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200種類の西洋野菜を無農薬栽培!土磨自然農園の野菜が選ばれる理由

200種類の西洋野菜を無農薬栽培!土磨自然農園の野菜が選ばれる理由

2018年04月23日

新規就農を志す方のなかには、有機栽培に挑戦してみたいと考えている方も少なくないでしょう。愛知県春日井市にある土磨自然農園の代表 横島 龍磨(よこしま たつま)さんも、同じ想いを抱いて農業を始めた一人です。2004年から西洋野菜を中心に、無農薬・無除草剤・無化学肥料の自然栽培を徹底してきました。今では200種類以上にのぼる西洋野菜を供給しています。横島さんに無農薬栽培へのこだわりを聞いてきました。

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選ばれる野菜の秘訣とは? 土磨自然農園の西洋野菜

西洋野菜

無農薬栽培というだけでも、日本ではまだまだ少数派の農家です。しかし、横島さんは「選ばれるためにはこれだけではまだ足りない」と言います。

「いくら無農薬で育てても、慣行栽培の野菜と一緒に並べられると、違いが分かりません。同じ見た目なら、安い方を手に取るのが自然でしょう。もっと分かりやすく、かつ誰もやっていないことがやりたかった。だから、ターゲットをシェフや料理教室に絞り、その人たちが使いたくなるような野菜に決めました」。

土磨自然農園で取れた野菜の出荷先は、9割が地元のレストランです。2004年から本業の外食産業と並行してスタートし、横島さんは3年間の準備期間で目標の年間売上100万円を達成しました。はじめは小さな圃場で400種類を超える西洋野菜を試験栽培し、現在では12のレストランを主な取引先として、7つの圃場で200種類の西洋野菜を育てています。具体的な目標設定と、営業戦略に紐づいた作付けが目標を達成した要因となっているのでしょう。

栽培のポイントは、野菜自らが育ちたくなるような環境を作ること

「お皿に乗せたときに、見栄えのする野菜はとても欲しがられます」。横島さんはそう教えてくれます。人気があるのはレタスや大根、ナス類の西洋野菜。レタス品目には、ワイン色の葉が美しいキャトルセゾン。大根品目には、外皮の黒いブラックスパニッシュロング。ナス品目には、白みがかったブライドなどがあります。

「西洋野菜であっても、品目ごとの特徴をしっかり理解していれば、育て方に大きな違いはありません。しいて言うなら、原産地の環境を畑で再現してあげること。例えば、ナスであれば、原産地は湿地帯であるインドです。そのため、畝(うね)を低くして湿度が保たれるように工夫します。野菜自らが育ちたくなるような環境を作ってやることが大切です」。

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