数字から読み解く『ジフィーセブンC』で叶う増収増益、そして人件費削減・省力化などの導入メリットが明らかに

2025年6月の苗受けからスタートし、2026年5月中旬まで収穫が続いた約1年間の検証について、大満足の笑顔でそう話してくださった小林農園の小林寛さん。小林さんは、62aの圃場にある22棟のハウスで、約36000株のイチゴ(とちあいか)を栽培されています。2025年は、そのうち4000株を『ジフィーセブンC』に。栽培の条件を通常培土とまったく同じにして、どのような差が出るのかを検証してくださいました。
同じ株数で比較すると、『ジフィーセブンC』区は通常培土区と比べて収量も出荷した箱数も、約105%を記録。通常培土区よりも収穫のスタートが遅かったにもかかわらず、『ジフィーセブンC』区はすぐに収量を逆転。成り疲れを見せることなく、最後まで通常培土区より多く収穫できました。

①11月17日ころの収穫初期
『ジフィーセブンC』区ではスタートが遅れたものの、収穫開始後は通常区を上回る収量を実現
②12月ころ
『ジフィーセブンC』区では最初の収穫のピークが年末年始の高単価期と重なり、単価アップに貢献
③1月5日以降
収穫が本格化。その後も安定して高い収量をキープし、安定収入の確保に貢献
④2月以降
2つの区の収穫の波がバランス良く合致した結果、日々安定した出荷を維持できた。また作業量も一定に。
⑤3月以降
3月中旬まで散布した『GAXY』の効果もあり、とちあいかの特徴である成り疲れはほとんど見られず、好調な収量を記録
⑥収穫ポイント
『ジフィーセブンC』区は収穫から次の収穫までの幅が短い(回復が早い)ため、安定出荷につながったと考えられる

『ジフィーセブンC』なら、通常培土と比べて年内の収量のみで10aあたり約50~70万円の増収が可能、と小林さん。一方で、資材費や人件費などの栽培コスト全体は、通常培土より『ジフィーセブンC』の方が約10%多くかかるという結果になりました。小林農園の規模だと、年間で175,200円のコスト増になる計算です。

栽培経費比較の表
栽培コストで最も増加したのは、培土の費用。つまり『ジフィーセブンC』の購入費用です。1株当たりでは、通常培土と比べ約14円高くなります。ただ『ジフィーセブンC』は、通常培土と比べて定植作業が容易になり約1日短く終わらせることができました。さらに培土の搬入・トレーへの土入れ・トレーの洗浄という作業がすべてカット可能に。その結果、人件費は約9%削減され、1株当たり8.5円のコスト減となったのです。
全体を見ると、1株あたりのトータル栽培コストは、『ジフィーセブンC』を導入することで1株当たり5.5円アップすることになります。このアップ分は前述の年内の収穫の増収分だけで十分回収できるコスト、と小林さん。

育苗トレーが汚れず、洗浄消毒が容易なため、病害虫の持ち越しなども減ったと小林さん
さらに今年同様、成り疲れることなく収穫が安定して継続できれば、10aあたりの利益を数十万円規模で増やせる可能性があると小林さん。

その確信が、全苗を『ジフィーセブンC』にする決断の後押しとなったそうです。
圧倒的な根の生育がもたらした苗の環境耐性と安定性によるケアの軽減、結実量の増加など、多種多様かつ絶大な恩恵
では『ジフィーセブンC』のどんな特徴が、通常培土との差を生み、収量の増加を実現したのでしょうか。


撮影日:9月9日 育苗時点での根の様子
通常培土(左)、「ジフィーセブンC」(右)
根の量、特に細根の発達が圧倒的です。また、クラウンは太くがっちりしています。
育苗の時点から『ジフィーセブンC』の苗は根が巻くことなく真っ直ぐ伸び、主根がしっかり太く、細根の量も多いのを確認してきました。しっかり発根することで土中の水分・養分をじゅうぶんに吸い上げられるため、定植後の活着も早く、その後の成長も順調に。葉も厚く大きく広がり、茎はしっかりまっすぐと立ち、なにより生育度合いがそろうため、ケアが平準化できて省力化にも貢献しました。
今回も、収穫が終わった苗を抜根。やはり差は歴然でした。

撮影日:5月25日 最終的な根の様子
通常培土(左)、「ジフィーセブンC」(右)
根の量、特に細根の発達は一目でわかるほど大きな差がついていました。

今年は春以降のイチゴの値下がりが大きく、収穫にかかる人件費と見比べ5月中旬に収穫を終了したという小林さん。既に黒字が確定した春以降は、出荷するだけ利益も増加するので、悩み所ではあったそうです。

そう話す小林さんに、栃木種苗株式会社の大塚茂光さんからアドバイスが。

収穫がより長く続けば、実現する増益はさらに大きくなります。収量も、2025年度の反収8.1tを上回ることになります。

数字には表れない、営農と生産者のメンタルを安定させ支えてくれる『ジフィーセブンC』の実力
『ジフィーセブンC』には数字には表れない特長もあるという小林さん。それが全苗を『ジフィーセブンC』に転換する決断の、最大の決め手になったそうです。

ランナーを受けた後の発根は、通常培土では約3日かかりますが、『ジフィーセブンC』は1日で小さな根が出始めた苗もありました。その後もすくすくと茎も葉も、そして根も成長。その姿に大きな安心をもらい、小林さんは『ジフィーセブンC』の全苗転換を決めたといいます。イチゴ栽培の大先輩でもあるお父様も、『ジフィーセブンC』での育苗の様子を見て「来期はすべてこれでいいだろう」と太鼓判を押すほどだったそうです。

もちろん、通常培土と違う対応が必要になる場面もあったといいます。例えば、苗受け時のピン刺し作業では、不織布を貫通させないような細やかな力加減が必要。また、タブレット型の置き肥料は、不織布に囲まれた『ジフィーセブンC』の苗の上にしっかり置けたか確認しなければなりません。

2025年は、バイオスティミュラント資材『GAXY(ギャクシー)』を通常区・「ジフィーセブンC」区の双方に散布しました。作業としては大きな変化の一つですが、抜根した根を見れば分かるとおり『GAXY』も増収に大きく貢献してくれたと感じている、と小林さん。『GAXY』は根が水や養分を吸い上げる力を促すBS剤。そのため、育苗期の高温ストレスに強くなったり、定植後の活着が順調になるほか、花芽形成の正常化も促して奇形果の減少に貢献するという効果もあります。小林さんは、通期で使用したことで、『ジフィーセブンC』区では相乗効果で大きな収量につながり、育苗時の生育が思わしくなかった通常培土区では苗の成長が持ち直すことに貢献してくれたと感じているとのこと。今期も『GAXY』を通期で散布し、6月までの収穫にチャレンジしたいと話します。

イチゴ農家を続け、さらに発展させるために、力強い味方となってくれる『ジフィーセブンC』

大塚さんは、農家さんの状況をヒアリングして、効果を実感しやすいと感じた方に試用をすすめているそうです。どんな農家さんなら『ジフィーセブンC』を導入するメリットが大きいのでしょうか。

小林さん同様、多くの農家さんが悩むのが育苗。大きな変更や工夫をしなくとも、定植時に万全の苗を植えられるよう育苗を成功させてくれるのが『ジフィーセブンC』、と大塚さんは話します。
その大塚さんの話にうなずきながら、小林さんは「その上でより成果の上がる施肥頻度や作業を探っていかないといけないですね。検証が終わり、今期はその“挑戦”をする一年だと捉えています」と話します。
2025年はたまたま高単価期に『ジフィーセブンC』の収穫のピークが来て大きな増収となった、と小林さん。今年はより『ジフィーセブンC』の特徴をつかみ、狙って高単価期に収穫のピークを持ってこられるように、全従業員で挑戦したいそうです。

さらに小林さんはその先も見据えていると言います。それは後進の育成。

小林さんが営農をする上で大切に考えているのが、利益を上げて儲けること以上に、「持続可能であること」。それは言い換えると、栽培を失敗しないこと、収量が減らないこと。それを実現してくれるのが『ジフィーセブンC』だと小林さん。

そのような持続可能性が高い資材を使ってしっかりと増収増益を実現できれば、人を雇い続けることもでき、そのことで事業の持続可能性も高まる、と小林さん。小林農園は今期の結果を基にして、今後数年で85aまで圃場を広げ、従業員も増員する計画を立案しました。その計画が実現するかは、外的要因に揺さぶられず、しっかりと収量を上げていける農園づくりができるかどうか次第。その基盤となるのが『ジフィーセブンC』だと小林さんは話します。
1年間の検証を経て、新たな未来へ挑戦することを決意した小林さん。それができたのは『ジフィーセブンC』との出会いがあったから。

と力強く話してくださいました。
もっと知りたい!「Jiffy-7C(ジフィーセブンC)」の魅力

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▼検証レポート(#1)
▼検証レポート(#2)
▼検証レポート(#3)
【取材協力】

小林農園
■代表
小林 寛(こばやし ひろし)
■所在地
栃木県栃木市西方町本郷
栃木種苗株式会社
■本店
栃木県河内郡上三川町大字梁691
0285-53-0171
■西方店
栃木県栃木市西方町金井2159-4
0282-91-1333
お問い合わせ
株式会社サカタのタネ ソリューション統括部
〒224-0041
神奈川県横浜市都筑区仲町台2-7-1
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