品質にも影響を及ぼす雑草 消費者のため敏感にならざるを得ない”スギナ”
日本一長い信濃川下流に広がる肥沃な越後平野。サンクスファーム黒鳥は、越後平野の北西部、茶豆の産地として知られる新潟市黒埼地区にあり、水稲(約35ha)と枝豆(約9ha)、さらにブロッコリーやカリフラワーなどの野菜を生産しています。
水稲はコシヒカリをはじめ、業務用米(みずほの輝き)、もち米(こがねもち)の他、昨年から輸出米(ゆきん子舞)にも着手。一方、枝豆は全国的ブランド「黒埼茶豆」を中心に各品種を栽培しています。
サンクスファーム黒鳥のモットーは「Enjoy農業でHappy and Thank you」。「美味しい物を作り、消費者の方に喜んでいただくため、雑草防除には特に気を配っています」と、同ファームで働く大岩さんは話します。
「雑草の中でも一番の敵はスギナですね。油断するとあっという間に広がり、作物の栄養がとられて品質に大きな影響を及ぼします。高品質な作物を生産するために、日々神経を尖らせています」。
ザクサ液剤は水稲の畦畔管理に最適!枝豆栽培にも欠かせない
そんな大岩さんでしたが、10年前に非選択性茎葉処理除草剤『ザクサ液剤』を導入してからは安心して栽培に注力できるようになったと話します。
「JA越後中央(現JA新潟かがやき)が推奨するので使ってみたところ、少ない量ですぐによく効いて驚きました。それ以降、水稲栽培には『ザクサ液剤』が欠かせなくなりましたね。雑草の根を枯らさないので畦畔を崩す心配がありません」と大岩さん。
枝豆にも利用していると言います。「畝全体に撒くので、使用量は枝豆の方が多いかもしれないですね。畝に草が生えると養分を取られ、豆が痩せて味が落ちるので、しっかり散布しています」。『ザクサ液剤』の有効成分は自然界に多く存在するアミノ酸の一種。分解が早く、環境への影響が少ないので安心です。
現在は大型の50ℓ入規格を使用していますが、新たに販売される200ℓ入に期待を寄せます。「使う量が比較的多いので、小さいサイズをたくさん保管するより大型が便利ですね。コストパフォーマンスも高いので助かります」と心待ちにしています。
加工品販売や人材育成、人材活用も積極的に ザクサと歩む地域の未来
地域の中心的な役割を果たすサンクスファーム黒鳥では、近隣の圃場を託されるケースが増えています。「耕作放棄地は時間が経つと防除が大変です。でも雑草が生えすぎて手遅れと思える場合も、『ザクサ液剤』を使えば再生できるんです」。そう話す大岩さんが見せてくれたのは、2年前に引き受けた圃場。雑草が木のように繁茂していましたが、すでにほとんどの雑草がなくなっていました。現在は、この土地を活用した玉ねぎの作付けを考えているそうです。
また、サンクスファーム黒鳥では茶豆餅などの加工品販売を行っています。今年は冷凍黒埼茶豆をスタートする予定で、将来的には黒埼茶豆の納豆や味噌や豆腐などの加工品の商品化も目指しています。これも地域の農業を守るための一環。「枝豆の利益は高いですが、農地を守るには水稲をやめるわけにはいきません。加工品販売は名刺のようなもので、認知度を上げることが目的です」。
研修生やインターンの受け入れ、研修会など人材育成にも力を入れています。最近も若手向けに農薬の勉強会を実施しました。講師は『ザクサ液剤』の販売メーカーに依頼。「わかりやすくて、受講者の反応も良かったです。激変する環境下で雑草は強くなると思うので、『ザクサ液剤』の進化を期待しています。農地のためにも、『ザクサ液剤』とこれからも共に歩んでいきたいです」と大岩さん。サンクスファーム黒鳥の今後の展開が楽しみです。
優れた効果と安全性。着実にファンを増やすザクサ
2011年の発売以来、優れた効果と環境への高い安全性が評価され、利用者数、出荷量共に増加を続ける『ザクサ液剤』。
100〜200倍に希釈して散布すると、1〜3日程度で効き始め、7〜14日程度できれいに枯れます。長期にわたって抑草するのも強み。防除が困難なスギナやセイタカアワダチソウ、オオアレチノギクなどにも高い効果を発揮します。
また、根を枯らさないので、畦畔や傾斜地を崩す心配がありません。さらに自然界に広く存在するアミノ酸の一種が有効成分で、土壌分解も早いため、環境負荷が少なく環境に対する安全性が高いのも魅力です。
規格は500mℓから50ℓ、200ℓの大型まで、幅広いラインナップが揃っています。農業用途はもちろん、家庭菜園や庭のお手入れにもおすすめ。
雑草防除でお困りの方は、ぜひHPをご覧ください。
お問い合わせ先
ザクサ普及会
北興化学工業株式会社
[事務局]株式会社MMAG
東京都中央区日本橋1丁目19番1号
TEL:03-5290-5858