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飼料高騰と鳥インフルが直撃、難局が続く養鶏場の経営

吉田 忠則

ライター:

連載企画:農業経営のヒント

飼料高騰と鳥インフルが直撃、難局が続く養鶏場の経営

養鶏がかつてない困難に直面している。ウクライナ危機に端を発する飼料価格の高騰と、過去最多のペースで進む高病原性鳥インフルエンザの感染拡大だ。鶏卵相場の動向をもとに、養鶏で何が起きているかを探った。

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コストの転嫁が難しい鶏卵価格

鶏卵の値動きを見る際の目安になっているのが、JA全農たまご(東京都新宿区)が平日に発表している東京、大阪、名古屋、福岡の「相場情報」だ。卵の大きさおよび地域ごとに発表しており、東京のMサイズの基準値が相場の指標になっている。

JA全農たまごは、生産者から卵を買い入れ、食品メーカーやスーパー、卸会社などに販売している。相場情報は、JA全農たまごが需給状況を見ながら独自に決定する。市場のせりなどを通して決まる取引の集計値とは違うが、JA全農の取扱量が多いために相場動向の目安になっている。

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