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長期的な成長を目指す経営者必見 循環式トイレ『newto』に見る補助金との向き合い方

長期的な成長を目指す経営者必見 循環式トイレ『newto』に見る補助金との向き合い方

『newto(ニュート)』というトイレをご存知ですか。若狭工業株式会社が製造販売する当商品は、「設置工事不要」「ランニングコストがほぼゼロ」「排泄物の汲み取りがほぼ不要」など、従来の仮設トイレの課題を克服した画期的なトイレです。そんな『newto』を労働環境改善のために導入した、株式会社ふしちゃん。そのねらいと効果を代表取締役の伏田直弘(ふしだ・なおひろ)さんに聞きました。

企業の成長はトイレから? カギとなるのは『労働環境』への意識

2015年の創業以来、有機野菜にこだわり、小松菜や水菜、ほうれん草などの葉物野菜を栽培する『ふしちゃんファーム』。2022年には有機イチゴの栽培もスタートし、他作物を含めた全体の出荷量は200gのパック換算で年間約100万パックにも及びます。

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収穫期を迎えるみずみずしい水菜。その他の品目を含め、約14,000㎡に50棟ほどのハウスで有機栽培を行っています

卸先は、生協やスーパーをはじめ、地元の飲食店や学校など。更に、アジア圏への輸出も行うなど、販路拡大にも積極的です。

そんなふしちゃんファームを支えているのは、地元つくば市に住む皆さん。農業に長く従事してきた高齢者から若者まで、多彩な人材が集まっています。女性比率も6割ほどと、多くの女性従業員が活躍中。また、障がいのある人も積極的に採用し、農業と福祉の連携にも取り組んでいます。

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金融業界出身の伏田直弘さん。そのノウハウを農業分野でも活かしています

「ふしちゃんファームが尊重しているのは、経営理念にも掲げている『多様性』です。様々なバックグラウンドを持った人が、自分を活かして活躍できる。そんな場所を目指しています。そのため労働環境の整備は常に意識しています」と話すのは、代表取締役の伏田直弘さん。

その意識は、若狭工業株式会社が製造販売する完全循環式トイレ『newto(ニュート)』の導入からも分かります。

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『newto』を導入する以前は仮設トイレを設置していたものの、男女のプライバシーを確保してほしいという声があがり、トイレの検討を始めたと言います。

伏田さんは「若狭工業株式会社の『newto』と出会ってそのメリットを知り、すぐに採用を決めたのを覚えています」と語ります。

『newto』で変わる労働環境 現場と経営の視点から考えるトイレの”新常識”

『newto』のメリットを知るには、まず実際に使っている人の声を聞くのがイチバンかもしれません。ふしちゃんファームで働く女性従業員にもお話を伺いました。

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ふしちゃんファームで働く女性従業員の皆さん。『newto』が導入されると聞いた時、内心ワクワクしていたそう

「従来の仮設トイレは汲み取り式。定期的に水を足さないと流れません。そういうものだと諦めていましたが、『newto』は水の心配が不要で汲み取りの必要も無く、ほとんど手間がかかりません。換気扇もあってニオイも気にならず、個室内も広くて明るい。まるで家のトイレのような感覚ですね」。

「中腰で長時間収穫をしていると、和室の仮設トイレでは足腰が痛いこともありました。その点、『newto』は洋式トイレなので、とても楽です。更に、冬期は陽が落ちるのが早いので、暗いトイレが危なかったのですが、『newto』は照明あって気にせず安心して使えるのがほんとうに嬉しいです」。

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『newto』は天然資源を活用して排泄物を分解・洗浄するため、汲み取りや下水工事が必要ない

「『newto』は男女で個室が分かれていて、使用の際に靴を脱ぐので室内もキレイ。圃場ではどうしても土などが靴につくので、仮設トイレは泥で汚れていました。これには、作物を扱う身として衛生的に懸念がありましたが、『newto』になってからはリスクを大きく低減することができたと思います」。

導入するだけで、これだけのメリットがある『newto』。しかし、『newto』のメリットは現場的な視点に留まりません。

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「従業員が仮設トイレに感じていた不便さやイヤな気持ちは、つまり労働環境の課題。それが解決できるなら、導入しない手はないと考えました。設置時に工事がほぼ必要なく、水の補充も必要としないのでランニングコストがかからないのも魅力でした」と伏田さんは語ります。

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成長を続ける農業法人だからこそ長期的視点の投資 補助金・助成金活用のタイミング

ふしちゃんファームの労働環境改善に大きく貢献している『newto』ですが、多くの方が気にする導入コストについてはいかがでしょうか。

ふしちゃんファームが導入した『newto』の価格は、約600万円。そのうち半分の約300万円に補助金を充てることができた、と伏田さんは話します。

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「利用したのは農林水産省の担い手確保・経営強化支援事業。様々な設備投資の一環として『newto』を盛り込みました。投資額の半分が補助されるので、『newto』も半額になったというわけです」。

トイレ設置や改修に関する国や自治体の補助金・助成金などはいくつかありますが、農業が対象のものは少ないのが実情。『newto』はエコな屋外トイレであることに加え、仮設トイレに比べ感染症対策にも優れているなどの特長があり、補助や助成を受けることができるのです。

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「補助金をもらえるとはいえ、もちろん半額は会社が負担するのです。決して安価とは言えません。ただ、設置時の工事費用がとても安い。極端な言い方をすれば、『newto』は持って来て置くだけですぐ使える。さらにその後のランニングコストはほぼ不要です。長い目で見ると、かなりリーズナブルだと感じています」。

将来の経営を考え、様々な設備投資を積極的に行っている伏田さん。これまでは野菜の生育促進や品質を向上させる設備に投資を行っていました。『newto』に関しては、従来の投資とは狙っている効果が違うと話します。

「事業をスタートしてすぐは、短期的に効果が望める投資をしていました。それから8年が経ち、安定した経営が可能になったふしちゃんファームは、長期的に効果が出る設備などにも投資を行っていくフェーズに入りました。そのひとつが『newto』です。トイレを変えても直接売上にはつながりませんが、良好な労働環境で従業員の離職を防げるかもしれない。そういった長期的なメリットの創出を、『newto』には期待しています」。

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タイプによっては太陽光パネルで発電するため、電気工事も不要。災害時には電源としての使用も可能です

更に『newto』設置から数ヶ月で感じているメリットもすでにある、と伏田さん。掃除やメンテナンスで拘束される時間が減ったことで、従業員が業務に専念でき、結果的に生産量向上に繋がったと感じているとのこと。

「トイレはインフラ。『newto』のような清潔な設備は、良好な労働環境を目指すなら非常に重要だと思います。ただ、個人農家の方が導入するにはコストがかかる。オススメするとすれば『家業が事業に変わったタイミング』。人を雇い、事業拡大の目途がついたとき。経営者として農業に臨もうと決意したとき。そういったタイミングで、補助金・助成金をうまく使って、投資するのがよいのではないでしょうか」。

ランニングコスト削減など長期的なメリットを提供できる『newto』。多くの従業員を雇う経営者の方や、補助金の利用に意欲的な方にぜひ検討いただきたい「これからのトイレ」です。

農業分野に限らず様々な現場で導入される『newto』を、補助金と併せて検討してみてはいかがでしょうか。

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