヤーを輩出している七ヶ宿町は、宮城県内有数のウィンタースポーツの聖地としても知られています。

七ヶ宿まちづくり株式会社の渡部 秀文さん

「サイクリングやSUP、スキーやスノーボード、雪遊びと年間を通してスポーツを楽しめるのも七ヶ宿町の魅力です。ワークショップでは楽しさだけでなく、町の暮らしを不便に感じることも含めてお話できればと考えています。田舎での暮らしは理想とのギャップがあるかもしれません。それをあたたかく包み込むのが七ヶ宿町です。くじけそうになっても大丈夫!わたしたちがしっかりサポートします」。

と、力強い言葉を寄せる渡部さん。ワークショップでは人々のやさしさに触れながら、七ヶ宿町での暮らしを具体的にイメージできることでしょう。

「見えない」仕事こそがおいしい米を育む〜農業体験〜

    

農業体験では翌年の定植に向け、堆肥や土壌改良剤の散布、獣害防止用の電気柵の撤去などを行います。田植えや収穫に比べると地味とも言える作業ですが、この「見えない」仕事こそが米作りには重要と「農事組合法人千年塾」の鈴木 一宏(すずき・かずひろ)さんは話します。

農事組合法人「千年塾」の鈴木一宏さん

「体験期間にあたる11月は収穫を終え、何もない田んぼを前にがっかりされるかもしれません。でも、米作りに大切なのは翌年に向けたほ場作りや管理です。収穫は最大の喜びですが、そこに行き着くためにはさまざまな行程があります。80歳を超えるベテラン生産者が「まだ70回しか米作りをやっていない」と話すように、農業の学びに終わりはありません。それをやりがいに感じてもらえたら嬉しいですね」。

もうひとつの農業体験先である「農事組合法人ライスファーム七ヶ宿」では、水田にカキ殻を散布し炭で浄化した水で育てる「源流米」を主に作付けしています。スタッフの八島 徹也(やしま・てつや)さんはグラススキーの元日本代表。引退後は同組合の一員として米作り行い、農閑期となる冬はスキーのインストラクターとして活躍しています。

グラススキー元日本代表の八島徹也さん(左)と、就農2年目の境 政行さん(右)

「自然環境と水にこだわって育てた源流米はもちろん、米作りは土づくりが大切です。この作業を怠らないことが米作りの基本と言えるでしょう。他にも農道の補修やイノシシの被害から田んぼを守る電気柵の設営・撤去も重要な仕事です。一般的にはあまり知られていない作業を体験することで農業という仕事の本質を感じ取ってもらいたいと思っています」。

体験者には、米を乾燥調整機にかける、袋詰め、電気柵の撤去などの作業を体験していただきます。


   

就農2年目の境 政行(さかい・まさゆき)さんは、ブルーベリー農園と野菜の施設栽培を行いながら、繁忙期はライスファームでアルバイトする担い手のひとりです。

「地元の方々がとても協力的な七ヶ宿町は、自分のような新規就農者にとっても理想の土地です。互いを助け合う風習が根付いているのは、町の風土そのものだと感じます」。

同世代の3人はとても仲良し。取材時の和やかな雰囲気はあたたかな町の風土を表しているかのよう

人口約1300人の七ヶ宿町。人が少ないからこそ人を大切にする、それが町の1番の特長であることを、取材を通して感じることができました。町民を行政の立場でサポートする七ヶ宿町農林建設課の山田 雄紀(やまだ・ゆうき)さんは、移住定住者を支えているのは町民たちの住み良いまちづくりへの思いと話します。

「移住を検討される方は、町に受け入れてもらえるのか不安を抱くことでしょう。これまで145人の移住者を受け入れてきた七ヶ宿町は、移住者=よそものという意識はなく、一緒に町を盛り上げようとする思いがあります。その心こそが不便を不便と感じさせない、不便を楽しむ気持ちを育んでいるのだと思います」。

町民たちのあたたかな人柄に加え、手厚い子育て支援や、住宅支援があるのも七ヶ宿町に移住定住者が絶えない理由のひとつ です。充実の支援内容を知ることで、移住後の暮らしを明確に描くことができますよ。

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町が全力でバックアップ!手厚い子育て&住宅支援

    

七ヶ宿町では、子供が生まれてから高校卒業まで、切れ目のない子育て支援を行っています。出生から高校生まで医療費無料をはじめ、保育料や小中学校食費無料、出産時には子育て応援支援金が支給されます。
また、新築一戸建てに20年住めば家と土地を無償で譲渡する「地域担い手づくり支援住宅(※)」や、新築、リフォームなど住まいの整備にかかる費用を助成するなど、住宅支援制度も充実しています。

▶子育て支援の詳しい内容はこちら
▶住宅支援の詳しい内容はこちら

※地域担い手づくり支援住宅=令和3年度の募集は終了。令和4年度以降は未定。詳しくは問い合わせを。

「切れ目のない子育て支援を行うことで、のびのびと子育てをすることができます。住宅支援制度を活用し、大人も子供も安心して暮らせる町を目指しています」(七ヶ宿町農林建設課の市川 志穂(いちかわ・しほ)さん)。

農業をやりたい、自然の中で子育てをしたい、スローライフを楽しみたい。さまざまな「住みたい」を応援する七ヶ宿町なら、自分らしい生き方、暮らし方が見つかるはず。「あぐトリ」をきっかけに、町の魅力を発見してみませんか?その先には、人生をとことん謳歌する、自身の姿が見えてくることでしょう。

研修の要綱・問い合わせ

研修要綱

日程  :2021年11月8日から12日間
研修場所:宮城県七ヶ宿町地域
宿泊場所:街道HOSTELおたて
体験内容:
●農業体験⇒田んぼへの肥料散布、電気柵の取り外しなど
●地域課題研修⇒そば打ち体験(※1)、陶芸体験(※2)、キャンプ場・スキー場の視察、地方創生について学ぶワークショップなど
持ち物 :長靴、作業用の汚れても良い服(動きやすい服装)、手袋・軍手、合羽(防寒対策と雨天時の作業用)、寝間着
応募条件:
(1)60歳未満の、将来的に農業をはじめ一次産業に関わりたいと考える方で、3大都市圏内の都市地域(※3)、政令指定都市にお住まいの方ならどなたでも応募可能です。
(2)研修の全日程に参加できることが必須となります。詳しくはお問い合わせください。
補助: 現地までの往復の旅費、1日あたり1万円の宿泊手当を支給します。
その他:体験先や宿泊先までの送迎から、レポート作成のアドバイス、研修中の相談など専任のコーディネーターがサポート致します。

(※1) そば打ち体験は有料となります。(1,500円/回)
(※2) 陶芸体験は有料となります。(手びねりコース1,800円/回、電動ろくろコース3,000円/回、いずれも送料別)電動ろくろの台数には制限がございます。混雑状況などにより、手びねりコースへの変更をお願いする可能性がございますので予めご了承ください。
(※3) 詳しくはお問い合わせください。

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研修概要

本研修は、農林水産省の令和3年度農山漁村振興交付金(地域活性化対策(人材発掘事業))の一環として、一般社団法人全国農協観光協会が主体となって企画している研修プログラム「あぐトリ」のひとつです。
「あぐトリ」とは、農業体験や地域の課題解決に向けたワークや取り組みなどを通じて地域の生活を体感し、その土地に移住したり関わって生きていったりするきっかけを作る、短期研修プログラムです。プログラムを通し、農あるくらしで関係人口を創出し、持続できる地域づくりを目指していくことが目標です。
研修先は、経済産業省や農林水産省などが定めた全国津々浦々の「スマート定住条件強化型モデル地区」を中心に全国10地区から選べます。各地域が抱える課題の解決に向け、多様な取り組みを積極的に行っているエリアであるのが特徴です。研修内容も就農研修がメインだったり、地域課題を解決する研修があったりと地域の実情に応じてさまざまです。
「地方に移住したいけれど実際どんな地域なのかわからず不安」「新規就農したいけれどどこで何をすればいいかわからない」、そんな方におすすめのプログラムです。

問い合わせ・申し込みはこちら

一般社団法人全国農協観光協会
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