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シャインマスカットの苗流出問題どうする? ブドウ育成者×ブドウライターが対談!【前編】

少年B

ライター:

話題のシャインマスカットの苗の海外への流出問題について、ブドウを100種類以上栽培する林ぶどう研究所の林慎悟(はやし・しんご)さんと私、ブドウライターの少年Bが対談!この問題についてぶっちゃけどう思っているのか、そしてどう向き合っていけばよいのか、熱い議論をかわします。

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シャインマスカットの苗流出問題

少年B:最近話題になっているシャインマスカットの苗流出について話していきたいと思います。林さんはどう思いますか?

林:そもそも当時は苗を出してはいけない制限を対外的にかけていなかったんですよね。当時は合法だったので、しょうがないと言えばしょうがないのかもしれません。

少年B:僕は日本人ですから、日本で作った品種を海外で作って本来日本が儲けるはずのものが海外で儲けてるというと、良い気持ちはしないんですよ。
でもシャインマスカットの親がどこから来たというと基本的に海外から来ているので、そのへんはどうかという思いもあります。

林:当時は海外もそうですし、国内でも許諾という考え方に理解がなかったのが大きいと思います。

少年B:育成者権って日本の中では比較的新しい概念ですよね。過去に韓国で日本のイチゴを交配して新しい品種を作ったということで反感があって、そこから一般の人に広く認知されるようになったと思います。

林:育成者の立場としては、作った人の意図と違ったところで広がっていくことは納得がいかないところがありますよね。日本の品種をかけ合わせたことよりも、問題は導入の経過だと思います。「持ち帰ってもいい?」「いいですよ」というやりとりがあれば違ったと思うんです。子どもを勝手に持ち帰られていいようにされたようなところに課題感があります。さらにお金のことが付いてきたのが、納得しづらい感情の後押しになっているかと。

少年B:そうですね。

林:ただ、起きたことを掘り返して「あれが悪い」「これが悪い」と言っても、生産性はないと思うんです。当時は育成者権や品種管理の考え方が十分に浸透していなかった。だからこそ、その中から学びを拾い上げて、次に同じことを繰り返さない仕組みを作ることの方が大事だと思います。

少年B:流出したという反省を生かしてこれからどうするかが大事ですね。実はシャインマスカット以前にも、中国で日本品種が大規模栽培されていた例はあったんですよね。でも当時はそこまで注目されませんでした。もしその時に気付けていたら、違う未来もあったのかもしれません。

林:当時と今では時代が違います。今は海外で品種登録を取得したり、知的財産として管理したりする考え方が広がっています。過去を責めるのではなく、その教訓をどう未来につなげるかが重要だと思います。

続きは動画をチェック

詳しい内容や今後の品種保護のあり方、さらに最近ニュースにもなった種苗管理の専門機関についてはYouTubeで語られています!ぜひご覧ください。

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