家庭菜園初心者におすすめ!春夏植え・春夏まき野菜
春夏でも初心者が育てやすい野菜をご紹介します。暑さが苦手な野菜が多いので、15℃以上になったらすぐに種まきを開始してみましょう。
ミニトマト
種まき時期 | 4月~5月 |
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収穫時期 | 7月~10月 |
ミニトマトは家庭菜園初心者でも簡単に育てることができます。さまざまな料理に使えることに加えて、そのままでも食べられる野菜。初めての方や、自信がない方は苗から育てるととても簡単です。
育て方のポイント
水をあげすぎず、少し乾燥させて育てると甘いトマトが育ちます。水をあげすぎると果皮が破裂するケースがあるため注意しましょう。
枝豆
種まき時期 | 4月~5月 |
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収穫時期 | 7月~8月 |
枝豆はお子さんから大人まで幅広い層に人気のある野菜です。お弁当に入れたり、お酒のおつまみにしたりと用途もさまざま。少しのコツを押さえて栽培することで栄養も豊富になり、味も格段によくなる野菜です。
育て方のポイント
枝豆の栽培には水やりが重要です。水が不足するとさやがしぼんでしまうので、乾燥させないように注意しましょう。枝豆の天敵であるカメ虫対策も必須です。
ナス
種まき時期 | 4月~5月 |
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収穫時期 | 6月~10月 |
ナスは家庭菜園で簡単に育てられることに加えて、調理の幅も広い野菜です。一度栽培すると、長い期間に渡って大量に収穫できるのも特徴。家庭の食卓の強い味方になってくれるでしょう。
育て方のポイント
植え付けの際に肥料をしっかりまいて土の栄養を高めることが、美味しいナスを育てるポイントです。また、ナスは連作障害が出る可能性があるため、翌年の栽培は別の土・場所で行いましょう。
ズッキーニ
種まき時期 | 4月下旬以降 |
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収穫時期 | 6月~8月 |
ズッキーニはウリ科の野菜で、家庭菜園初心者でも簡単に育てることができます。加熱調理はもちろん、そのままでも食べられるのでさまざまな料理に活用できる野菜です。
育て方のポイント
ズッキーニは強風ですぐに倒れてしまいます。倒れるとすぐにダメになってしまうので、支柱で支えながら育てるようにしましょう。
家庭菜園初心者におすすめ!秋冬植え・秋冬まき野菜
秋冬には栽培の難易度が低く、初心者でも簡単に育てられる野菜が多いです。また、春夏に比べて害虫も少なくなるので、家庭菜園デビューにおすすめの季節です。
ジャガイモ
種まき時期 | 2月~4月、8月~9月 |
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収穫時期 | 5月~6月、11月~12月 |
ジャガイモは生命力が強いので、初心者にも育てやすい根菜です。あまり手がかからずに育てられるのが特徴で、種まき・収穫のタイミングが共に年2回あります。
育て方のポイント
ジャガイモは水分を多く含む特徴があり、腐敗しやすいです。水はけの良い土で育てましょう。また、光に当たると有毒なソラニンが発生するため「土寄せ」が必須です。
大根
種まき時期 | 9月 |
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収穫時期 | 12月~1月 |
丈夫で比較的どんな土でも強く育つ大根は、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜です。小さい種から大きな大根が育っていくので、家庭菜園のやりがいを存分に感じられます。
育て方のポイント
同じ大根でも、品種によって種まき時期が異なる場合があります。品種ごとに適切な時期にまきましょう。また、深めのプランターで育てるのがおすすめです。
ブロッコリー
種まき時期 | 2月、7月~8月 |
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収穫時期 | 5月~6月、10月~2月 |
ブロッコリーは冬の定番野菜。初心者でも育てやすく、栄養価も大変高いです。長期間「わき芽」を収穫することができるので、楽しみながら栽培できます。
育て方のポイント
ブロッコリーには「春まき」と「夏まき」がありますが、初心者の方は難易度の低い夏まきから始めると良いでしょう。発芽前は暗く風通しの良い場所で、発芽後は直射日光が当たる場所で育てるのがポイントです。
玉ねぎ
種まき時期 | 9月~10月 |
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収穫時期 | 4月~7月 |
玉ねぎは基本的に適量の水と肥料を与えるだけで栽培できる野菜です。簡単に育てられて、非常に多くの料理に使えるため、家庭菜園におすすめです。
育て方のポイント
玉ねぎの栽培はほとんど手間がかかりませんが、15℃前後で育てるようにします。また、追肥のタイミングと害虫の駆除には気を配りましょう。
家庭菜園初心者におすすめ!通年栽培できる野菜
極端な暑さや寒ささえ避ければ、通年栽培できる野菜を紹介します。季節を考慮しなくても良いうえ手間もかからないので、家庭菜園初心者の方におすすめです。
ベビーリーフ
種まき時期 | 基本的に通年 |
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収穫時期 | 種まきから1か月後 |
家庭菜園初心者におすすめの野菜の筆頭格、ベビーリーフ。栽培期間も非常に短く、プランターすら必要ありません。サラダに入れたり、料理のちょっとしたアクセントにもなったりするので、用途も広くおすすめの野菜です。
育て方のポイント
種まきの前には土をしっかりと湿らせておきましょう。発芽までは土を乾かさないことがポイントです。また、ベビーリーフは虫の好物なので、種まき後は防虫ネットをかけます。
ほうれん草
種まき時期 | 3月~5月、7月~9月、9月~11月など品種による |
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収穫時期 | 種まき後1カ月~2カ月程度 |
鉄分やビタミンC、食物繊維など実に豊富な栄養素を含むほうれん草。料理のバリエーションも豊富で、家庭の食卓の強い味方になってくれます。
育て方のポイント
土壌の温度や湿度調整が、ほうれん草栽培における重要なポイントです。発芽まで適温を保つことと、適度な乾燥状態を維持しましょう。
初心者必見!知っておきたい家庭菜園の基礎知識
家庭菜園初心者におすすめの野菜について解説しましたが、実際に育て始める前に知っておきたい基礎知識があります。育てる植物を決めたらチェックすべき項目をお伝えします。
水やり
水やりは土の表面が乾いたら、たっぷりと行います。プランター・鉢植えで育てていれば底からあふれ出るくらい、地上で栽培しているなら土が柔らかくなるくらいを目安にあげましょう。夏場は早朝か夕方に、冬は午前中にあげることで根への負担を軽減できます。
土づくり
育てたい野菜によって適した培養土は異なります。事前にしっかりと下調べをして、育てたい野菜に合わせた土を準備しましょう。適切な培養土で栽培することで、野菜も元気に育ってくれます。
肥料
肥料は野菜の大きな栄養になりますが、大量にあげれば良いというわけではありません。また、野菜によって肥料を与える適切な時期は異なります。事前に育て方をしっかりと調べ、適切な時期に適切な量の肥料を与えましょう。
家庭菜園でも失敗しない野菜の選び方
- 手間がかからず育てやすいもの
- スペースを選ばないもの
- 収穫量が多いもの
- 普段からなじみのあるもの
- 苗の場合は丈夫で植え付け時期に合うもの
自宅の限りあるスペース・環境で行う家庭菜園では、なるべく手間と場所を取らない野菜をチョイスしましょう。また、普段からなじみのある野菜がたくさん採れれば、モチベーションにも繋がります。苗から育てる場合は、丈夫さと植え付け時期に合ったものを選ぶと良いでしょう。
家庭菜園に必要なもの
家庭菜園に必要なものは複数ありますが、まずは最低限必要な道具を揃えて、少しずつ買い足すのがおすすめです。徐々に慣れてきたら便利グッズも取り入れると、作業の快適さも格段にアップします。下記の表に必要な道具をまとめたので、参考にしてください。
説明 | |
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育てたい野菜の種やポット苗 | 野菜の栽培には種や苗が必要不可欠です。品種によって、適切な土や栽培時期があるので、種や苗に合わせた環境・時期で栽培しましょう。 |
野菜用培養土 | あらかじめ野菜栽培に適切な成分を配合した土です。プランターに入れるだけですぐに栽培を開始できるので、初心者におすすめです。 |
プランター | プランターを使用した栽培は難易度が低く初心者におすすめです。容量が明確なので、必要な土の量もわかりやすく、移動も手軽にできます。 |
鉢底ネット | 鉢底ネットはプランターの下に敷くことで、防虫や根腐れ、土の流出防止に役立ちます。プランターで野菜を育てる場合は使用しましょう。 |
鉢底石 (プランターで育てるなら) |
鉢底石は土の下に敷く石で、水やり時の排水性や土の通気性を上げる効果があります。プランター栽培の場合の必須アイテムです。 |
支柱 | 支柱は風や雨で野菜が倒れるのを防ぐことに加えて、スペースの有効活用に役立ちます。野菜やプランターに合った支柱をチョイスします。 |
スコップ・移植ゴテ | 植え付けや野菜の移植など、土を掘る・すくう際に必要なアイテムです。 |
ハサミ | ハサミは摘心や切り戻しの際など、家庭菜園の必須アイテムです。切れ味の悪いハサミの使用は野菜に雑菌が入る原因になるのでお控えください。 |
グローブ | 土から手に雑菌が入るのを防ぎます。特に手に傷がある際は必ず着用しましょう。 |
エプロン | 着衣を汚れから守り、気兼ねなく作業に集中できます。 |
ジョウロ | 水やりの際の必需品です。効率的に水やりができます。 |
虫・病気対策 | 予防用の農薬や防虫ネットを使用することで、作物を虫や病気から守ることができます。対策アイテムがあれば、いざというときに安心でしょう。 |
除草剤 | 除草剤で余分な雑草を取り除くことで、野菜に適切に養分が行き渡ります。雑草は病害虫発生の原因にもなるため、家庭菜園でも庭や畑での栽培の場合、雑草剤が必須。下記はおすすめの除草剤ですので、ぜひご覧ください。 |
庭がない人でも始められる家庭菜園の場所
家庭菜園に興味があるけど、場所がないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。家庭菜園は広い庭や畑がなくてもできます。家庭菜園の場所について詳しく解説します。
プランターでできるベランダ菜園
狭いベランダしかないという方でも、プランターが一つあるだけでミニ家庭菜園を始められます。ベランダでミニ家庭菜園を楽しむ際は、支柱の活用が◎。野菜の広がりを抑えつつ、栽培をサポートしてくれます。
室内でできるキッチン菜園
栽培キットや小型プランターを使えば、キッチンでも野菜の栽培ができます。日当たりが良く、風通しの良い場所に設置することがポイントです。小葱など簡単なものからスタートするのがおすすめです。
おすすめ野菜なら初心者でも家庭菜園を簡単に楽しめる
家庭菜園の初心者でも簡単に育てられる野菜や基礎知識などを網羅的にまとめました。野菜選びによっては、広い場所を取らずに手軽に家庭菜園を楽しむことができます。ぜひ気構えずに、家庭菜園デビューを楽しんでください。
なお、家庭菜園を始めるにあたって除草まで手が回らないこともあるでしょう。しかし、前述の通り養分を行き渡らせたり、害虫を防いだりするためにも除草対策は必須です。そこで、初めての家庭菜園をハードルなく楽しめる除草剤バスタALをチェックしてみてください。
雑草にかけるだけの簡単な仕様で、土中で分解される環境に優しい配合なので、家庭菜園初心者でも安心してお使いいただけます。また、パッケージもスタイリッシュでおしゃれなデザインのため、きっと家庭菜園をよりすてきな趣味へと昇華させてくれます。
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