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農家にとってこれからはデータによる圃場管理が欠かせません。『xarvio(ザルビオ)』で、衛星画像×AI解析を道標に栽培管理を最適化。

農家にとってこれからはデータによる圃場管理が欠かせません。『xarvio(ザルビオ)』で、衛星画像×AI解析を道標に栽培管理を最適化。

2021年、BASFジャパン株式会社は生育のばらつきを「見える化」できるサービス『xarvio(ザルビオ)フィールドマネージャー(以下、ザルビオ)』をリリースしました。衛星画像からAIが解析し、データに基づいた適時的確な農業を叶えるザルビオは、経験の少ない農業者がベテラン農家に引けをとらない生産性の高い農業につながると期待されています。どういった機能があるのでしょうか?導入している新潟県の農家さんに話を聞いてきました。

世界19カ国900万haの圃場を分析、確かなデータの基づく栽培管理を実現

「経験や勘だけに頼らない『考える農業』を目指す人に必要なものなのです」
開発メーカーであるBASFジャパン株式会社の五味剛史さんは、栽培管理最適化プラットフォーム『ザルビオフィールドマネージャー』を、農業界の「これから」を見据えた課題解決の手段になりうると言います。

BASFジャパン

限られた面積で収量を上げるために、農家には作業効率や栽培環境の整備、天候の読みなど、多彩なファクターを総合的に見た上での決断が求められます。さらに後継者育成、圃場の集約、過去にない気候変動など現在農業を取り巻く環境は待ったなしで新しいステージへと進んでいっているのが現状です。

そんな農業界において、衛星画像と15年分の圃場情報を蓄積・解析しているAIを活用する栽培管理最適化プラットフォームザルビオは、水稲と大豆栽培に特化したサービスで、2022年1月下旬より小麦・大麦向けにも一部機能から提供を開始します。その後は、甜菜と馬鈴薯の導入を計画しています。
・葉面積指数に基づく生育マップ「バイオマスマップ」
・地力を示す「パワーゾーンマップ」
・品種・過去の栽培記録・天候などを分析した「生育ステージ予測」
・圃場ごとの病害を警告する「防除アラート」
・圃場のゾーンごとに適切な散布量を知らせる「可変散布マップ」
 
など、さまざまな機能を搭載し、経験年数が少なくてもデータに基づいたイレギュラー対応、適時的確な農業を実現できるツールとして注目を集めています。

「ザルビオの機能は20年以上前からドイツを中心にヨーロッパの研究者が蓄積してきた情報をベースにしており、2021年に日本に実装されました。これほどのデータに基づいたサービスは他では難しいと思います」と五味さんは自信を持って話します。

若手がベテランの経験値に追いつくために

2021年にリリースされたばかりのザルビオにいち早く注目したのが、新潟県胎内市の農事組合法人「サークル柴橋」の柳澤兵庫さんです。柳澤さんが事業部長を務める「サークル柴橋」では、コシヒカリやこしいぶき、新之助などの水稲を78ha、エンレイと里のほほえみの2種類の大豆を22haで生産し、地区の主要な担い手として年々経営規模の拡大が進んでいます。構成員が7名、従業員が4名で、36歳・就農5年の柳澤さんは、自身を含む20代・30代メンバーのノウハウの確立に関して危機感が常にあると言います。

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新潟米の「新之助(しんのすけ)」。きらめく大粒、コクと甘みが特徴です

柳澤さんが、ザルビオと出会ったのは2021年春のこと。「協会のセミナーでザルビオのチラシを見てすぐに連絡を取りました。栽培に特化したサービスを探していたんです。親世代がずっと健康で現場に立ち続けられるとは限りません。何十年というベテランの領域にはそう簡単には追いつけないからこそ、親世代が現役のうちに、確かなデータをもとになるべく彼らと近いレベルに追いついておきたかったんです」と柳澤さんは導入の経緯を教えてくれました。

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圃場の状況とデータの一致に実用性の高さを実感

3ヶ月のトライアル期間を経てザルビオの導入を決め、実際に2021年シーズンを通して使用した柳澤さんが一番頼りにした機能が「パワーゾーンマップ」です。広い圃場においてばらつきのある地力を、人が目視で察知することは非常に困難です。ザルビオを使うことで、AIによる解析データをいつでも手軽に確認できるので、都度、地力が弱い箇所を確認し、ピンポイントで追肥や穂肥を与えることができます。
柳澤さんによると、実際に今年の収量センサー付きコンバインによる収量データとザルビオの「パワーゾーンマップ」のデータはほぼ一致していたので、信頼性の高さを実感したそうです。

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柳澤さんの圃場のデータ。生育度合を色別に確認することができます

もう一つ参考にしているという機能が「生育ステージ予測」。自動更新される最新の圃場ごとのマップ情報に加え、経時変化や前年との比較も加味しながら、作物の成長具合を高い精度で予測した情報が届くので、栽培管理の意思決定を的確に行うことができます。

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生育ステージ予測イメージ

五味さんによると、全国で「生育ステージ予測」を使って経験の少ない20代の従業員も栽培ステージの変化を読み、それに伴う追肥や防除、農薬散布のタイミングを理解して、行動に移せている事例が増えているとのこと。ザルビオのデータを分析することで的確なアクションができるため収量アップや労力削減につながり、経験の浅い若手就農者もベテランに引けをとらない栽培が可能となるのです。

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柳澤さんは「経験年数が少ない人こそおすすめのシステムです。パソコンでもスマートフォンでもデータを確認できるので使いやすいですね。今年度集めたデータを分析して、次年度はもっと栽培に活用できればと思っています」と、笑顔で話してくれました。

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「サークル柴橋」のスタッフさんと。笑顔いっぱいの職場でした

『xarvio(ザルビオ)フィールドマネージャー』詳細はこちら

AIを活用して課題解決、そして「かっこいい農業」へ

ベテランとの経験の差を埋めるだけではなく、ザルビオのサービスは農業を取り巻く環境変化への対応にも柔軟です。例えば温暖化に伴うゲリラ豪雨、長雨といった目まぐるしい気候変動など、何が起こるかわからない昨今の状況は、経験だけでは対応が難しいもの。確かな根拠をもって数値化された情報に基づいて農業をすることは、非常に大きな意味があるのです。

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スマホ・タブレットでも閲覧できます。圃場を見ながら確認も可能です

さまざまな農家からのヒアリングを重ねている五味さんも、「天気推奨散布機能の精度は特に高い評価をいただいています。急に高温になった際に『もう少し早く予測ができていたら対応できたのに』という声を聞くことがありますが、ザルビオを導入していればAIが高温を予測して警告を出してくれるから対応ができるようになる。AIは道標になるんです」と言葉に力が入ります。

現在、農機メーカーの製品との連携サービスも研究が進んでおり、ザルビオで取得・解析したデータと直進田植機の組み合わせで、地力の強さに合わせた可変施肥ができる仕組みが一部の農機で実装されています。

「役立つ機能を多数搭載しているので、経営に対する目的や意識を明確にして、ザルビオでどう課題解決しようかぜひ考えてみて欲しいです。昔は、農業は大変だし汚れるし儲からないしと、ネガティブなイメージを持たれがちでしたが、時代は変わりつつあります。既存の作業管理ソフトで効率化した後は、ザルビオで栽培管理の効率化をして、かっこいい農業を目指しましょう」(五味さん)

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株式会社BASFジャパンでは、ザルビオ導入を検討する農家の皆様向けのウェビナーを1月25日(火)に開催します。テーマは【スマート農業の今とこれから】です。ゲストにスマート農業を実践している二名の農家を迎え、それぞれの視点でスマート農業の今とこれからについて語って頂きます!スマート農業導入をお考えの方、栽培管理や人材育成などに課題を感じている方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。課題解決の道筋につながるかもしれません。

イベント詳細はこちら

※本イベントの申込受付は終了いたしました。

【お問い合わせ先】
BASFジャパン株式会社
『xarvio(ザルビオ)フィールドマネージャー』詳細はこちら
お電話: 0120-014-660 メール: japan@xarvio.info 
営業時間(年末年始祝日は除く):月曜 ~ 金曜 9:00~17:00

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