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7/2(水) オンライン開催 / 稲ホールクロップサイレージ利用推進シンポジウム -いちからわかる稲WCS-

7/2(水) オンライン開催 / 稲ホールクロップサイレージ利用推進シンポジウム -いちからわかる稲WCS-

令和7年7月2日(水)13時30分から、 稲ホールクロップサイレージ利用推進シンポジウム -いちからわかる稲WCS-を開催します。
今や我が国の自給飼料資源としてなくてはならない稲WCSの利用をさらに推進し、飼料自給率の向上に資することを目的として、稲WCSの生産・利用の実際や今後の展望、などを共有いたします。

【お申込みいただいた方へ】
zoomのURLは「稲ホールクロップサイレージ利用推進シンポジウム(オンライン開催)へのご予約ありがとうございます。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。

稲ホールクロップサイレージ利用推進シンポジウムとは

近年、生産資材価格の高騰が続くなか、国産飼料の生産・利用の拡大により現状の過度に輸入飼料に依存した生産方式を脱却し、持続的な畜産物生産を行うことが今までにも増して重要となっている。このようななかで、稲ホールクロップサイレージ(稲WCS)は、コントラクターやTMRセンターが耕種農家と畜産農家の間に介在し耕畜連携の体制を構築することで確実に定着し、その作付面積は令和6年度で5.65万㌶に達するまでになっています。
このような状況を踏まえて、飼料用稲専用品種の特性、低コスト・多収栽培技術など稲WCSの生産・利用の実際の取り組み等についてシンポジウムを開催いたします。

本研修会はZoomを使用したオンラインでの開催です。
参加費無料、職場やご自宅からのご参加も可能です!

シンポジウムは完全予約制となっておりますので、この機会にぜひお申し込みください。

▶申し込みはコチラ◀


7月2日(水)のプログラム

■ 開会 13:30~13:35

■ 基調講演 13:35~14:10
稲WCSのこれまでと今後の展望 ~2025年の政策激変への対応に向けて~
宇都宮大学助教 小川真如 氏
稲WCSの生産動向をめぐるこれまでの特徴と、2025年の政策激変を踏まえて今後の展望を講演する。

■ 稲WCSの生産・利用の実際 
①14:10~14:30 
イネWCS専用品種の特徴と栽培のポイント
農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター
水田利用研究領域作物開発グループ上級研究員 中込弘二 氏

「つきすずか」などの極短穂性を示す6つのイネWCS専用品種に共通した特徴と各品種の違い、長所を活かす栽培上のポイントについて紹介する。

②14:30~14:50 
稲WCSの持続的多収生産と低コスト省力栽培技術
農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター
   研究推進部技術適用研究チーム長 山口弘道 氏

稲WCSの牛ふん堆肥の活用による持続的多収生産と施肥コスト低減、乾田直播による低コスト省力栽培のポイントについて紹介する。

③14:50~15:10
ICT技術を利用した飼料用稲病害の適期防除
農業・食品産業技術総合研究機構植物防疫研究部門
作物病害虫防除研究領域病害虫防除支援技術グループ
グループ長 芦澤武人 氏

水稲病害の発生予測システムにより発信される薬剤散布適期情報を利用した防除支援技術を紹介する。

④15:10~15:30
稲WCSの収穫・調製(仮題)
農業・食品産業技術総合研究機構畜産研究部門
畜産飼料作研究領域飼料生産利用グループ上級研究員 遠野雅徳氏

農研機構重点普及成果「高品質・低コストのイネ・ホールクロップサイレージ生産体系」で得られた成果を中心に、高品質な稲WCSのための収穫・調製技術について紹介する。

⑤15:30~15:50
イネWCSの家畜への給与
(一社)日本草地畜産種子協会飼料稲アドバイザー 新出昭吾氏

極短穂型イネWCSの飼料特性をふまえた乳用牛・肉用牛へのTMR給与技術について解説する。

⑥15:50~16:10
中山間地域における極短穂型WCS用稲の生産と広酪みわTMRセンターでの利用・取組み事例
広島県酪農業協同組合生産振興課課長補佐 竹ノ内寛治氏

中山間地域における自給粗飼料率向上のための極短穂型WCS用稲を選定する価値と、広酪みわTMRセンターでの利用と取組み事例を紹介する。

■ 情報提供 16:10~16:30
(一社)日本草地畜産種子協会による飼料用稲種子供給について
令和8年播種用種子の販売スケジュール等を説明する。

■ 閉会 16:30(予定)

講演者紹介

■ 宇都宮大学助教
 小川真如氏

宇都宮大学農学部助教、東京農工大学大学院連合農学研究科助教。1986年、島根県生まれ。東京農工大学卒業。同大学院、早稲田大学大学院を修了。
修士論文は「我が国の水田利用の現段階的性格-飼料米・飼料イネを事例に- 」、博士論文は「水稲の飼料利用の展開構造」。
主著に『水稲の飼料利用の展開構造』(日本評論社)、『日本のコメ問題』(中公新書)。

■ 農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター
水田利用研究領域作物開発グループ上級研究員 中込弘二氏

2002年東北大学大学院農学研究科修了後、農研機構に入構。東北農業研究センター、西日本農業研究センターおよび中日本農業研究センターにおいて気候変動に対応したし水稲品種の他、飼料米やイネホールクロップサイレージ用の品種開発研究に従事。

■ 農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター
研究推進部技術適用研究チーム長 山口弘道氏

1991年に農林水産省に入省。専門は水稲栽培。2001年の農研機構発足以降は、中央農業(総合)研究センター(新潟県上越市、茨城県つくば市)、
東北農業研究センター(岩手県盛岡市、秋田県大仙市)で飼料用稲の低コスト多収栽培を中心に水田を基盤とする耕畜連携研究に携わってきた。
2021年からは農研機構中日本農業研究センター(上越市)で、地域の条件に適した乾田直播栽培技術のチューニングに取り組んでいる。

■農業・食品産業技術総合研究機構植物防疫研究部門
作物病害虫防除研究領域病害虫防除支援技術グループ
主席研究員 芦澤武人氏

1969年生まれ。専門は植物病理学。博士(農学)
1994年より東北農業試験場に着任、
マルチラインによるイネいもち病の発病抑制機構の解明に関する研究やイネ稲こうじ病の総合防除技術の開発に関する研究を行い、2025年より現職。環境負荷の少ない非農薬を利用した水稲病害の防除法を提示し、安全・安心な農産物生産への貢献を目指す。

■ 農業・食品産業技術総合研究機構畜産研究部門
  畜産飼料作研究領域飼料生産利用グループ上級研究員 遠野雅徳氏

2008年3月東北大学博士(農学)。2009年4月農研機構畜産草地研究所(現:農研機構畜産研究部門)入所。2024年4月から現職。
内閣府日本学術会議連携会員(2017〜2023)、筑波大学生命環境系・准教授(2023〜2024)、同教授(2024〜)。     

専門は畜産草地学、微生物学、発酵生産学、免疫学、ゲノム科学。
主に取り組む研究課題として、「国産自給飼料の品質安定化技術の開発」、「中小大家畜の健全育成技術の開発」、「有用微生物の探索と産業応用に関する研究」。

■(一社)日本草地畜産種子協会飼料稲アドバイザー
 新出昭吾氏

1958年生まれ、広島県出身
1983年 広島県職員として採用後、一貫して畜産試験場(現広島県立総合技術研究所畜産技術センター)で、乳牛の飼養・栄養管理、家畜行動に関する研究業務に従事
「高泌乳牛における乳タンパク質向上のための飼料給与に関する研究」で学位取得(京都大学 2005)
また、イネWCS利用に関する研究プロジェクトに携わり、極短穂品種WCS用イネの栽培・調製・給与技術の開発、発酵TMRの研究と普及に尽力。極短穂品種WCS用イネ「たちすずか」の命名者
2016年 広島県立総合技術研究所畜産技術センター長
2023年 一般社団法人日本草地畜産種子協会 飼料稲アドバイザーに就任

■ 広島県酪農業協同組合生産振興課課長補佐 竹ノ内寛治氏

1977年生まれ。島根県大田市大森町出身。
2000年広島県立大学卒業後、広島県酪農業協同組合に就職。
初年度にTMRの製造業務にあたり、その後は農家担当を受け持ち、主に飼養管理面における農家指導を実施。
2015年からみわTMRセンターの所長を努め、2024年に組合の機構再編により生産振興課課長補佐となり、製造飼料を含めた購買事業推進や農家指導にあたっている。

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【お申込みいただく方へ】
ZoomのURLは「稲ホールクロップサイレージ利用推進シンポジウム(オンライン開催)へのご予約ありがとうございます。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方はお申込みが完了していない可能性がございますので、お手数ですが再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。

説明会詳細

詳細 内容
主催 一般社団法人 日本草地畜産種子協会
日程 2025年7月2日(水)13:30~16:30
会場 Zoom開催
※ご予約完了メールにURLを記載しております。
※ご予約者の皆さまに向けてイベント前日を目処に、参加方法についての案内メールを送付予定です。
※予約完了メールを受信したことを必ずご確認ください。
申込期間 2025年6月30日(月)17:00締切
※申込状況によって早まる場合がございますので、予めご了承ください。
形式 Zoom開催
定員 500名程度
参加費 無料(要予約)
お問合せ先 (1)Web研修会の実施内容に関すること
一般社団法人日本草地畜産種子協会 種子部 担当:清野
(TEL:03-3251-6501 E-mail:t-seino134@souti-fsa.or.jp)

(2)オンライン説明会への参加方法及びWebサポートに関すること
株式会社マイナビ 農業活性事業部 イベント企画・運営課
担当:谷藤・西谷
E-mail:agri-webcast@mynavi.jp

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