ナポリタンスパゲティ
喫茶店などで出されることが多いためか、どこかなつかしさを感じるナポリタン。ナポリタンという名前ながら、イタリアではなく日本発祥という変わったメニューでもあります。
味付けに使うケチャップにも抗酸化作用のあるβカロテンが多く含まれ、エネルギー効率もいいので試合前のアスリートにもおすすめの一品です。
ナスとピーマン、タマネギ、ベーコン、粗挽きウインナーを具材にします。
火が通りやすいよう、薄め、細めにカットします。
パスタを茹でている間に、フライパンで具材を炒めます。
茹で上がったパスタを加えて炒めます。
味付けはケチャップだけでOKです。濃い味付けが好きな方はたっぷり、薄味が好みの方や健康志向の方は、ケチャップの量をほどほどにして味を調整してください。
全体がなじんだら盛り付けて完成です。
著者が暮らす東海地方では、鉄板を使ってスパゲティの下に薄焼き玉子を敷く「鉄板ナポリタン」がメジャーな存在だったりします。
お好みでパルメザンチーズやタバスコをかけて召し上がれ。
ナスとピーマンと鶏胸肉のレモン炒め
ビタミン類をはじめ栄養素が豊富なナスとピーマンに、筋肉の疲労を回復させる効果や持久力を向上させる効果がある鶏肉を合わせました。鶏胸肉には、たんぱく質の代謝をサポートするビタミンB6も豊富に含まれています。
ナス1本とピーマン2つを使います。
それぞれを一口サイズにカットします。
鶏胸肉も一口サイズにカットして、軽く塩をふって下味をつけます。
ナスにオリーブオイルを回しかけて加熱します。
ナスの表面に焼き目がついてがしんなりしてきたら、一度バットにあげます。
続いて鶏胸肉を炒めます。
鶏肉の色が変わったら、ピーマンとナスを加えて炒めます。
塩コショウで味を整え、レモン半個分を絞ります。
お皿に盛り付けて完成です。
具材の大きさを揃えているのでとても食べやすく、レモンの爽やかな香りが口いっぱいにひろがります。
ナスとピーマンのオリエンタル炒め
サッと作れてご飯に合うおかずメニューです。油と相性のいいナスとシャキッとした食感があるピーマンを組み合わせることでトロトロ&シャキシャキの両方の食感が楽しめます。
ナスは斜めにカットしてから千切りに。
1センチ弱の細めのスティック状にカットします。
ピーマンも縦に千切りにしてスティック状にします。
ニンニクを炒め、香りを油に移します。
そこにナスを加えて炒めます。
ナスが油を吸ってしんなりしてきたらピーマンを加えます。
味付けはナンプラーで。今回はナンプラーでオリエンタル風に仕上げますが、甘辛い味付けや甘酸っぱい味付けでもとてもおいしくいただけます。
お皿に盛り付け、ゴマと一味をふっていただきます。
パンチがあるナンプラーの味付けでご飯が進む一皿です。
野菜たっぷり塩昆布焼きそば
具材たっぷりの塩焼きそばは、塩の代わりに塩昆布を入れるのがポイントです。
カルシウムやマグネシウム、カリウム、ヨードなどのミネラルが豊富な塩昆布。ミネラルには体の機能を正常にしてくれる作用があり、 カルシウムとマグネシウムは歯や骨を丈夫にしてくれます。ナスにも豊富に含まれるカリウムにはむくみや高血圧の予防効果があり、ヨードは基礎代謝のアップや成長を促します。
ナスとピーマン、ニンジンに、冷蔵庫にあったしめじも追加しました。
ホットプレートで豚肉を炒めます。
続いて野菜類を加えて炒めていきます。
具材に火が通ったら焼きそばと塩昆布を投入します。
焼きそばは市販の袋麺で大丈夫ですよ。
麺に火が通り、具材がなじんだら完成です。
塩昆布で味が薄い場合は塩コショウで調整してください。
塩昆布としめじに含まれるのグルタミン酸と、豚肉に含まれるイノシン酸の相乗効果でとても深い味わいに。ゴロゴロ具材の存在感もマッチしています。
アクセントにレモンを絞ってもおいしくいただけます。
夏野菜のラタトゥイユ
「ラタトゥイユ」の「ラタ」はフランス語で食べ物、「トゥイユ」は混ぜるという意味です。
冷蔵庫にある夏野菜をオリーブオイルで炒め、カットトマトを加えて10分ほど煮込むだけ。温めても、冷たくしてもおいしく召し上がれます。
ナス、ピーマン、ニンジン、タマネギ、ズッキーニ、しめじを一口サイズにカットします。冷蔵庫に眠っている夏野菜があったら、どんどん加えてOKですよ。
フライパンでベーコンを炒めます。
ベーコンに焼き色がついたら具材をどさっと加え、オリーブオイルを加えて炒めます。
具材の表面に軽く焼き目がつくくらい炒めます。
焼き目がついたらカットトマトを投入します。
塩で味を整え、隠し味に大さじ2ほどのしょうゆを加えます。
しょうゆを加えることで風味が増し、ふくよかな味わいに仕上がります。
フライパンに蓋をして弱火で10分ほど煮込んで完成です。
粗熱が取れるまではフライパンに蓋をしたままで予熱調理し、冷めたら冷蔵庫で保管します。
できたての熱い状態もおいしいですし、冷蔵庫でしっかり冷やしてもおいしくいただけます。お弁当のおかずにもおすすめの一品です。
ビタミン豊富なナス&ピーマンでイキイキとした毎日を
多様なビタミン類を取れるナスとピーマンの組み合わせ。特にビタミンCの量はレモンをしのぐほど。また、ピーマンには「ルチン」「ヘスペリジン」「ルテオリン」などのビタミンPが含まれます。ビタミンと似たような働きをするフラボノイド化合物がビタミンPと呼ばれ、抗酸化作用やビタミンCの酸化を防いで毛細血管の強化や血圧を下げる働きがあります。「ルテオリン」には抗アレルギーや抗炎症作用があることも知られています。