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【注意】2月に発生しやすい病害虫5選 防除方法を解説!

連載企画:病害虫対策カレンダー

【注意】2月に発生しやすい病害虫5選 防除方法を解説!

冬もいよいよ終盤。寒さのピークを越え、春の兆しが見えてくる2月に発生しやすい病害虫5つを紹介します。症状や原因、対策まで体系的にまとめましたので、ぜひ参考にして、ご自身の畑で役立ててみてください!

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1. すす病

すす病

症状 植物の葉や茎が黒いすすのような粉状の物質に覆われます。
原因 カイガラムシ類、アブラムシ類、コナジラミ類などの害虫が排せつする甘露(かんろ)と呼ばれる物質を栄養源としてカビが増殖することで発生。
発生作物 ミカン、トマト、キュウリ
対策 重曹やアルコールなどは原因となるアブラムシを駆除するのに効果的。また、必要に応じて農薬を使用することも有効です。
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2. べと病

べと病

症状 葉に淡黄色の斑点(病斑)ができ、症状が進むと大きくなり、葉全体に広がります。葉の色も、淡黄色から淡褐色、そして黄褐色に変わり、葉裏には灰色のカビが現れ、やがて枯れて落葉してしまいます。
原因 糸状菌というカビによって引き起こされ、湿度が高く温暖な時期に発生しやすくなります。風や雨によってカビが周囲の株に付着することで、感染が広がります。
発生作物 キュウリ、カボチャ、スイカ、メロン、ゴーヤ、キャベツ、ダイコン、カブ、ハクサイ、ブロッコリー、コマツナ、ネギ、タマネギ、シュンギク、ホウレンソウ
対策 土壌消毒や農薬の使用の他、株間をあけたり、排水性を高めたりして多湿を避けることが大切です。なお、発症したら該当箇所をすぐに取り除きましょう。
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3. タマネギ白色疫病

白色疫病

タマネギ白色疫病 引用:香川県ホームページ

症状 葉の中央から先端部に暗緑色の病斑を形成。症状が進むと病斑は拡大し、青白色となり、やがて先枯れします。
原因 糸状菌というカビによって引き起こされ、降雨の後など湿度が高いときに発生しやすくなります。
発生作物 タマネギ
対策 水はけを良くすることや、高畝栽培することで予防します。発病した場合は速やかに薬剤散布して防除しましょう。
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4. 菌核病

菌核病

症状 茶褐色で水浸状の病斑が現れ、やがて病斑は広がり茎葉が萎れます。さらに進行すると腐敗して、白い綿毛状のカビに覆われます。
原因 糸状菌というカビによって引き起こされ、比較的低温で湿度が高い時期に発生しやすくなります。
発生作物 キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー
対策 水はけの良い土作りをし、風通しを良くします。発病した場合は薬剤を使用して早めに防除しましょう。
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5. ハクサイダニ

ハクサイダニ

症状 葉に白い斑点やかすれが現れ、進行すると葉全体が黄化、縮れ、萎縮することもあります。
時期 11月から翌年4月頃まで。春先の気温上昇とともに個体数が減少し、初夏にはほとんど見られなくなります。
発生作物 ハクサイやカブ、コマツナなどの葉菜類
対策 葉の裏や成長点付近を定期的に確認し、早期発見に努めます。また、風通しを良くしたり、農薬を使用したりすることも有効です。
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