若いハンターを増やしたい
―なぜこんなに猟師の数が減っているのでしょうか?
昭和40年代の終わりごろ日本でハンターが一気に増えた時期があって、その頃に狩猟をはじめた方々が70歳代に突入しています。動物がかわいそうという意見が増えてからは狩猟免許を取得する人が激減しました。ジビエや田舎暮らしが注目されて、ここ2、3年のあいだで少しずつですが若いハンターが増えています。そういうやる気のある人たちが辞めないで続けていけるよう、交流会は定期的にやっていきたいです。
農作物被害が増え、今は「動物がかわいそう」の一言で片付けられない状況になっています。山の命と正面から向き合う狩猟は、奥が深い世界です。森や地域を守れるハンターが一人でも多く増えてくれればと願い、これからも青年部の活動を続けていきたいと思います。
写真提供/姫路猟友会 青年部