農業から世界を変える。12次産業への進化を目指す食品メーカーです!

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農業から世界を変える。12次産業への進化を目指す食品メーカーです!

農業から世界を変える。12次産業への進化を目指す食品メーカーです!

最終更新日:2019年02月27日

さつまいもスイーツ専門店『らぽっぽ』を全国展開する白ハト食品工業株式会社(本社:大阪府守口市 永尾俊一社長)。「日本の農業をステキにしよう!」と描くのは「第12次産業」という果て無きビジョンです。

創業70年を超える歴史ある食品メーカーであると同時に、日本の農業を変えるという強い思いを持ち、さつまいも生産を軸としながら「農業イノベーター」として次々と新しいチャレンジを行っています。
今回は、宮崎、茨城、福島に構える自社直営農園それぞれの拠点で行っている、未来を見据えた取り組みと6次化の実現についてご紹介します。

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エコサイクルでムダゼロへ! 超循環型農業

白ハト食品工業株式会社の『宮崎農園』は宮崎県南部の都城市・三股町にまたがる17haを超える広大な面積を誇ります。そこでは全国の『らぽっぽ』等で焼芋や大学芋として販売するオリジナルブランド品種である『霧島紅甘露』『霧島紅かぐら』をはじめとしたさまざまなサツマイモの生産・貯蔵・販売を行っています。
宮崎県の圃場は2001年より作付けを開始し、今年度(2018年度)で18年目を迎える会社の中でも一番歴史のある畑です。
また、霧島連山の山々を流れ浄化される霧島裂罅水(きりしまれっかすい)の恵みを利用して、苗づくりから自社で行っているのが特徴です。

2017年度よりキュアリング(※)も可能な大型さつまいも保管倉庫の運営も始まり、どんな季節にでもいつでも常に一番おいしい状態のさつまいもを全国に供給できることが同社最大の強みとなっています。

さらに、『宮崎農園』では2018年度より超循環型農業をスタートしました。
ここ、宮崎には農園だけではなく、グループ関連企業の大学芋工場『霧島おいもファクトリー』を持つ『㈲育みの里しろはと』、機械設備・整備会社『(株)グレースディベロッパー・エンヂニアリング』、最高級黒豚の販売を手掛ける『(株)おいも豚カンパニー』があります。

自社生産した大半のさつまいもは『霧島おいもファクトリー』に販売し加工されていく中、ヘタなど食べることが出来ない部分は産業廃棄物として廃棄処理をする他ありませんでした。もちろん廃棄処理にもお金はかかり、自治体としても廃棄物を生みだすことはマイナスでしかありません。
そこで、前述した4社が協力し廃棄物の有効活用を考え、工場から排出されるヘタを加工するラインを作りました。

今まで廃棄していたものを豚用飼料、そして畑に散布する肥料の副資材にすることに成功し廃棄量を大幅に削減することができました。
都城市は畜産が盛んな町であり、そこから得る牛糞肥料もまた非常に質の高いものとなっています。その牛糞と工場から出る、同社自慢のサツマイモのヘタを混ぜて生産した肥料もまた、良い出来になっています。

『宮崎農園』が目指す超循環型農業は、まだ始まったばかりです。近い将来にさつまいもから出る廃棄をゼロにし、すべてのさつまいもを有効活用していくことを目標にしています。
農業生産法人だけでは不可能な取り組みも、三位一体ならぬ四社一体の取り組みができる事もまた、同社の強みです。

農業は日々、ルーティンワークになりがちですが、同社では他にもさつまいも栽培への新たなアプローチとしてさまざまな栽培研究もグループ会社一体となり進めています。
自らがやりたい、改善したいと考えたことを即座に実行できるフットワークの軽さも、大きな武器になっていると感じます。

その地域から与えられた自然の恵みを活かし、汚すことなく循環してさつまいも栽培を永続させ、これからもおいしいサツマイモをお客様に届けていくことを第一に作り続けていきます。

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約1500tものさつまいもを収納できる専用貯蔵庫。年間を通してさつまいもの供給ができます。

※キュアリング・・・収穫時などに傷ついたサツマイモ類や球根を、高温多湿条件下において傷口にコルク層を形成させ、腐敗を防ぐ方法。

体験型農業テーマパークで目指すワクワク新3K農業

茨城県行方市にある農業体験型テーマパーク『なめがたファーマーズヴィレッジ』
の中に併設される農園では、自社使用さつまいも生産はもちろん、お客様に土に触れる大切さ・食への関心を高めてもらうことを目的としたさまざまな季節の農業体験を開催しています。
また、グランピングを通して「農業のあるステキな暮らし」を体感できたりと、まさに農業を通したさまざまなB to Cの取り組みを行っています。

農産事業においてはさつまいもを軸としながら、レンコンやお米、イチゴなども手掛け、なめがたファーマーズヴィレッジ内にあるレストラン『Farm to the table』にも新鮮野菜を供給しています。そして基盤を支えるさつまいも生産においては開業当時から5年目を迎え、8.5haという面積まで拡大してきました。

耕作放棄地の開墾から進めてきたさつまいも畑は土壌改良を重ね、良いおいもを育てるためにはどうすれば良いかを携わるメンバーが一人ひとり考え実行しています。その結果、栽培当初は反収平均1.7tだったものを2.3tまで向上させられるようになりました。
2020年に向けてさらなる圃場の拡大と自社生産量を増やしていくと共に、安定した農業生産を行えるように機械化・効率化も重要課題として取り組んでいます。

また、農業体験などのイベント運営や田んぼアートの作成、なめがたファーマーズヴィレッジ全体のランドスケープ整備やエディブルフラワーの栽培などにチャレンジするのもなめがた農園の特徴です。
これらを同社では「農芸」業務として位置づけし、農業をデザインして発信することで新しい農業のイメージを作っていきたいと考えています。
体験やイベントの企画も現場発信が基本なのでお客様の声もじかに反映しながら、「キレイ・気持ちいい・かっこいい」の“新3K農業”を感じてもらえる空間に仕上げていく事を日々の目標にしています。

第1次生産の現場から2次、3次が繋がって構成されるヴィレッジはまさしく6次産業を隅々まで体感できるテーマパークですが、これはお客様にとどまらず働く従業員・スタッフにとっても同様です。第1次生産の現場から考える、2次・3次産業。そこに夢を持てるような農園を創り上げる事がなめがた農園の使命だと思っています。

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土に触れ、食を考える体験は農業の未来につながると思っています。

おいもで福島の「未来」と農業を革新!

2011年3月11日、東日本大震災が起こり津波、原発事故で福島は大きな被害を受けました。同社が畑をもつ、福島の楢葉町にも甚大な被害があり2011年3月12日から2017年の9月5日の約6年半もの間、避難生活を余儀なくされます。
避難の間、当然のことながら農業はできず管理のできない畑は荒れ、イノシシ等の害獣が増えました。
私たちが帰還する頃には農業の再開が簡単なものではなく、ひとり、またひとりと離農者が続出し広大な耕作放棄地が楢葉町に残されました。

同社は、前述したように、福島と同じく東日本大震災において被害に遭ったさつまいもの産地である茨城県行方市において、農業のテーマパークである『なめがたファーマーズヴィレッジ』を設立し、さつまいもを中心とした農産物の生産活動と商業施設の運営、加工工場の施設運営を行ってきました。
また、これらの地域創生活動の中で、楢葉町の産業や農業を復活・発展させたいと強い熱意を持った現地の人々との出会いがありました。
当社の「ピンチをチャンスに変える」という考え方にも合致し、2017年に広大な農地のある、ここ楢葉町で大規模なサツマイモ栽培を行うに至ります。

2017年の実証試験を経て2018年度は10haの規模の農地を借り受け本格的な栽培を開始。広大な規模での栽培は困難も多く、また耕作放棄地での栽培は雑草との闘いでした。
楢葉町の地域住民の方々や全国のグループ社員に助けられる日々の連続でしたが無事に収穫を終えることができました。

福島での栽培に関して2018年度は10ha、2019年度は30ha、2020年度は50haのさつまいも作付けを考えていますが、2018年の栽培を実施してみて大規模栽培を行う際には従来の栽培方法を踏襲するだけでは不可能であることも分かりました。
その原因は現在の日本農業が抱えている問題と同じでした。「少子高齢化で働き手がいない……」「作業が体力的にキツイ……」。
この問題を乗り越えなければ50haの栽培は難しいと考えて、2019年度からは大幅に「農業」のやり方を変えていきます。

楢葉町の畑は日本各地の畑と比較すると、一枚一枚が大きいことが特徴であり、また農業をやるうえで最大のメリットにもなります。
この畑の大きさを最大限に生かすため大型機械を導入し、耕耘作業・収穫作業を従来の5倍以上の効率で行い省力・省人化を図ります。
また、夏の酷暑の中行う除草作業や殺虫剤の散布はドローンや防除ヘリを使用し、従来の10倍以上の効率で苦しい作業から楽な作業への転換を考えています。

その他にもロボットトラクター、IoTシステム、GPSガイダンス等の活用も視野に入れており、福島の農園では離農者、耕作放棄地が増えて畑の集約が可能になったからこそできる、大型農業×IT農業=最先端農業を推し進めます。
3K(キツイ、汚い、危険)の農業から福島だからできる新3K(キレイ・気持ちいい・かっこいい)農業を発信し、将来的には楢葉町にも『なめがたファーマーズヴィレッジ』のように、さつまいもや福島ならではのフルーツを生かした農業のテーマパークを創り、福島・楢葉地域創生のフラッグシップカンパニーを目指します。

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グループ若手社員を中心に広大な畑のさつまいもの苗植えを行いました!

「いも・たこ・なんきん」食品メーカーの“農業への思い”と未来展望

食品メーカーである当社にとって、原材料の確保は最重要課題です。
良い商品があっても、良い立地に店舗があっても、「良い原材料」が確保できなければ、商売は成り立ちません。
「良い原材料」の安定確保は非常に重要ですが、昨今の自然災害が毎年のように起こる、または異常気象が続くなどの事象により「原材料の安定生産」も難しくなり、農家の後継者問題も含めて「農業生産」を取り巻く環境は年々厳しくなっています。

そんな中、世界の食品の流通にかかわる部分は劇的に変化しており、どこでも「良いもの」が買える時代へとめざましい進化をとげてきました。
この2つの課題を解決するためには、原材料から商品までを一貫して、その商品を、どんな場所で、どんな人が、どんなこだわりを持って、どんな技術で作っているか? という物語が必要で、それが「商品の差別化」につながると考えています。

その物語作りを「農業」「地方創生」という基軸を持って地域に産業を興すことが今後の食品メーカーの生き残る重要なポイントだと考えており、その物語の拠点を茨城県行方市、宮崎県都城市、福島県楢葉町を中心として展開していきます。
それも農業を農産だけの観点でなく、それに関連する事業を地域で興す事こそが同社グループの「食品メーカー」としての特徴だと考えています。

今までの延長ではなく、その場所でしかできない、未来から見た食品メーカーの物作り、商品作りを1次、2次、3次と展開していきます。

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日本の農業をステキにしよう!


白ハト食品工業株式会社
大阪府守口市京阪本通1丁目4-10

白ハト食品工業株式会社のホームページ

なめがたファーマーズヴィレッジ
茨城県行方市宇崎1561
なめがたファーマーズヴィレッジ

白ハト食品工業福島新ファーム(仮称)
福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘撞堂5-10

株式会社しろはとファーム
宮崎県都城市神之山町1984

株式会社なめがたしろはとファーム
〒311-3880 茨城県行方市宇崎1561
農業DIVISION  瀧澤 芽衣
TEL:0299-87-1132
mail:sh7006@shirohato.com

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