少量多品目農家なら珍しい品種に挑戦せよ! ライバルに差をつける提案力とは|マイナビ農業

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少量多品目農家なら珍しい品種に挑戦せよ! ライバルに差をつける提案力とは

少量多品目農家なら珍しい品種に挑戦せよ! ライバルに差をつける提案力とは

農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。このシリーズでは売り上げを伸ばすためのちょっとした工夫をお伝えします。

少量多品目農家は、多様かつ珍しい品目や品種を作れることが一つのブランディングにつながります。それをより多く継続的に売るためには作った野菜をきちんと研究し、売り方・提案の仕方を考えることが必要で、それが他の農家との差別化の一つの手段となります。今回は、栽培品目の多様さ・珍しさの重要性と、それを提案につなげる方法について解説します。

珍しい品種・品目を見つけたら、作らずにはいられない!

21年前、農業ド素人の状態でこの世界に足を踏み入れた私は、全くと言っていいほど野菜の知識はありませんでした。知っている野菜といえば、普通にスーパーで見かける野菜ばかりで、ネギやダイコンなど20品目足らずだったでしょうか。
就農したての頃に初めて種苗メーカーのタネのカタログを見た時は衝撃を受けたのを覚えています。そこには知らない野菜がたくさん載っていて、野菜に品種があることを知ったのもその時です。まさか赤いダイコンがあるとは思ってもいませんでした。

種のカタログ

タネのカタログで衝撃を受ける

例えば、キャベツの仲間の「コールラビ」。知っているキャベツとは全く違う形をしていて「どんな味がするのだろう? 食べてみたい」と興味が湧きました。性格なのでしょうか、農家としての好奇心もあり、珍しい野菜を見つけたら自分で作ってみたいと思うようになったのもこの頃からです。

コールラビ

キャベツの仲間のコールラビ

インターネットで海外の野菜の種が購入できることを知ってからは、西洋野菜の栽培にも力を入れるようになりました。

今まで数多くの品種・品目を栽培してきましたが、時々、知り合いの農家さんから勧められた野菜を作ったりもしています。下の写真は、高知県の農家さんから教えてもらった「銀不老(ぎんぶろう)」という豆。さやから出てきた豆は驚きのメタリックブルーです。

メタリックブルーの銀不老

衝撃を受けたメタリックブルーの豆「銀不老」

この豆を見た時、「レストランはどのような反応をするのだろうか」と想像するだけで楽しくなりました。農家さんが「作ってみます?」と種を分けてくれたので現在栽培に挑戦中です。

銀不老の発芽

現在栽培中の銀不老が無事に発芽

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