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スイカの切り方を動画で解説! 手間なく、簡単に、甘さを均等にする切り方は?

スイカの切り方を動画で解説! 手間なく、簡単に、甘さを均等にする切り方は?

夏真っ盛りの暑い時期には、大玉のスイカを買って、家族や仲間と一緒に食べたくなりますよね。実は、スイカは切り方によって味に差が出たり、種が邪魔で食べづらさを感じたりすることも。そこで本記事では、無類のスイカ好きを自負する筆者が、スイカをよりおいしく食べられる切り方を紹介するとともに、これからの季節に悩みがちな保存方法についても解説していきます。

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おいしく食べられるスイカの切り方

 
せっかく買ったスイカが「思ったよりおいしくないな」「部分によって甘さに差があるな」と感じた経験を持つ方は少なくないでしょう。この原因の一つとして、スイカの切り方が間違っている可能性があります。スイカの糖度が最も高い場所は果実の中央部分にあるため、切り分け方によっては甘みの少ない部分が出てしまうことがあるのです。

スイカの甘みを均等にできる切り方はどのような方法なのでしょうか。

半分にしたスイカを放射状にカットする

まずはスイカを中心から半分にカットします。理由は後述しますが、このときは横向きに切るのがおすすめ。

その後、半分に切ったスイカをさらに数等分にしていきます。食べやすさ、切りやすさの観点で、8等分がおすすめです。

こうすることで、糖分の高い中央部分が均等に分割されるほか、一番甘い部分が一口目にくるため、満足感がグッと高まります。

種を取り除きやすくするためには?

スイカを食べる際におっくうなことが一つあります。それがスイカの種の存在。種が取りづらかったり、種が邪魔でスイカをよく味わえなかったりした経験がある方は少なくないでしょう。特に小さいお子さんに食べさせる場合などは、事前に種を取り除いておきたいところですよね。実は、先述のようにスイカを横向きで切るのをすすめたのには、食べる前に種を取り除きやすくなるという理由もあるのです。

横向きに切り分けたスイカが、種を取り除きやすくなる理由は、スイカの種が維管束に沿って並んでいることが多いため。横向きにカットすることで断面から種のある場所を目視で確認しやすくなります。種が見える位置を目安に包丁を入れることで、食べる際に種を取り除きやすくなるというわけです。

種を取り除く際は、誤って果肉も取り除かないよう、小さめのデザート用のスプーンや菜箸を使うのがおすすめです。

パーティにおすすめのおしゃれな切り方

大玉のスイカは家族だけでは食べきれないため、近所の方や友達を呼んでみんなで食べることも多いでしょう。
ここでは、そんなパーティの場面で喜ばれるオシャレな切り方を、写真や動画を交えて紹介していきます。

オシャレで食べやすいスティックカット

おしゃれでパーティにもぴったりなスティックカットは、スイカ半玉分をそのままふるまえる、インパクトある切り方。手を汚さずに食べることができ、一口サイズなので口の周りが汚れにくいのも特徴です。
写真と動画で、切り方を解説していきます。

【写真で解説】
1 スイカを半分に切り分ける

スイカを横向きにし、半分にカットしていきます。
この時、断面に見える種を可能な限り取っておくのもおすすめです。

2 縦一列に切っていく

切断面を下にして、2〜3センチ間隔で縦方向に切っていきます。

3 横一列に切っていく

同じく2~センチ間隔で横に切っていきます。こうすることで格子状にカットすることができ、皮の部分をつかんで食べることができます。

【動画で解説】

お子様のおやつにピッタリのサイコロカット


子どもでも食べやすく、デザートで出てくるとうれしいサイコロカット。容器に入れやすいことから、スーパーや青果店でもこのようにカットして売られているのをよく見かけます。写真を交えて、簡単にサイコロカットする方法を解説していきます。

【切り方】
1 半分に切ったスイカを、さらに1/4サイズにカットする

2 2〜3センチ幅にカットしていく

3 皮を取り除き、サイコロ状に切る

スイカの皮と果肉の間に包丁を入れて皮を切り離し、果肉を好みの大きさにカットします。
サイコロ状にすることで保存用容器にも入れやすいため、余った場合でも2~3日程度は冷蔵保存可能です。

切ったスイカの保存の仕方

スイカは、常温保存が理想のフルーツ。食べる前に冷やすことでおいしさがアップしますが、逆に冷やしすぎてしまうと、甘みが落ちておいしさが損なわれてしまいます。
このため、スイカを購入した後は、食べるまで常温で保存しておき、切り分ける2~3時間前に冷やすのがおすすめ。冷やす際は、8度以下にならないように気を付けるとよいでしょう。

切り分ける前の常温保存は、特に何もかぶせずそのままの状態でOK。直射日光を避け、可能であれば風通しのよい場所で保存するとよいでしょう。
スイカはメロンとは違って、追熟が必要な果実ではありません。保存の時間が長くなると、スイカの醍醐味(だいごみ)であるシャリ感がなくなってしまいます。購入したらなるべく早く食べるのが理想で、賞味期限は2週間前後が目安になってくるでしょう。

また、スイカは一度カットすると、鮮度や味が落ちやすくなります。切り分けたスイカは冷蔵保存がマストで、乾燥や酸化を防ぐために果肉部分をラップで包みましょう。それでも、どうしても味や食感は損なわれやすいため、冷蔵庫に入れてから遅くとも2〜3日以内に食べきるのが良いでしょう。

冷蔵保存して3日以上たってしまった場合は、臭いや手触りを確認しましょう。酸っぱい臭いや、すえたような臭いがしたり、ブヨブヨな手触りになっている場合は傷んでいる可能性が高いため、食べずに処分するのが無難です。

食べきれない場合はジュースなどにするのもおすすめ

どうしても数日中に食べきれない場合は、ミキサーを使ってスムージーやジュースにするのもおすすめ。皮を取り、一口大の大きさにカットしてミキサーにかければ、忙しい朝や休憩中に最適なドリンクになります。

スムージーを作るなら、スイカと一緒にヨーグルトやバナナを混ぜることで、より濃厚な仕上がりになります。ジュースにする場合は、岩塩を少し入れてあげると、スイカの持つ甘みがより一層引き立ちます。

今回お伝えした切り方などを参考に、ぜひスイカを楽しんでくださいね。

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