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農家も意外と外国語が必要! 少量多品目農家と語学の関係

農家も意外と外国語が必要! 少量多品目農家と語学の関係

農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。このシリーズでは売り上げを伸ばすためのちょっとした工夫をお伝えします。

タケイファームの取引先は飲食店。中には外国人シェフもいるので、片言の英語で取引をしなければならないこともあります。大切なのは、野菜の単語を知っていること。知らないことで取引のチャンスを失うことにもなりかねません。今回は、農家が外国語を学ぶ意味とその方法を伝授します。

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外国語での野菜の呼び方を知らないと損!

最近では外国に留学経験があったりして、英語が話せる日本の農家もたくさんいます。私のように、少量多品目で西洋野菜を作っていると、外国人のシェフから問い合わせが入ることもありますので外国語はできないよりはできた方が良いです。

2015年から週に1回、オーストラリア人の先生にマンツーマンで英会話を習い始めました。当初は、東京オリンピックで英語を話せる農家が求められるかもしれないという安易な気持ちでスタートしました。先生の趣味が料理と野菜作りということもあり、私にとっては身近なテーマが話題に上り、思っていた以上に長い期間続けることとなりました。会話の中で、先生にジョークを言えるようにもなってきたのですが、今はコロナ禍でお休みとなっています。
英会話を習い始めて、流暢(りゅうちょう)に英語が話せるようになったわけではありませんが、大きく変わったことは外国人を目の前にして緊張することがなくなったことです。

英会話の先生は野菜好き

英会話の先生と野菜の話で盛り上がる

先日、フランス人のシェフとイギリス人のシェフが畑にやってきました。私が運転する車の中で、片言の英語と片言の日本語が飛び交っていました。2人ともミシュランシェフですが、英会話で外国人と話す経験をしていなかったら畑見学の話を断っていたかもしれません。

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