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マンガ【第6話】センチュウ防除に石灰窒素:農薬から肥料に変わる優れもの

マンガ【第6話】センチュウ防除に石灰窒素:農薬から肥料に変わる優れもの

作物の根に寄生して収量・品質を低下させるセンチュウ類。果菜類、葉菜類、根菜類、豆類、いも類など、加害する作物の範囲が広く、見えない土の中で被害が進行するので厄介です。堀り上げた根にコブがついていたり、いも類に病斑が出るなどといった被害に遭うと、「減収」の二文字が頭をよぎります。そんなセンチュウ防除にも活用できる石灰窒素。使い方をわかりやすくマンガで紹介します。

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第6話:センチュウ、根こぶ対策

【まとめ】種まき・植え付け前の圃場に散布、効いた後は肥料になるので基肥の窒素を減らしてOK

石灰窒素は、野菜類、豆類(種実、未成熟)、いも類のセンチュウ類の防除、およびハクサイ、キャベツの根こぶ病に農薬登録されています。

散布するタイミングは種まき・植え付け前。センチュウの活動が高まる地温15℃以上のときが効果的です。センチュウには10aあたり50〜100kg、根こぶ病には10aあたり100〜200kgを土壌混和します。発病の程度が高い場合は、専用の薬剤と併用すると効果が高まります。

石灰窒素の農薬成分は、土壌中の水分に溶けてセンチュウ類に作用した後、肥料成分に変化し残留しません。センチュウ防除にプラスして基肥の窒素を減肥できるのも石灰窒素のメリットです。

マンガでわかる石灰窒素シリーズ、次回は「太陽熱・石灰窒素法」です。

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