【動画付き】大分県ならではの自然環境と手厚い支援でいざ、就農! 白ねぎやキャベツなど【露地野菜栽培】の魅力や高原農業のメリットとは?|マイナビ農業

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【動画付き】大分県ならではの自然環境と手厚い支援でいざ、就農! 白ねぎやキャベツなど【露地野菜栽培】の魅力や高原農業のメリットとは?

【動画付き】大分県ならではの自然環境と手厚い支援でいざ、就農! 白ねぎやキャベツなど【露地野菜栽培】の魅力や高原農業のメリットとは?

“おんせん県”として知られる大分県は、変化に富んだ地形・地質・季候により豊かな自然が育まれると共に、それらを生かした農業が行われています。特に県南西部は、西に阿蘇山、南に祖母山、北に久住山と三方を山に囲まれた標高400〜600mの準高冷地で、夏季も冷涼な気候を生かした白ねぎやキャベツの栽培がさかんな地域です。野菜の施設栽培が注目されることが多いなか、露地栽培の魅力や高原農業のメリットとは!? 露地栽培を実践する2軒の農家のリアルな声をリポートします。

白ねぎをリレー栽培で1年を通じて出荷!
大分県だからこそ可能な“標高差を活かした農業”とは?

標高700メートル、寒暖差により甘さが加わる白ねぎ

西日本を代表する“ねぎ”の一大産地である大分県。なかでもミネラルたっぷりの土壌で栽培された白ねぎは「身が詰まってみずみずしく、甘みがある」と市場評価も高く、2012年1月からは、「大分白ねぎ」という統一ブランドで販売されています。この人気の白ねぎを年間通じて出荷するために行われているのが、海抜0mの干拓地から900mの高原地帯という大分県ならではの標高差と豊かな自然を生かしたリレー栽培です。「冬場は豊後高田市や宇佐市などの沿岸部、夏場は竹田市や九重町などの高原」と農地を変えて栽培することで、年間を通して高品質で安定的な出荷が可能となっているのです。

雄大な自然のなかで行う農作業はストレスフリー

なかでも起伏に富んだ高原地域を有する竹田市は、白ねぎだけでなく冷涼な気候を活かしたキャベツや白菜などの露地野菜が盛んに栽培されています。そんな竹田市で、雇用就農から自営就農へ、サラリーマンからUターン就農へと転身を図った2軒の農家に、高原での露地栽培のメリットややりがいなどをお聞きしました。

夫婦揃って白ねぎ&キャベツ栽培で独立就農
高原農業の魅力とは!?

高校の先輩後輩同士だという佐藤さん夫婦

標高700m、竹田市久住町にある2haの畑で、白ねぎとキャベツを栽培している佐藤勇次さん・めぐみさん夫婦。2020年4月、勇次さんは大分県立農業大学校を卒業後、6年間の雇用就農を経て独立。「農業は自分の努力次第で稼げると考えていたので、いつかは独立したいとは思っていました」と勇次さん。当時、めぐみさんは2歳のお子さんを子育て中だったそうですが、勇次さんから「独立したい」という相談を受けて、「私もやる」と決意。「正直、それまで畑を歩いたことさえなかったんですが、ちょっとやってみたいなという気持ちでしたね」と当時を振り返ります。
しかしそんな勇次さんも不安がなかったわけではありません。まずは農地の問題。市役所の農業委員会などに相談をしていましたが、たまたま、当時雇用されていた企業からそのまま畑と農機を借り受けることができたとか。もちろん、若い2人が新たに就農するのは資金の調達も不可欠です。そこで、経営が安定するまでの5年間受給可能な国の給付金(農業次世代人材投資事業)や認定新規就農者を対象とした無利子無担保の資金を調達することができました。

収穫後は作業場で出荷の準備を行う。一緒に仕事をするようになって、さらに会話が増え理解が深まったというお2人

雇用就農していた時の経験から、選んだ野菜は、白ねぎとキャベツ。「白ねぎは収穫期間も5カ月と長く、価格も比較的安定していること。キャベツも、夏も涼しいこの場所なら、平地では栽培が難しい8月でも出荷できます。何より夫婦2人で無理なく作業するには、適した野菜だと思いました」と勇次さん。さらに、寒暖差が大きいため味の良さが増すこと、病害虫の被害が少ないという高原ならではの特長も味方をしてくれているようです。

品質や収量を上げるためにも技術を身に付けていきたいという勇次さん

農業は初めての経験だっためぐみさんも畑仕事を経験して、「1年目は何でこんな作業が必要なのかなと思うこともありました。だけど実際にできた白ねぎを食べた人から、『すごく美味しかったよ』と言われると、やってよかったなと思ったんです。2年目の今年は、『今年もまた美味しいねぎが作れたらいいな』と思いながら、草むしりができるようになりましたね」と笑顔を見せます。
「雇用就農と違って収入がない時期もあるので、野菜が出荷できる期間にできるだけの売上をあげていかないといけない。最近は温暖化もあり、天候不順も多いので、どんな天候になっても変わらない収量や品質を維持できるように、技術を上げていきたいですね」と今後の課題や抱負についても話してくれました。

勇次さん

久住の冬は寒いですが、この地でしかできない農業があります。工夫次第でいろいろチャレンジもできて、可能性を秘めている土地かなと思います。事前に土地のことや栽培する野菜のことなどをしっかり勉強して、就農することをおすすめします。特に大分県にはいろいろな品目に応じた研修制度も充実しているので、どんどん利用したほうがいいと思いますよ
夫婦で農業をやると言ったら、周りから『喧嘩したら大変そう』と言われたこともありましたが、実際やってみたら、会話も増えてもっと仲良くなりました。体力がなかった私が畑で野菜を持って歩けるようになったし、何より収穫という達成感が得られる仕事だと思います。畑から10分くらいの場所に移り住みましたが、近所の人とは引っ越してすぐに顔見知りになって、声をかけてもらえるようになりました。もうすぐ2人目を出産しますが、安心して子育てできる環境だと感じています

めぐみさん

サラリーマンからの転身、代々続く農業経営を継承
稼げる農業を目指すUターン農家が大規模農業の魅力を伝授!

「高冷地栽培ならではのメリットは大きい」と坂本さん

竹田市萩町の坂本秀樹さんは、20年間のサラリーマン経験を経て、7年前に親元就農しました。現在、13haの畑で露地栽培を、1haの畑でミニトマトの施設栽培を行うという大規模な複合経営を実践しています。春は露地栽培でキャベツや白菜、レタス、夏はスイートコーンと施設でミニトマト、秋は白菜、キャベツ、人参、ごぼうなど、年間を通じて出荷しています。

清冽な空気の中で作られる野菜はみずみずしく、味わいも格別

露地栽培の魅力について、「その季節に合った旬の野菜が収穫できること。また施設栽培に比べてコストが抑えられるので、規模拡大がしやすいことです」。平坦地の出荷がない時期に出荷できることや病害虫の発生リスクが少ないことなど、高原農業ならではのメリットもが多いといいます。もちろんデメリットがないわけではありません。「冬場はやっぱり寒くなるのが早いので、もう少しで作物ができるというときに霜がおりたり、雪が降ったりして収穫できないことも。自然には逆らえない部分はありますね」。

カンボジアからの外国人技能実習生のみなさん

また、規模を拡大する上で必要不可欠になるのが労働力です。現在、ご両親と奥さん、4人の外国人技能実習生を加えた8人体制で作業を行っている坂本さん。「年間を通じて栽培できる露地野菜と施設野菜をうまく組み合わせていくことが、安定した経営をする上ではいちばん合っているのでは」とのこと。労働力や栽培する農産物とのバランスを考慮しながら、最大限の収量を挙げていくことが、安定した経営に求められます。

次世代のためにも、儲かる農業を実践していきたいという坂本さん

竹田市で農業経営をする将来性については、「2019年に大蘇ダムができたことで、この地域にかんがい設備が整備され、雨が降らない時期でも水の心配がいらないことがいちばんです。高原ならではの魅力を存分に発揮できるこの地域で、作ったものを自信を持って提供できます。農業もただ作ればいいという時代は終わったので、地域の人たちとコミュニケーションを取り、いろいろな知恵を出しながら、儲かる農業を目指していきたいですね」。

坂本さん

農業というと大変なイメージもありますが、やったらやった分だけ結果が返ってきます。もちろん大変なこともいろいろありますが、やってみると意外と楽しいですよ。市や県にも問合せ先があるので、しっかり情報収集していただいて、体験なども利用しながら一歩踏み出せば、明るい未来が待っていると思います。子どもが将来はお父さんと一緒にトマトを作りたいと言ってくれているので、その夢が壊れないように、いい農業のイメージを作っていきたいですね

新規就農の初期負担も少なく多方面から支援!
賃貸農場も整え、ますます挑戦しやすい環境に

大分県では、新規就農を希望する人向けにさまざまな支援制度や研修施設が充実し、農業を始めたい人を全力でサポートしています。
定期的な相談会の開催のほか、農業現場をめぐるツアーの開催、就農学校・ファーマーズスクールをはじめとする研修施設、農業大学校での就農準備研修、新規就農希望者向けの賃貸農場「スタートアップファームたけた」などなど、ステップに応じた支援制度が充実しているんですよ。

キャベツは多くが加工用として出荷されるため価格も安定

もちろん農業を始めるには、多くの資金が必要ですよね。国の「農業次世代人材投資事業」では県が認める研修機関などで研修を受ける就農希望者に最長2年間、年間最大150万円を交付。日本政策金融公庫の「青年等就農資金」では、45歳未満で新しく農業を始める人に、必要な資金を無利子で貸付してくれます。
さらには、大分県独自の制度もあります。白ねぎやトマトなどの園芸品目を始める場合、ビニールハウスや栽培に必要な機械類の導入について多様な支援策があります。また、所得が規定を下回った場合に収入を補てんしてくれる「大分県新規就農者負担軽減対策事業」や県外からの就農者や配偶者が出産で作業できなかった時の雇用経費を補てんしてくれる「農作業サポート支援」など、収入が不安定な新規就農にはうれしいサポート!その他、女性・中高年・親元就農のための各種支援制度も充実しています。「農業の経験はないけど、大分で農業を始めてみたい!」と思った方は、まずは相談窓口へご相談を!

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大分県臼杵市での新規就農について

【問い合わせ先】
大分県農林水産部
新規就業・経営体支援課 担い手確保班

〒870-8501
大分県大分市大手町3-1-1
TEL:097-506-3586
大分県の就農について

公益社団法人大分県農業農村振興公社
〒870-0044
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