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おいしいサクランボの見分け方・保存法と栄養【野菜と果物ガイド】(3/3)

連載企画:野菜と果物ガイド

おいしいサクランボの見分け方・保存法と栄養【野菜と果物ガイド】

サクランボは愛らしい見た目と甘さでとても人気がある果物です。高級な品種も誕生し、贈答品としても大人気です。今回は、甘くておいしいサクランボの選び方、正しい保存法、栄養、おいしく楽しむレシピなどについて紹介します。

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サクランボの種類

佐藤錦

日本で流通しているサクランボの主流品種です。果皮は黄色をベースにした鮮やかな紅色。種が小さく果肉が多いのが特徴で、旬は6月中旬です。

高砂

酸味があり、食感が比較的やわらかい品種です。果皮は黄色地に赤みを帯びています。米国から導入された「ロックボート・ビガロ」という名前を「高砂」として流通させています。旬は、6月の中旬頃です。

紅秀峰(べにしゅうほう)

主流品種の佐藤錦に比べるとやや大きめで、酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。日持ちが良く、旬は7月の中旬頃です。

南陽

黄色味がやや強い赤色の皮を持った、大粒のハート形のサクランボ。実は黄白色で、他の品種に比べるとやや硬め。旬は7月初旬。

ナポレオン

果肉が硬く、流通しやすい品種です。18世紀頃からヨーロッパ諸国で栽培されている歴史ある品種。言わずと知れたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトから命名されました。佐藤錦の親品種です。

月山錦(がっさんにしき)

赤色が多いサクランボの中で、珍しく黄色い果皮を持った品種です。甘みが強く大粒で、生産量が少なく希少価値が高いため、贈答用として人気があります。旬は6月下旬です。

レーニア

米国の品種で果皮が黄色を帯びた赤色をしています。甘くやわらかい果肉が特徴で、旬は6月下旬です。

ピング

皮も実も赤紫色をしているのが特徴で、果肉はしっかりと硬めです。香りが強い米国の品種で、5月初旬頃市場に出回ります。

見た目のかわいらしさだけでなく、味わいも栄養も魅力的なサクランボ。様々な品種を食べて、サクランボをもっと楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
 
参考:「野菜と果物の品目ガイド〜野菜ソムリエEDITION」(農経新聞社)
 
【野菜と果物ガイド】シリーズはコチラ!

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