第18回 クラウドファンディングでトラブルを起こさないために〜情報公開の仕方〜
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第18回 クラウドファンディングでトラブルを起こさないために〜情報公開の仕方〜

連載企画:クラウドファンディングの仕組みを解説

第18回 クラウドファンディングでトラブルを起こさないために〜情報公開の仕方〜
最終更新日:2019年03月14日

農業に関わる人のクラウドファンディングの使い方をご紹介するこの連載。第18回では、あなたがクラウドファンディングを行った時にトラブルを起こさないために気をつけるべきことなどをご紹介します。

クラウドファンディングとトラブル

クラウドファンディングは、ネットショップで物を売り買いしたり、お店で物を売り買いするよりも繊細に運営しなければなりません。リターンの発送が支払いよりも後になることや、はっきりとした完成形がわからずに支払いをするためです。

まだどんな形になるかはっきりとわからないプロジェクトに対してお金を払ってくれる支援者は、プロジェクトへの期待を持ってくれている反面、リターンが届きあなたの一連のプロジェクトが成功するまで不安な気持ちも持っているのです。

例えばリターンが約束されていた日にちまでに送られてこなかったり、プロジェクトの進捗(しんちょく)が報告されなくなってしまったら、この不安はさらに大きくなってしまいます。クラウドファンディングのプロジェクトで起こるトラブルの多くは、こういった信頼関係の崩れから引き起こされてしまいます。

トラブルの基本的な考え方は二者間で解決

クラウドファンディングを運営しているプラットフォームは、あくまでもプロジェクトを“掲載すること”に責任を持っているため、その後のプロジェクトの運営の責任は持たないというスタンスを取っています。もちろん、プロジェクトを行った人への連絡、支援をした人へのフォローなど最適なサポートを行っていますが、あくまでプロジェクトに関するトラブルはプロジェクトを行った人と支援した人の二者間で解決しなければなりません。

もっとも発生率が高いのはリターンについて

クラウドファンディングに関するトラブルでもっとも起こりやすいのはリターンについてのトラブルです。起きる可能性が高いのは以下のふたつのトラブルです。

リターンが届かない

クラウドファンディングのプロジェクトのページには、リターンがいつまでに手元に届くかを示す日にちが記載されています。プロジェクトにお金を支払ってくれる支援者は、それをめどにリターンを待っています。ここから大幅な遅延があると、もちろんトラブルにつながってしまいます。

リターンが思っていたものと違った

リターンが手元に届いても、プロジェクトページでイメージさせたものと違ったり、あるいは何かの体験ができるリターンで、思っていた体験と違ったという場合もトラブルにつながってしまいます。

トラブルを未然に防ぐ方法

先にあげたふたつのトラブルは、プロジェクトの運営の仕方で防ぐことができます。

リターンが届かない

まずは、リターンを発送期日以内にお届けすることがもっとも重要です。そのためにも、発送時期を記載する時には余裕をもったスケジュールを書いておきましょう。また、リターンの発送が遅れてしまう可能性が前もってわかっている時は、プロジェクトページにそのリスクについても記載しておきましょう。

それでもリターンの発送が遅れてしまった時は、それがわかった時点で活動報告、SNS、プロジェクトページ本体にその情報を載せておきましょう。また、多くのクラウドファンディングプラットフォームでは、お金を支援してくれた人にメッセージを送ることができますので、遅延がわかった時点でメッセージも送っておくとよいでしょう。

リターンが届かないというトラブルを防ぐコツは、今リターンがどうなっているのかを誰でもわかるようにしておくということです。もちろん、事前に情報を更新しておけばリターンの発送が遅れてもよいということではありません。お金を支援してくれた人との信頼関係を失わないためにも、発送期日に間に合うようにリターンを用意することを最優先にプロジェクトを行ってください。

リターンが思っていたものと違った

クラウドファンディングの特性上、はじめからリターンの細かい仕様を完璧に伝えるのは不可能です。例えば、果実を使ったジャムを作ることは決まっていても、入れ物の形が後から変更される可能性は大いにあるでしょう。

リターンが届いたけれど思ったものと違ったり、用意されていた体験が想像と違ったりというトラブルを防ぐためには、まずリターンの仕様をできるだけ具体的にプロジェクトページに記載しておくことが大切です。例えば、商品の場合は、大きさ、重さ、内容量、機能など。体験の場合は集合場所や持ち物などです。

そして、発送時期に関わるトラブルと同じように、変更が出た時点で情報をアップデートしておくことが大切です。

上記ふたつに共通して気をつけるべきなのは、プロジェクトページを更新する時には、変更前の文章を残した上で変更後の情報を記載すること。都合のいいように変更したのではなく、誠実な情報公開をしていることを伝えるのも大切です。

トラブルを起こさないように運営する

クラウドファンディングでトラブルを起こしてしまうと、それらがSNSや口コミ、友人からの応援などから成り立っているため、あなたの信用を大きく傷つけてしまうことになります。例えばそれがこれから作りたい商品についてであれば、すでに作ってきた他の商品にも影響が及んだり、あなた個人の信用を損ねたりすることになってしまいます。

トラブルが起きてから返金や謝罪を行ったとしても、すぐに信頼を回復させるというのは難しいでしょう。そのため、クラウドファンディングではトラブルを起こさないようにプロジェクトを運営することが大切です。
 

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