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折れない就農を支える「3本の矢」を準備。「熱意」があれば大丈夫!高級メロン栽培に仲間と一緒に挑戦しませんか?長崎県松浦市・地域おこし協力隊募集

折れない就農を支える「3本の矢」を準備。「熱意」があれば大丈夫!高級メロン栽培に仲間と一緒に挑戦しませんか?長崎県松浦市・地域おこし協力隊募集

7軒の農家が礎を築いた、約50年続く地域の宝をつなげたい!長崎県松浦市では、市のブランド産品「松浦アールスメロン」の後継者育成のため、令和4年9月30日(金)(※郵送の場合当日消印有効)までメロン農家・地域おこし協力隊を募集中。募集に際して、メロン農家・JA職員・市役所職員がタッグを組み、1年以上協議と準備を重ね、新規就農の壁となる【(1)技術習得の難しさ(2)農地やハウスなど初期投資の大きさ】に加えて移住の不安もカバーする【3本の矢(支援策)】を準備。協力隊任期終了後も、仕事も暮らしもサポートします!

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7軒の農家が礎を築いた、地域の宝をつなげたい!

日本の最西端エリアに位置する長崎県松浦市。地域おこし協力隊を募集する地域は、海と山に囲まれた地形を生かして、今も多彩な農畜水産物がつくられている御厨・星鹿地域です。

松浦アールスメロンは、松浦ならではの「赤土」で、旨みや甘みがぎゅっと濃縮された、とろけるような美味しさ!約50年前、7軒の農家がメロン栽培に挑戦。技術を磨き広めるうち、最盛期には60軒に増えたものの、現在は8軒にまで縮小、加えて、高齢化により、後継者不足にも悩んでいます。

しかし、約50年、地域とともに磨き上げてきたメロン栽培技術は、決して無くしたくない地域の宝。アールスメロンは高度な栽培技術が求められる難しい作物だからこそ、栽培技術を次世代につなげたい!

左上:松浦アールスメロンの中でも糖度15度以上のものは「爽潤果」というブランド名で出荷

そこで、農業の魅力も大変さも熟知したメロン農家、JA職員、市役所職員がタッグを組み、移住コーディネーターも含めた万全の体制で、アールスメロン栽培の後継を目指す地域おこし協力隊を募集します!

地域おこし協力隊の仕事内容

●メロン栽培の技術習得のため、現役のメロン農家のもとでの研修と研修用農地での実践栽培
●補完作物(アスパラガスやブロッコリー等)の栽培研修のため、研修用農地で実践栽培
●地域を盛り上げるため、地域住民との交流やSNS等での情報発信

松浦市の戦略産品の地域ブランド『松浦の極み』にも選ばれた『松浦アールスメロン』と栽培の様子

松浦アールスメロンの後継者育成支援策「3本の矢」

日本で新規就農者が増えない理由は大きく2つ。ひとつは農業の技術習得の難しさ。もうひとつは、農地やハウスなど初期投資の大きさです。それらをカバーし、就農と移住の不安を和らげ、協力隊任期終了後も継続してサポートする「3本の矢」を準備しました!

第1の矢:支援策(1)【約3年間の報酬/住まい/研修用農地】保証!
約3年間は市の地域おこし協力隊として採用し、月額報酬をお支払いします。また、探すのが大変な住まい/研修用農地、軽トラックほか必要な農機具はすべて準備済。苗代、肥料代、燃料代も予算の範囲内で市が負担。移住と転職の負担と不安を軽減します。

住まいは2パターン。こちらは参勤交代の時代からあったという広い縁側付きの古民家

第2の矢:支援策(2)【約50年磨き上げたメロン栽培技術】指導!
技術指導を担当するのは、アールスメロン栽培に20年以上取り組む農家・辻さん(50歳)。辻さんが専任指導者となり、地域おこし協力隊へ農家に必要な知識やメロン栽培技術を直伝。更に、研修用農地(ハウス)では、自ら実践栽培にもチャレンジします。

第3の矢:支援策(3)【協力隊任期後の独立も、退任後も】サポート!
地域おこし協力隊着任から退任後も、移住と農業のベテラン職員を中心に、暮らしも仕事もサポート。松浦に縁もゆかりもなくても心配なし!農業の知識や経験がなくても、むしろ大歓迎!農業に熱意のある人を全力で支えます!!

地域おこし協力隊をサポートする市役所メンバーには若い世代も!

30代を目前に農家に転身した、指導者・辻さん

「松浦アールスメロンの特長は2つ。1つは、一苗から一玉だけを育てて旨味や甘味を凝縮させる栽培技術。もう1つは、赤土。粘土質で保水力があるので、土が水や栄養を保つんです。だから、旨味や甘味が凝縮された香り高いメロンができます。」

教えてくれたのはメロン農家の辻さん。今でこそベテランですが、もともとは農業に興味がなかったそう。転機は29歳。お父さんが急逝されたことがきっかけでした。

「土地もハウスもあるから、やってみよう」とサラリーマンを辞めて一念発起。近所の先輩農家に聞きながら、技術を少しずつ身につけました。販売用に栽培する作物はメロンのみ。奥様と2人で取り組んでいます。

指導者・辻さんと、奥さんと3人のお子さん。辻さんのお父さんはメロン栽培を松浦で広めた7軒の農家の一人

辻さんに聞きました。
Q.たくさんの作物がある中でなぜメロンなんですか?
「短期集中で1年に2作できるから。年1回しか収穫できない作物もありますが、松浦アールスメロンは春と夏の2回栽培できます。苗植えから収穫まで3ヶ月と短期間勝負で、最盛期は大変だけれど、がんばった分だけ評価と収入に直結する。管理が難しいからこそ、少ない面積でもうまくできれば収入は大きいです。」

メロンの栽培スケジュールは、春は3月下旬から8月上旬、夏は8月中旬から11月上旬がメイン。辻さんのハウスは3つあり、1つのハウスに1500本前後を苗植え。メロン1苗に、春は3日に1回、夏は2日に1回手をかけています。12月から3月初旬は、土の消毒やハウスの手入れなどを行っていて、繁忙期に比べると、お休みや、自分の時間をつくりやすいとのことです。

Q.地域おこし協力隊に求めることは?
「とにかく、やる気!やる気さえあれば、農業に関することはお伝えします!」

辻さんのハウスがあり協力隊の職場にもなる星鹿地区。車で5分行くと海水浴場や港も

松浦市ってこんなまち

松浦市があるのは、日本の最西端エリア。佐賀県伊万里市、長崎県平戸市、佐世保市に隣接する、人口約21,000人の小さなまちです。

【まちの概要編】
●アジの水揚げ量日本一!「アジフライの聖地」
●魚、野菜、茶、卵など多品目を生産する“食のコンパクトシティ”
●海、山、川、滝など小さな子どもも遊べるスポットが点在
●のべ30万人以上が訪れた農漁業の「民泊体験」の拠点
●元寇終焉の地。日本初の国指定の海底遺跡「鷹島神崎遺跡」も
※出典:松浦市役所HP

【暮らし編】
●待機児童ゼロ!高校生等まで医療費助成あり
●子育て中の女性が働きやすい子育てサポート認定企業あり
●買い物はスーパー、コンビニ、直売所や野菜の100円無人販売も
●釣りやSUP、キャンプなど、近所で楽しめる♪
●西九州自動車道で福岡まで車で約90分(将来的には70分に!)

〜松浦市役所職員からメッセージ〜
地域おこし協力隊として来ていただき、松浦アールスメロン栽培の後継者を目指すのは、私たちにとっても初めての大きな挑戦です。
ただ、大きな挑戦だからこそ、その経験から得られるものは多く、努力が実を結んだ際の喜びは格別であると思っています。
あなたの「熱意」、その想いを形にするべく、最初の一歩を、ここ松浦市で私たちと、松浦アールスメロンの後継者として、共に歩みましょう!

私たちと一緒に、挑戦しませんか?
活動拠点となる農地や地域の現地視察を受け入れています。
お気軽にお問い合わせくださいね!

松浦市は、農作物はもちろん水産物も多彩。キャンプ場や海水浴場が点在する

※本採用は、日本一の協力隊のサポーターを目指す協力隊OGOBによる組織「長崎県地域おこし協力隊ネットワーク」がサポートしています。

◆お問い合わせ
●応募・問合せ先
長崎県松浦市 農林課
〒859-4598 長崎県松浦市志佐町里免365
TEL:0956-72-1111
Email:nourin@city.matsuura.lg.jp

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