【福島県須賀川市】いま、須賀川がアツい!就農希望者が注目する理由は充実の研修制度と手厚いサポート。岩瀬きゅうりと共に生きる若きファーマーのリアルな姿に迫る|マイナビ農業

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【福島県須賀川市】いま、須賀川がアツい!就農希望者が注目する理由は充実の研修制度と手厚いサポート。岩瀬きゅうりと共に生きる若きファーマーのリアルな姿に迫る

【福島県須賀川市】いま、須賀川がアツい!就農希望者が注目する理由は充実の研修制度と手厚いサポート。岩瀬きゅうりと共に生きる若きファーマーのリアルな姿に迫る

福島県須賀川市において、1966年の指定産地を機に守られてきた「岩瀬きゅうり」。しかし、生産者の高齢化や担い手不足により、産地存続の危機に直面。「岩瀬きゅうり担い手育成事業」はそんな状況を打破するために2019年に創設された事業です。事業開始から4年目を迎えた2022年、修了生第1号の吉田さんのそばには新しい仲間の姿が。2人の活躍を通し、充実の研修制度と手厚いサポートが後押しする、福島県須賀川市 × 農業の魅力を紹介します。

「岩瀬きゅうり担い手育成事業」研修生第1号 吉田さんの現在地

岩瀬きゅうり担い手育成事業・研修生第1号として、須賀川市内のベテラン農家のもとでキュウリ栽培を学んでいた吉田 祐大(よしだ・ゆうだい)さん。マイナビ農業制作部は毎年吉田さんを訪ね、その成長を紹介してきました。

研修生第1号・吉田 祐大さん

「昨年は天候に悩まされた一年でしたが、今年は天候にも恵まれ価格のばらつきが少なく、比較的安定して販売することができました。とはいえ、自分はまだ独立2年目の新人。毎日が勉強であることに変わりはありません」(吉田さん)

今年、9アールのほ場を10アールに拡大した吉田さん。収量アップが目的と思いきや、そこにはファーマーとしての成長がうかがえる理由がありました。

「昨年は管理不足により価格の高い時期に出荷量を確保できず機会損失となってしまいました。今年は昨年の反省から株間と畝間を広げ、肥培管理の効率化を図りました。苗数は少なくなってしまいましたが、肥培管理を徹底することで昨年より収量アップの見込みです。独立就農から2年、何が足りないのかが少しずつ見えてきたように思います」

確かな手応えを感じながらも吉田さんはそれにおごることなく、農業普及所主催の勉強会や生産者部会の会合に積極的に参加。さらなる技術向上を目指しています。

その吉田さんに続く、待望の岩瀬きゅうりの新たな担い手がやってきました!約1年間の研修期間を経て、2022年4月に独立就農を果たした若き担い手は2名。その1人である鈴木 徹(すずき・とおる)さんに、農業の魅力や須賀川市の制度など、“リアル”な体験談をお聞きしました。

須賀川ならできる!非農家出身、経験ゼロの自分が農業を生業に選んだ理由

須賀川市出身の鈴木さんの前職はサービス業。農業とは無縁の生活を送っていましたが40歳を機に、新しいことに挑戦したいと考えるようになったと話します。

鈴木 徹さん

「年齢のこともあり、挑戦したい気持ちはあるものの、不安が先行して踏み切れずにいたのが正直なところです。そんな時にたまたま手にしたのが須賀川市の広報でした」

「広報すかがわ」 2020年8月号の特集は岩瀬きゅうり。そこには真剣に農業に向き合う研修中の吉田さんの姿がありました。岩瀬きゅうりは小さい頃から食べてきた地域の特産品である認識はあったものの、担い手不足の窮地にあることを広報の記事で初めて知った鈴木さん。須賀川市の担い手育成事業があることを知り、市の担当者を訪ねます。

「非農家出身から農業への挑戦は、収入面と技術面という大きな不安要素があります。『岩瀬きゅうり担い手育成事業』は、須賀川市農業公社の臨時職員として1年間働きながら農業の基礎的な技術と知識を習得できるのが大きな魅力だと感じました」(鈴木さん)

パリッとしたみずみずしい食感の岩瀬きゅうり

研修がスタートするまでの約半年間を、自分と向き合う時間とした鈴木さんは、農業への思いが揺るがなかったことを確信。2021年4月に研修を開始しました。

「規模や栽培方法が異なる農家で実践的に学べたことが一番の収穫です。スマート農業を先進的に取り入れている農業法人で学ぶ機会があり、これからの農業を考えるきっかけにもなりました」

岩瀬きゅうり担い手育成事業では、農業短期大学校で農業の基礎を学ぶカリキュラムが組まれています。農業の基礎から実践までをトータルで学ぶため、スムーズに独立就農に移行することができるのも、大きなポイントです。

同じ志を持った仲間と共に、岩瀬きゅうりを守り、継承していきたい

研修先の農家の紹介を受け、約60アールのほ場で営農を開始した鈴木さんは、ある現実に直面します。

「手応えは正直まだわかりません。2年目以降が答え合わせになりますかね」

「研修中は農家さんがあらかじめ準備していたものを使って定植や消毒などの管理作業を行いましたが、当たり前のこと、独立後は全て自分でやることになります。1人でやるには限界があると痛感しました」

と、農業の厳しさを率直に話す鈴木さんは、規模拡大と雇用を念頭においた計画を立てていると言葉を続けます。

「家族経営という道もありますが、雇用を生むことで地域農業の発展にもつながります。同じ志を持った方と、岩瀬きゅうりを作り続けていきたいですね」

今後の展望を語る鈴木さんが信頼を寄せているのが先輩就農者の吉田さんです。何事にも一生懸命に取り組む吉田さんの存在は、同じ志を持った頼れる先輩と、鈴木さんは話します。

若手生産者のリーダーとして期待が寄せられる2人

「年齢は自分よりも若いですが、すごく勉強されているな、と感心します。わからないことや困ったこともすぐに相談できるので、孤独を感じることなく、日々の作業に向き合うことができています。本当にありがたいです」

取材時も、栽培や管理など、キュウリを前に真剣な表情で語り合う2人はまさに同志。共に岩瀬きゅうりを盛り上げて行こうとする意気込みが見えました。

農業始めるなら須賀川!対象品目を拡大し、サポート体制をさらに強化

阿武隈川(あぶくまがわ)と釈迦堂川(しゃかどうがわ)を有する緑豊かな福島県須賀川市は、キュウリのほかトマト、ナスなどの園芸作物が盛んな、全国でも有数の夏秋野菜の産地です。岩瀬きゅうり担い手事業の成功を機に、市では2022年4月より、栽培品目をキュウリに限定しない担い手事業を展開しています。

須賀川市農政課・矢内 潤さん

「農業は須賀川市の基幹産業です。しかし、高齢化や担い手不足により、生産者の数は年々減少傾向にあります。地域の宝である岩瀬きゅうりをはじめ、農産物を守るためには若い担い手へのサポート体制の強化が必要不可欠。吉田さんや鈴木さんの真摯な農業への姿勢は、就農を検討されている方への大きな励みになると思います」

と、期待を寄せるのは須賀川市農政課の矢内 潤(やない・じゅん)さんです。賃金を受け取りながら研修を積み、独立就農をサポートする須賀川市のバックアップ体制は、就農への不安を軽減する頼もしい制度です。
研修を終え、独立就農を果たしたロールモデルとも言える吉田さん、鈴木さんと共に、須賀川で農業を始めてみませんか?そこには充実した日々が待っていることでしょう。

        

【問い合わせ】
須賀川市役所 経済環境部
農政課 農業政策係
〒962-8601 福島県須賀川市八幡町135
TEL:0248-88-9138 FAX:0248-72-9845
https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/

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