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第17回 クラウドファンディングをもっと広める宣伝の仕方

連載企画:クラウドファンディングの仕組みを解説

第17回 クラウドファンディングをもっと広める宣伝の仕方

農業に関わる人のクラウドファンディングの使い方をご紹介するこの連載。第17回では、あなたのプロジェクトをさらに広めるための宣伝の仕方についてご紹介します。

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クラウドファンディングは掲載しただけではお金は集まらない

「プロジェクトを掲載すればお金が集まるのですか」と聞かれることがあります。しかし、クラウドファンディングはプラットフォームに掲載しただけでお金を集めることはできません。プラットフォームはあくまであなたのプロジェクトを掲載し、それが広まるきっかけを作ってくれている場です。プロジェクトをさらに多くの人に広めるにはあなたの行動が必要なのです。

クラウドファンディングのプロジェクトを広めるために重要なのは、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS)の活用とメディアへの働きかけの2つです。

SNSは細かく、熱量を絶やさずに

クラウドファンディングを行う前に、 SNSのアカウントを取得し、友人や今まで会ったことがある人とつながっておくとよいでしょう。

事前にSNSのアカウントを活発にしておくことで、あなたが発信しやすい状態を作っておくことが大切です。チームで行うプロジェクトの場合は、プロジェクトごとにアカウントを作成するのでも問題ありません。すでにアカウントを個人で持っている場合は、それを使った方がいいでしょう。

プロジェクトの掲載開始前には、「こんなプロジェクトをクラウドファンディングでやろうと思っている」ということをSNSで投稿してみてください。

あなたのプロジェクトを楽しみにしてくれる人が増えると、SNSを通じて意見をくれることがあります。これらを反映してプロジェクトを作ることで、さらにあなたのプロジェクトが魅力的なものになるでしょう。

メディアへのアプローチは、開始直前、達成時の2回がおすすめ

SNSよりもなじみがないメディアへのアプローチは難易度が高いかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。

ここで言うメディアとは、新聞や雑誌、Webメディアなど、情報を掲載している媒体のことを指します。まずはあなたのプロジェクトを掲載したいメディアをいくつかピックアップして、プレスリリースを作成してみましょう。

プレスリリースとは、あなたのプロジェクトがどんなものであるかを簡潔に示した書類のことです。厳しい決まりはありませんが、メディアに興味を持ってもらえるように具体的にプロジェクトの内容を記載して2、3枚にまとめ、PDFでのメールや郵送をするのがおすすめです。

プレスリリースを送るタイミングはプロジェクトの開始直前と、目標金額を達成した時の2回がおすすめです。開始直前にはプロジェクトがどれほど魅力的かを記載します。達成した時には達成までの日数や、達成金額を盛り込むのもよいでしょう。

プロジェクトを広めるのはあなたの役目

クラウドファンディングでは、プロジェクトをより多くの人に広めるのもあなたの役目です。せっかく作った素晴らしいプロジェクトをさらに多くの人に見てもらえるように、プロジェクトをやってみようかなと思い立った時から準備をしておくことで、あなたのプロジェクトの成功確率は格段に上がることでしょう。

【クラウドファンディングの仕組みを解説】シリーズ一覧はこちら!

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