マイナビ農業TOP > 農業経営 > 住宅街に現れたクマを捕獲する役目も 害獣から住民を守る猟友会とは?【ジビエ入門】(2/3)

住宅街に現れたクマを捕獲する役目も 害獣から住民を守る猟友会とは?【ジビエ入門】(2/3)

連載企画:狩猟入門

住宅街に現れたクマを捕獲する役目も 害獣から住民を守る猟友会とは?【ジビエ入門】

ニュースなどでオレンジ色のベストを着た猟師の集団を見たことはありませんか? あの方々が猟友会のハンターです。畑を荒らす有害鳥獣を捕獲してくれるのも、ほとんどが猟友会のハンターでしょう。ここでは、一般的に知られる機会が少ない猟友会についてご説明します。

twitter twitter twitter

猟友会に加入するメリット

まず、免許と銃を持っているだけでは狩猟はできません。毎年、狩猟をしたい都道府県に「狩猟者登録」という手続きをします。狩猟者登録をするためには、猟友会の共済か民間の損害保険に入らなければならず、ほとんどの人が猟友会に入会して共済に入るのです。

さらに銃猟の場合は、火薬購入の際に「火薬類無許可譲受票」という書類が必要なのですが、これも猟友会で発行手続きをしてくれます。

先に書いた「狩猟者登録」も猟友会で代行しているので、面倒な書類手続きを担ってくれるのはハンターにとって最大のメリットと言えるでしょう。

もちろん、入会するのには会費がいります。料金は各支部によって異なります。

オレンジ色のベストは事故防止のため

何となく気になるのが、あのオレンジ色のベストと帽子。目立つ色を着用することで、猟場での事故を未然に防ぐ効果があります。猟友会の会員になると、初回のみベストと帽子が無料でもらえます。

1 2 3

あわせて読みたい記事5選

関連キーワード

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する