「動物と自然に暮らす牧場を作りたい」遊牧舎 秦牧場の放牧養豚【ファームジャーニー :北海道十勝】 – マイナビ農業

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「動物と自然に暮らす牧場を作りたい」遊牧舎 秦牧場の放牧養豚【ファームジャーニー :北海道十勝】

「動物と自然に暮らす牧場を作りたい」遊牧舎 秦牧場の放牧養豚【ファームジャーニー :北海道十勝】

2017年07月29日

北海道十勝のあふれる自然の中で、ブタを放牧スタイルで育てている牧場があります。「よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ」というストレスフリーの放牧豚。その肥育方法について、遊牧舎 秦牧場の秦さんにお話をうかがいました。

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「動物と自然に暮らす牧場を作りたい」遊牧舎 秦牧場の放牧養豚【ファームジャーニー :北海道十勝】

道内のブランド豚が人気を集めていることもあり、北海道では養豚が盛んな印象がありますが、平成28年の豚飼養戸数は、過去最多だったころの5%以下にまで減少しています。しかし、豚飼養頭数はピーク時と同頭です(※1)。ブタを育てる豚舎は減ったものの、ブタの数はさほど変わっていない理由は、養豚場の大規模化の影響が考えられます。

大型養豚場では、効率的により多くのブタを育てるため、1頭あたりの生育面積に限りがあります。一方、「放牧養豚」というブタの肥育方法は、牧場にブタを放って育てるため、生育面積に限りがありません。

今回は、北海道で放牧養豚を行っている「遊牧舎 秦牧場」代表、秦寛(はたひろし)さんに、復活の兆しを見せ始めている放牧養豚の始め方や運営方法についてお話をうかがいました。

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定年後、研究者から養豚者に転身

秦さんは、北海道大学で家畜の生産、とくに放牧やエサ、環境などの研究を行っていました。北海道大学北方生物圏フィールド科学センター静内研究牧場の教授を定年退職後、2013年6月、北海道十勝忠類の地に動物と自然に暮らす牧場を作りたいという念願がかなって「遊牧舎 秦牧場」を立ち上げました。

秦さんが牧場で育てる動物にブタを選んだ理由は、「第2の人生で取り組むには、生産サイクルが短いブタが適していると考えた」のだとか。ブタは、6カ月で出荷できます。肥育期間20カ月とされる和牛の1/3強なのです。

秦さんが牧場を立ち上げた当初の思いもあり、「放牧養豚」が始まりました。

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