農業参加の間口を広げ、農家の人手不足解決へ
「農mers」は、メッセージのやりとりを通じて農業を始めたい人と農家をつなぐ人材マッチングアプリ。「農スキル」の登録やチャット機能によって、農作業のマッチングを実現しました。新規就農者や離農者に農業参加の間口を広げ、農家の人手不足解決を目指します。
農家の平均年齢は66.8歳(※)と深刻な高齢化を迎え、大幅な就業人口の減少が予想されるほか、後継者不足や若者の離農も大きな社会問題になっています。こうした背景から、繁忙期の農家を手伝うことで気軽に農業に触れる機会を作ることを目指す「農mers」を、マイナビ 事業活性事業部が2019年5月に試験的に宮崎県で公開し、10月に正式にサービスを開始しました。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「人手が必要な農家と新規就農者や離農者のマッチングを手軽なアプリで実現するサービス。チャットや農スキルの登録、「農スキル」という言葉で農業における技術の定量化などにより、農業参加の間口を広げ、農家の人手不足解決を目指している。まだサービス・ローンチしたばかりであるが、社会課題を解決し得るサービスとしての期待から評価することとした。」
□プロデューサー:株式会社マイナビ 農業活性事業部 池本博則+株式会社ブレイブソフト 代表取締役CEO/CTO 菅澤英司
□ディレクター:株式会社マイナビ 農業活性事業部 井口侑紀+株式会社ブレイブソフト クリエイティブ事業部 王利艶、阿部裕子
□デザイナー:株式会社ブレイブソフト クリエイティブ事業部 井上雄輔
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」に出展
本年10月31日(木)から5日間にわたり、東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」において特別展示で紹介されます。
【GOOD DESIGN EXHIBITION 2019 – 2019年度グッドデザイン賞受賞展 – 】
会期:10月31日(木)~11月4日(月・祝) 会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
池本博則(いけもと・ひろのり)農業活性事業部事業部長は、「農mersを日本中の様々な農業現場で、活用してもらえるよう頑張っていきます」と、サービス利用の普及に意気込みました。
マイナビは宮崎県と協定を結び、農mersの先行運営を行うなど農業人材の確保と育成を目的に相互の強みを活かす取り組みを行っています。
11月23日には、就農希望者み向けた宮崎県への移住検討会を東京・人形町で開催。宮崎県に興味がある方なら誰でもが参加できる交流会で、先輩就農者とともに宮崎の食材を使ったランチを食べながら交流を深めたり、実際に移住前と移住後の違いなどリアルなお話を聞きながら「自分らしい幸せな生き方」を参加者で考えます。ふるってご参加ください。