【外国人材相談事例】「伝えたことと全く違うことをしている」問題の処方箋【外国人雇用について考える第33回】|マイナビ農業

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【外国人材相談事例】「伝えたことと全く違うことをしている」問題の処方箋【外国人雇用について考える第33回】

連載企画:外国人雇用について考える

【外国人材相談事例】「伝えたことと全く違うことをしている」問題の処方箋【外国人雇用について考える第33回】

「伝えたことと全く違うことをしているんです。日本語は通じていると思っているんですが。もう、仕事が全然進まなくて。自分は現地のベトナム語がわからないから、自分で代わりにすることもできず、完全に仕事が止まってしまいます。どうしたらいいでしょう?」

筆者は企業のグローバル採用に関する支援をライフワークとして長年活動し、よく日本の職場に外国人を受け入れるための心構えなどの研修を行っています。その繋がりから様々な相談を受けるのですが、その中でもよくある相談内容から具体的な事例を元に紹介します。

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相談内容の背景

某製造メーカーの岡田さん(仮名)は、ベトナムの工場の管理を日本の本社で行っています。岡田さん自体はベトナム語はできないため、日本語がN2で入社2年目のベトナム人ホンさん(仮名)を通訳を兼ねた業務アシスタントとして採用し現地とのブリッジ役として業務を行ってもらっています。

例えば、現地の工場の1年間分の固定費を現地の人に聞いて調べてもらって?とお願いしたら、何を勘違いしたのか、現地のスタッフ30人に1年間使ったお金を洗い出してもらおうとする指示を出してしまってました。現地の工場長から「なんでそんなことしなければならないのか?」とクレームが入り発覚したのですが、常識的に考えて、なんでそんなことするの?と呆れてしまった次第です。こういうことが頻繁に起こるので、ぜんぜん仕事が進まないんです。

と岡田さんは、まさにいま匙を投げようかと振りかぶっているところでした。

ホンさんの主張

現地の人に聞いてと言われたので、全員に聞かないといけないのかと思ってびっくりしていました。これは、私の勘違いと言われたのですが、ベトナムではこのように言われると、みんな同じように考えると思います。経理に話を聞けばよかったなんてどうやってわかるんですかね?クイズですか? と、こちらも正論です。

【今回の問題】会話の際に「想像していることが違う」ことによるすれ違いが起きている

コンテクストの違い

ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化というコミュニケーションをとるときに取る文化的なスタイルの違いが生じています。

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