山形県置賜産の『上杉まめ』が今、アツイ! 生産者と園芸ステーションの連携から生まれるおいしさの秘密とは

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山形県置賜産の『上杉まめ』が今、アツイ! 生産者と園芸ステーションの連携から生まれるおいしさの秘密とは

山形県置賜産の『上杉まめ』が今、アツイ! 生産者と園芸ステーションの連携から生まれるおいしさの秘密とは
最終更新日:2019年09月05日

枝豆の産地として全国トップクラスの山形県には、県内各地でさまざまなブランドが立ち上げられています。今回ご紹介するのは山形県南部に位置する置賜(おきたま)地域のブランド『上杉まめ』です。置賜地域の偉人、上杉鷹山の名前にちなんで名付けられた枝豆は香り高く、プリッとした歯ごたえが特徴で、一度食べたらやみつきになること請け合いです。収穫から3時間以内の予冷に取り組むおきたま園芸ステーションから生まれる高品質な枝豆『上杉まめ』の全貌に迫ります。

枝豆は夏だけじゃない!秋まで味わえる『上杉まめ』とは?

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おつまみ以外にもさまざま料理にアレンジができる枝豆は、子供から大人まで愛される味

日本人がこよなく愛する枝豆。ビールのお供にその味を楽しまれている方も多いことでしょう。未成熟の大豆である枝豆には、大豆同様に豊富な栄養素が含まれており、いろいろな料理にアレンジができるのも魅力です。

枝豆といえば山形県庄内地域の特産品『だだちゃ豆』が有名ですが、それに負けず劣らずおいしいと高い評価を得ているのが山形県置賜地域の『上杉まめ』です。

米沢市・長井市・南陽市と、小国町・飯豊町・川西町・高畠町・白鷹町の3市5町から成るエリアで作られる枝豆の総称である『上杉まめ』には、早生種の元気娘、栄錦、湯あがり娘、中生種のゆかた娘、雪音、晩酌茶豆、晩生種の味ゆたか、秘伝などの品種があります。それぞれ収穫時期が異なるため、7月下旬から10月上旬と長く枝豆を味わうことができます。

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パッケージには上杉謙信の家臣、直江兼続の兜飾り「愛」の文字が描かれています

中でも9月下旬から収穫が始まる晩生種の秘伝は、わずかな期間しか収穫できないことから「幻の豆」とも呼ばれ、甘さ、香り、身の張り、大きさ、味わいが全て揃った枝豆として県内外から注目を集めています。

ゆでたての『上杉まめ』を食べてみると、口に入れた途端広がるコクと甘みに感動! ひとつふたつと止まらないおいしさを堪能することができました。置賜地域の偉人、上杉鷹山の名前にちなんだ『上杉まめ』は、枝豆ブランドのニューカマーとして今後ますます目が離せない存在になることでしょう。

生産者に聞く、おいしさのこだわり

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『上杉まめ』生産者の新野勝廣さん

『上杉まめ』の産地のひとつ、川西町に青々と広がる枝豆畑があります。特産野菜振興部会枝豆部会で部会長を務める新野勝廣さんが所有する3町歩もの広大な畑では晩生種の秘伝がまもなく収穫の時期を迎えようとしていました。「今年(2019年)のような暑い夏場に高品質な枝豆を作るための秘訣は第一に水です。土壌水分が十分であることがとても重要になります」と新野さん。

置賜地域は藩主・上杉氏の導きにより新田開発が行われ、多くの堰やため池が造られたと言います。農家の人たちはその大切な農業用水と農地を守り続け、現在もなお、それら“豊かな水”が置賜地域の美味しい農産物を育んでいます。また、枝豆の天敵である虫の防除も、枝豆の品質を左右する重要な作業です。

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ミネラルを豊富に含んだ豊かな土壌で育つ『上杉まめ』

このように『上杉まめ』は生産者の努力と情熱によって栽培され消費者に届けられています。「ひと口に『上杉まめ』と言っても、その品種は多彩で風味も異なります。ブランド価値を高めるためにも品種を精査し、生産者はより品質を高めるための努力が必要だと思います」。新野さんが部会長を務める枝豆部会では、こうした意見を交わすと同時に、栽培技術向上のための勉強会を実施しています。

川西管内にはベテランから若手まで約80名の生産者がおり、『上杉まめ』の品質向上に努めています。「経験値によって栽培技術にバラつきがあることが今の大きな課題です。『上杉まめ』を地域の新たな特産品として確立するためにも、生産者一人ひとりの技術を向上させることが目標です」と、新野さんは力強く語っていました。

収穫から3時間が勝負! おきたま園芸ステーションが果たす役割

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2019年4月に山形県川西町に完成したJA全農山形おきたま園芸ステーション

枝豆は鮮度が命。そのため、収穫してから早期に予冷し、洗浄、選果、袋詰めをすることが理想です。ところが、従来の作業は収穫から袋詰めまで全て各農家が行なっていたため、早期の予冷は難しいというのが現状でした。そこで、2019年度に大規模選果場『JA全農おきたま園芸ステーション』を建設。収穫してから3時間以内に予冷することを設定し、品質保持を図りました。

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JA山形おきたま営農経済部園芸課の渡部正志課長補佐

「これまで農家の方が収穫後に行ってきた選果から包装までの作業を同施設が担うことで生産者の負担を軽減し、作付け規模の拡大を支援することを目的としています」と、園芸ステーションの役割を話すJA山形おきたま営農経済部園芸課の渡部正志課長補佐。

各農家が収穫した枝豆を園芸ステーションに出荷。施設内の予冷庫にて十分に予冷した後に、選果作業を行います。洗浄、脱水を経て、高精度の全自動色彩選別機を用いた選果(規格外をはじく)処理を実施。その後に袋詰めをして、『上杉まめ』は京浜地区や中京地区を中心に、市場を通して全国に届けられます。これらのスピーディーな選果と徹底した予冷管理を実施し、日本一の青豆ブランドを目指しています。

パッケージに描かれた上杉家の家臣、智勇兼備の名将と言われる直江兼続の兜飾り「愛」の文字のように、生産者の愛情が込められた『上杉まめ』。ぜひ手にとってその滋味豊かな味わいを堪能してみてください。おいしさと共に、置賜の山々に抱かれたような、幸せなひとときを感じられることでしょう。


■問い合わせ
JA山形おきたま 営農経済部営農企画課
住所:山形県東置賜郡川西町大字上小松978−1
電話:0238-46-5300

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