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農家目線で、デザイン性と使いやすさを徹底追求。これからの井関農機を拓く、新型トラクター『BFREX』

農家目線で、デザイン性と使いやすさを徹底追求。これからの井関農機を拓く、新型トラクター『BFREX』

『BFREX』(ビレックス)シリーズは、井関農機の最新トラクター。10年ぶりのフルモデルチェンジとなったその機体は、中型ながら上位機と同レベルのデザインクオリティを誇り、運転席の空間はこだわりのインテリアと説明なしでも想いが伝わるエクステリアデザインにより、安心で快適な空間となっています。これまでの井関農機のトラクターの伝統は受け継ぎながら、大きく中身を刷新した新型機BFREX(ビレックス)。そのデザインを担った井関農機株式会社デザイン部の田中誠治さんに、こだわりのポイントを聞きました。

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伝統はそのままに、大胆に生まれ変わった「井関農機の新しい顔」

「Vertex of the Medium」
10年ぶりにフルモデルチェンジを果たした、井関農機の『BFREX』が掲げるコンセプトです。直訳すれば「中型機の頂点」。

長い歴史を誇る井関農機の中型トラクターの最高機種となる。そして日本全国で使われ、競争が激しい中型トラクターの、頂点に立つ。

BFREXには、そんな熱い想いが込められています。

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2023年6月に発売された井関農機株式会社の新型トラクター・BFREX

メインカラーの青や、これまで同様のシルエットは健在。「愛されてきた伝統」はしっかり受け継ぎながら、機能は大胆に刷新。その代表が無段変速ミッションの実装です。作業速度を細やかに変化させることができ、変速時に運転者にかかるショックはゼロに近くなりました。グレードによっては直進アシストシステムによる作業も可能です。
その他にも快適に効率よく作業を進められる、多彩な機能が搭載されています。

「デザインにおいても、作業の快適さや効率化を重視しつつ、様々なこだわりを詰めこみました」と話すのは、BFREXのデザインを担当した田中誠治(たなか・せいじ)さん。
田中さんは芸術大学でプロダクトデザインを学んだ後、2009年に井関農機に入社。現在まで様々なトラクターや田植機のモデルチェンジを手がけてきました。

今回のBFREXでは、プロジェクトをまとめるチームリーダーに抜擢され、メインデザイナーとして初の中型トラクターのフルモデルチェンジに挑みました。

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プロジェクト発足から発売まで2年以上。主担当・チームリーダーとして走り続けた田中さん

田中さんが特にこだわったのは、BFREXの“”だといいます。
「ヘッドライトの上部に新たなライトをつけました。これがBFREXの“”。丸いヘッドライトと対極の、細いライトです。BFREXの正面に立てば、このライトと目が合います。第一印象で『従来の井関のトラクターとは違う』と感じてもらえるはず」と自信を語る田中さん。
このデザインに落ち着くまでには、何十もの案を考えたといいます。

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BFREXの顔である切れ長の“目”

「第一印象で大きなインパクトを与えられる位置や高さはどこだ、と試行錯誤を繰り返しました。BFREXでは通常より高い位置にライトをつけることで、私たちは顔を上げて向き合うことになります。そのためファーストルックでBFREX全体がしっかり目に入り、重厚さや安定感をしっかりと感じられるのです」。

しっかり安定感を感じられるよう、従来より少し後ろに重心をずらすなど、車体全体のデザインも変化させました。さらに顔を上げて見上げるので、前向きな気持ちで向き合うことができる効果もあるそう。
そういった細やかなデザインのこだわりが、第一印象で信頼を感じられることに繋がっている、と田中さん。

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「BFREXで井関農機は次の時代に進む。そういった気概を持ってプロジェクトに臨みました」

「目指したのはアートのような美しさではありません。整った美しさは、よそよそしく、印象に残らないこともある。人で言えば、どこかクセのある個性的な人が好かれることがありますよね。『この人の顔を見ると安心する』『信頼できそうな気がする』とか。そういう、誰もがつい好きになってしまう、いわば唯一無二の“オトコマエ”なデザインを目指しました」。

その理由について田中さんは、「トラクターが仕事で使う農機具であるからです」と話します。
「このトラクターと仕事がしたい、と一目惚れして選んでもらうのが理想です。そのためには『任せられそう』『仕事ができそう』という、パートナーとしての信頼感が不可欠。それをデザインでどう実現するかに苦労しましたが、やっと自信を持って送り出すことができました」。

オール井関の力を結集し、新たなチャレンジと試行錯誤で生みだされたBFREX

BFREXに乗り込んで最初に驚くのが、広さ。視界が大きく開け、左右も見渡しやすい空間になっています。
次に快適さを感じます。足元は広く、膝がハンドルなどに当たることはありません。高級感あるシートはしっかりフィットし、サスペンションのおかげで長時間の運転でもつらさを感じさせないでしょう。

ハンドルに手をかけると、計器やモニターがパッと目に入る位置にあることに気づきます。運転時に操作が必要になるスイッチ類は、姿勢をほぼ変えることなく手が届く範囲にレイアウトされています。
そのすべてが、視認しやすく握りやすいよう、運転手の方へ向くように少し角度を付けて設置されています。

「BFREXは、価格で言えば倍くらいする大型トラクターと同レベルのデザインクオリティを実現しました」と田中さん。それもまた「Vertex of the Medium」のコンセプトを体現するもの。
機能はもちろんのこと、「農業機械だから」とこれまでつい優先度を下げられていた居住性やスイッチ周りのデザインも徹底的に見直し、高級感を感じられる考え抜かれた空間づくりを目指したといいます。

「中型トラクターは、高級車と同価格帯の製品。昨今は、多くのユーザーから『価格相応の満足感を得たい』といった声が上げられています。BFREXならその欲求を満たすことができます」と田中さん。
BFREXの開発には、ユーザーである農家や社内各部の声はもちろん、販売店などの意見も吸い上げ、反映していったと言います。

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当時のラフを前に「専門部署と協議を重ね、『機能を損わない良質なデザイン』を追求していきました」と話す田中さん

「これまで専門部署が分業して製品を作り上げていましたが、そのやり方を今回は大きく変えました。オンライン会議を駆使し、全部署で議論をしながら細部を詰めていったのです。いままで以上に、多くの人の声、要望を生かした製品になっています」。
2年以上に及ぶ開発期間において行われた会議の回数は、「過去最多だと思います」と田中さん。その他にも、BFREXの3DCGモデルを作成し、VR空間で操作したり改良したりして意見を言い合う取り組みも行ったそうです。また、レバーやスイッチなどの形状デザインは、3Dプリンターでいくつも試作品を出力し、実機に取り付けて各部署でテストすることも。
10年ぶりのフルモデルチェンジは、まさにオール井関で挑んだプロジェクトとなったのです。

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井関農機(株)砥部事業所

「だからこそ決して妥協しませんでした。完成間近まで、0.5mmレベルでの調整をし続けました。その結果、BFREXは井関農機の新しい時代を告げる代表的な製品になったと感じています」。

ただの仕事道具ではなく、この先何年も「信頼し、自慢したくなるパートナー」

機能の充実や快適さ・高効率化といったカタログに記載されるスペックでは語られないこだわりも随所にあるといいます。
例えば、コンビニなどのナイロン袋やお弁当入れの袋をかけられるフックが作られていたり、タバコを収められるポケットがあったり。

「足元の空間が広いのは、キーの差し込み口をかなり上部に移動したからです。体をかがめず、座った姿勢のままキーが操作できるようになりました。この位置ならハンドルの間からキーが目に入るんです。愛車のキーに好きなキャラクターや家族の写真が入ったキーホルダーをつけている人って多いですよね。作業中にそれがパッと目に入ると、ちょっと気持ちがほっこりするんじゃないか、という想いもあります」と田中さんは話します。
農業と共に歩んできた井関農機だからこその、農家の方への心配りが散りばめられているのです。

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従来品と異なるポイントの一つがキーの差し込み口の位置。ぜひお気に入りのキーホルダーをつけて

「一目惚れして『このトラクターと仕事をしたい』と思ってもらえるデザインを目指した、とお話ししました。購入いただいてからは、長く愛していただきたい。それもまたデザインが目指した点です。『仕事が楽だ。快適だ』は当たり前で、『明日も、この先もずっとこのトラクターと仕事をしたい』そして『選んで良かった』と感じてもらいたい。新製品を導入されると、きっと近隣の農家さんの注目を集めるかと思います。その時『自慢しよう』と思ってもらいたい。BFREXはそんな“所有欲を刺激するトラクター”になったと自負しています」。

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「よく使うスイッチは手の届く距離に、使う頻度の低いものは蓋付きの場所に格納する」など、実際の作業を想定してレイアウトが工夫されています

2023年6月に発売開始した、新型トラクター・BFREX。

今後、展示会やイベント、あるいは近くの圃場などで見かけるチャンスが増えていくことでしょう。

そのときは、ぜひ正面から、新しい“井関農機の顔”と向かい合ってください。
オール井関の力を結集し、時間をかけて試行錯誤し、細部までこだわって生まれたその顔に、大きな信頼を感じることができるはずです。

BFREXについてはこちら

BFREX特設ページはこちら

【企業情報】

井関農機株式会社
〒116-8541 東京都荒川区西日暮里5丁目3番14号
TEL:03-5604-7602 FAX:03-5604-7701

【ご購入のお問い合わせ先】

製品のお見積もり及び購入に関するご相談につきましては、お近くのヰセキ製品取扱店あるいはヰセキ製品取扱いのあるJAにお問い合わせ願います。

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