高い機能性が農家の悩みを解決!ユニチカが開発した『ラブシート彩光』とは?
近年、多くの農家が悩まされている燃料高騰とそれに伴う資材や肥料の値上げ。経営コストが大幅に増える半面、販売価格と収量が現状のままなら、農業経営は増々厳しくなるばかりです。
そんな中、機能素材メーカーのユニチカが開発したのが、高透光性不織布カーテン『ラブシート彩光』。不織布技術部の権藤さんは、保温性や吸湿性の高さから暖房費削減も期待できる点が、多くの方に評価されていると話します。

世界ではじめて高透光性農業用不織布を開発した、ユニチカ株式会社 不織布技術部の権藤さん
基本的に農業用内張りカーテンは、厚みを薄くすれば「透光性」が上がりますが、反面「保温性」は低くなります。この「透光性」と「保温性」の両立を目指し、素材探しから製造まで情熱と労力を注ぎ完成に漕ぎつけた『ラブシート彩光』は、透光率80%以上(可視光域)を実現した今までにない高透光性・保温性両立型不織布カーテンです。

2022年度には燃料高騰化対策事業の補助金対象品目にも指定された『ラブシート彩光』
保温性が高く吸湿性があるため暖房効率がよくなり、暖房費(重油代)削減も期待できる上、軽くて丈夫なため、設置や撤去作業における負担も大きく軽減。そんな高透光性不織布カーテン『ラブシート彩光』を導入した、熊本県八代市のトマト農家藤田さんに、商品の魅力をお聞きします。

藤田農園の藤田さん
ハウス内の湿度・灰色かび病対策で導入!トマトの収量アップにも貢献
トマトの生産量が日本一の熊本県八代市。藤田さんは12年前にトマト栽培の道へ進み、日々収量アップや安定した栽培に力を注いでいます。『ラブシート彩光』を導入したきっかけは、農業資材を販売する八代ビニール化工山木さんの紹介でした。

八代ビニール化工株式会社の山木さん
ハウス内の湿度が抑えられ、冬場に悩まされていた灰色かび病も大幅に減少した藤田農園。病気が起こりにくくなり、結果的に収量アップにつながりました。
重油代を約2割削減!大幅なコスト削減効果
『ラブシート彩光』には、吸湿性・調湿性以外にも、透光性・保温性・耐候性など、多くのメリットがあります。

太陽光を80%以上(可視光域)透過!柔らかい光が作物の生育をサポートしてくれます

以前は、びしょ濡れになりながらの作業だったと話す藤田さん

結露により藻が発生しているPOフィルム
結露による過湿予防という視点で、『ラブシート彩光』は観光農園でも好評だと語るのは、ユニチカの伊藤さん。

ユニチカ株式会社 不織布事業部 スパンボンド営業部 農業資材グループ長の伊藤さん
ユニチカでは、藤田農園協力のもと『ラブシート彩光』を採用したハウスとPOフィルムのハウスで、温度と湿度の比較試験を実施。POフィルムと比較して、温度は最大5度高くなり、湿度は最大値で25%低下するという結果を得られました。
トマトの病気対策、収量アップ、作業性の向上、原油代の大幅カットに成功した藤田農園。今後はすべてのハウスに『ラブシート彩光』を導入する予定です。

『ラブシート彩光』はトマトのほか、きゅうり・なす・いちご・メロン・みかん等の農家さんでも使用されています

福島県 きゅうり

佐賀県 ハウスみかん
ユニチカの『ラブシート彩光』を試してみませんか?
農業を取り巻く経済や環境は年々大きく変化しています。燃料や資材、肥料は年々値上がりしている中、効率性やコスト削減効果のある資材導入は、農業経営を続けていく上で大きな要素です。
「ハウス内の湿気対策をしたい」
「観光農園の環境を改善したい」
「高騰する重油代に悩まされている」
「作業性をアップさせたい」
そんな悩みや思いがある方は、まずはユニチカ不織布事業部スパンボンド営業部農業資材Gに相談してみてはいかがでしょう?
お問い合わせ先
ユニチカ株式会社 スパンボンド営業部 農業資材G
TEL:03-3246-7564
※受付時間 平日9時~18時