新規参入企業の8割は赤字? 成果を出すポイントを成功事例から学ぶ
2009年の農地法改正を契機に、農業に新規参入する企業が増えています。新たな業種での挑戦で成功を収める企業がある一方、経営に失敗し数年で撤退する企業も多いのが現状です。
今回のセミナーでは、農業への新規参入を検討または参入直後の企業担当者を対象に、実際に新規参入し成功を収めるうれし野アグリ株式会社の事例を基に、異業種からの農業参入のポイントについて解説していきます。トークセッションでは同社の参入をサポートしたイノチオアグリ株式会社、株式会社浅井農園を交え、マーケティングや施設選びにおける新規参入の成功のコツを紹介していきます。新規農業参入のサポートを行うFOODBOX株式会社のミニレクチャーも見逃せません。
セミナー詳細・お申込み
開催日時:2022年9月22日(木)14:00~15:30※予定
会場:Zoomウェビナー
料金:無料
参加対象者:新規参入検討/参入直後の法人
ゲスト:
・辻 保彦(うれし野アグリ株式会社 代表取締役社長/辻製油株式会社 代表取締役会長)
・浅井 雄一郎(博士(学術)/株式会社浅井農園 代表取締役)
・石黒 信生(イノチオアグリ株式会社 代表取締役社長)
・有尾 誠介(FOODBOX株式会社 九州・山口支社長/フードカタリスト)
ゲスト紹介
辻 保彦
うれし野アグリ株式会社 代表取締役社長/辻製油株式会社 代表取締役会長
1967年近畿大学理工学部卒、1968年同大学大学院理学部中退。1947年創業の家業辻製油所を引き継ぎ、各地で事業を展開し、地域活性化に尽力。
(これまでの主な事業内容)コーン油をはじめとした製油事業の拡大/レシチンなど機能性事業の構築/松阪港に植物油脂タンクターミナル会社を設立/高知県で柚子精油の工業化/木質バイオマス事業の構築/工場排熱を使った施設ハウス事業の構築/東紀州で柑橘加工観光工場を建設/伊勢志摩地方の地域創生としてキダチアロエ大型農場の構築
浅井 雄一郎 博士(学術)
株式会社浅井農園 代表取締役
1980年三重県津市生まれ。2008年よりミニトマト生産を開始し、品種開発~生産~加工流通まで独自の農業バリューチェーンを構築しながら事業規模を拡大。施設園芸と果樹の複合経営に挑戦し、キウイフルーツ等の大規模園地開発に取り組む。農業経営の傍ら、三重大学大学院においてトマトのゲノム育種研究に取り組み博士号を取得。農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」、「国立研究開発法人審議会」等の委員を歴任する他、東京大学大学院の非常勤講師を務める。グループ会社にうれし野アグリ(2013年)、アグリッド(2018年)。
石黒 信生
イノチオアグリ株式会社 代表取締役社長
2002年千葉大学園芸学部卒、2004年オハイオ州立大学修士取得。経営コンサルタントとして勤務後、2009年にイノチオグループへ入社。フラワー事業、管理部門の責任者を経て現在は、イノチオアグリ㈱の代表取締役社長。イノチオグループは創業112年、農業用ハウスや農業資材の販売を行うイノチオアグリ㈱、農薬・肥料事業のイノチオプラントケア㈱、キク・バラの育種事業を行うイノチオ精興園㈱を含む20社からなる農業総合支援企業グループ。
有尾 誠介
FOODBOX株式会社 九州・山口支社長/フードカタリスト
2016年九州地場の総合商社に入社。同社では農業IoT 機器販売・製造業向け生産設備の販売等の法人営業に従事。その後2022年、FOODBOX㈱入社。九州・山口支社にて、食・農業分野の各種課題解決のため、一緒に伴走してサポートを実施している。地域密着だからこそのネットワーク・現場へのコミットメントを意識し、日々活動中。