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反収8tも実現可能!育苗資材を変えれば、根が変わり、苗が変わり、収益が伸びる!「イチゴは育苗が8割」は本当だった。検証最終レポート(#4)

反収8tも実現可能!育苗資材を変えれば、根が変わり、苗が変わり、収益が伸びる!「イチゴは育苗が8割」は本当だった。検証最終レポート(#4)

株式会社サカタのタネが販売している『Jiffy-7C(以下:ジフィーセブンC)』は、ココピート(ヤシガラ培地)でできた播種・育苗資材。その『ジフィーセブンC』を使い、栃木県のイチゴ農園で、通常培土と栽培条件をそろえ、1年間の比較・検証を実施しました。

その年の成否を決める育苗、その後の栽培の効率化や省力化、そして収量はもちろん単価アップまで、通期にわたって『ジフィーセブンC』はどのようなメリットを提供できたのでしょうか。収穫が終了した2026年5月末に農園を訪れ、お話しを伺いました。

イチゴの収量をワンステップ押し上げたい農家さんにこそ注目していただきたい『ジフィーセブンC』の実力が、明らかに。ぜひ参考に『ジフィーセブンC』の導入をご検討ください!

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数字から読み解く『ジフィーセブンC』で叶う増収増益、そして人件費削減・省力化などの導入メリットが明らかに

小林さん

『ジフィーセブンC』はいける!と確信できた1年でした。2026年は全苗を『ジフィーセブンC』で育てると決断しました。

2025年6月の苗受けからスタートし、2026年5月中旬まで収穫が続いた約1年間の検証について、大満足の笑顔でそう話してくださった小林農園の小林寛さん。小林さんは、62aの圃場にある22棟のハウスで、約36000株のイチゴ(とちあいか)を栽培されています。2025年は、そのうち4000株を『ジフィーセブンC』に。栽培の条件を通常培土とまったく同じにして、どのような差が出るのかを検証してくださいました。

同じ株数で比較すると、『ジフィーセブンC』区は通常培土区と比べて収量も出荷した箱数も、約105%を記録。通常培土区よりも収穫のスタートが遅かったにもかかわらず、『ジフィーセブンC』区はすぐに収量を逆転。成り疲れを見せることなく、最後まで通常培土区より多く収穫できました。

①11月17日ころの収穫初期
『ジフィーセブンC』区ではスタートが遅れたものの、収穫開始後は通常区を上回る収量を実現
②12月ころ
『ジフィーセブンC』区では最初の収穫のピークが年末年始の高単価期と重なり、単価アップに貢献
③1月5日以降
収穫が本格化。その後も安定して高い収量をキープし、安定収入の確保に貢献
④2月以降
2つの区の収穫の波がバランス良く合致した結果、日々安定した出荷を維持できた。また作業量も一定に。
⑤3月以降
3月中旬まで散布した『GAXY』の効果もあり、とちあいかの特徴である成り疲れはほとんど見られず、好調な収量を記録
⑥収穫ポイント
『ジフィーセブンC』区は収穫から次の収穫までの幅が短い(回復が早い)ため、安定出荷につながったと考えられる

小林さん

とちあいかは成り疲れが出て、収穫の谷ができやすい品種ですが、『ジフィーセブンC』の株ではその谷はほぼ見られなかった。これは驚きました。結果、安定したまま継続して出荷できました。また、『ジフィーセブンC』は収穫のスタートが約5日遅れたことが幸いしたのか、イチゴの単価が1年で最も高くなる12月中旬~下旬に頂果房の収穫ピークを迎えることができ、その時期に通常培土より約30%多い収量となった。それだけでも大きな収入増につながりました。

『ジフィーセブンC』なら、通常培土と比べて年内の収量のみで10aあたり約50~70万円の増収が可能、と小林さん。一方で、資材費や人件費などの栽培コスト全体は、通常培土より『ジフィーセブンC』の方が約10%多くかかるという結果になりました。小林農園の規模だと、年間で175,200円のコスト増になる計算です。

栽培経費比較の表

栽培コストで最も増加したのは、培土の費用。つまり『ジフィーセブンC』の購入費用です。1株当たりでは、通常培土と比べ約14円高くなります。ただ『ジフィーセブンC』は、通常培土と比べて定植作業が容易になり約1日短く終わらせることができました。さらに培土の搬入・トレーへの土入れ・トレーの洗浄という作業がすべてカット可能に。その結果、人件費は約9%削減され、1株当たり8.5円のコスト減となったのです。
全体を見ると、1株あたりのトータル栽培コストは、『ジフィーセブンC』を導入することで1株当たり5.5円アップすることになります。このアップ分は前述の年内の収穫の増収分だけで十分回収できるコスト、と小林さん。

育苗トレーが汚れず、洗浄消毒が容易なため、病害虫の持ち越しなども減ったと小林さん

さらに今年同様、成り疲れることなく収穫が安定して継続できれば、10aあたりの利益を数十万円規模で増やせる可能性があると小林さん。

小林さん

1株あたりの栽培コストは上がるけれど、通期で見れば大きな黒字をもたらしてくれる資材が『ジフィーセブンC』だと言えますね。

その確信が、全苗を『ジフィーセブンC』にする決断の後押しとなったそうです。

圧倒的な根の生育がもたらした苗の環境耐性と安定性によるケアの軽減、結実量の増加など、多種多様かつ絶大な恩恵

では『ジフィーセブンC』のどんな特徴が、通常培土との差を生み、収量の増加を実現したのでしょうか。

小林さん

育苗時から『ジフィーセブンC』の苗の根の生育には驚かされました。取材の度に抜根して通常培土と根の張りを比較しましたが、その差は歴然でしたね。この差がそのまま苗の元気さ、そして収量の差につながったと考えています。

撮影日:9月9日 育苗時点での根の様子
通常培土(左)、「ジフィーセブンC」(右)
根の量、特に細根の発達が圧倒的です。また、クラウンは太くがっちりしています。

育苗の時点から『ジフィーセブンC』の苗は根が巻くことなく真っ直ぐ伸び、主根がしっかり太く、細根の量も多いのを確認してきました。しっかり発根することで土中の水分・養分をじゅうぶんに吸い上げられるため、定植後の活着も早く、その後の成長も順調に。葉も厚く大きく広がり、茎はしっかりまっすぐと立ち、なにより生育度合いがそろうため、ケアが平準化できて省力化にも貢献しました。
今回も、収穫が終わった苗を抜根。やはり差は歴然でした。

撮影日:5月25日 最終的な根の様子
通常培土(左)、「ジフィーセブンC」(右)
根の量、特に細根の発達は一目でわかるほど大きな差がついていました。

小林さん

この張りと元気さ!圧倒的に細根が多い。掘り返したとき、思わず驚きの声が出ました。栽培時にトラブルがあった通常培土の根も、想像以上の元気さで驚いています。今年は通期で根を活性化する『GAXY』を散布しました。その効果ですね。『ジフィーセブンC』は相乗効果なのか、細根の量も根の広がりも圧倒的。3月に施肥をストップし、収穫が終了した取材1週間前には灌水も止めています。それでも苗はどんどん花を付け、実も育っているんです。それはこれだけの根量で土中にある水分・養分をしっかり吸い上げているから。まだ収穫を続けることもできたな、と感じています。

今年は春以降のイチゴの値下がりが大きく、収穫にかかる人件費と見比べ5月中旬に収穫を終了したという小林さん。既に黒字が確定した春以降は、出荷するだけ利益も増加するので、悩み所ではあったそうです。

小林さん

抜根した根を見ると、『ジフィーセブンC』なら次年度に向けた育苗作業が本格化する6月上旬まででも収穫ができたかもな、と思いました。そうすれば利益はより大きくなったでしょう。『ジフィーセブンC』は、4月に入って通常培土とほぼ同じ収穫量になってきたため、5月中の収穫終了を決めたのですが、今期はトライしてもいいかな、と思いました。

そう話す小林さんに、栃木種苗株式会社の大塚茂光さんからアドバイスが。

大塚さん

『GAXY』などの効果もあり、想像以上に立派な根の張りや細根の量に驚きましたね。おそらく4月には土中の水分・養分を吸い上げてしまって、花と実へ送る量が減ったのでしょう。3月以降も施肥することで、しっかり6月まで収穫を継続できると思いますよ。

収穫がより長く続けば、実現する増益はさらに大きくなります。収量も、2025年度の反収8.1tを上回ることになります。

小林さん

栽培に関しては通期で『GAXY』を散布し、『サカタマモル』シリーズを使った以外には、これまでと比べて特別なことはしていないんです。それで反収8tを超えた。当園は、反収6tで黒字と想定して計画しています。いちご王国と言われる栃木県でも平均は反収5tくらい。全国だと3~4tでしょうか。『ジフィーセブンC』と『GAXY』や『サカタマモル』シリーズの相乗効果でこれだけ増収になるのはすごいですよ。

数字には表れない、営農と生産者のメンタルを安定させ支えてくれる『ジフィーセブンC』の実力

『ジフィーセブンC』には数字には表れない特長もあるという小林さん。それが全苗を『ジフィーセブンC』に転換する決断の、最大の決め手になったそうです。

小林さん

それは、育苗時の生育の良さです。イチゴ農家が最も気を揉み、メンタルをすり減らすのが、育苗なのです。『イチゴは育苗が8割』と言われるほど。育苗は難易度が高く、この時期の生育が年間の成否を左右します。失敗すれば立てた営農計画は狂い、従業員が路頭に迷う可能性も。2025年は通常培土での育苗がうまくいかず、ハラハラして眠れなかったほど。そんな不安を払拭してくれたのが『ジフィーセブンC』の生育の良さでした。

ランナーを受けた後の発根は、通常培土では約3日かかりますが、『ジフィーセブンC』は1日で小さな根が出始めた苗もありました。その後もすくすくと茎も葉も、そして根も成長。その姿に大きな安心をもらい、小林さんは『ジフィーセブンC』の全苗転換を決めたといいます。イチゴ栽培の大先輩でもあるお父様も、『ジフィーセブンC』での育苗の様子を見て「来期はすべてこれでいいだろう」と太鼓判を押すほどだったそうです。

小林さん

定植の活着も早く、どんどん育ってくれた。『ジフィーセブンC』で育てた苗は、独り立ちが早いという印象。手をかけずとも、どんどん大きくなってくれるんです。こういった安心感や心理的な楽さは数字には表れない。けれど、営農を続けるには大きな要素です。

もちろん、通常培土と違う対応が必要になる場面もあったといいます。例えば、苗受け時のピン刺し作業では、不織布を貫通させないような細やかな力加減が必要。また、タブレット型の置き肥料は、不織布に囲まれた『ジフィーセブンC』の苗の上にしっかり置けたか確認しなければなりません。

小林さん

作業量や人件費を検証するため、『ジフィーセブンC』と通常培土を担当する人員を完全に分けました。そうして検証した結果、少し手はかかるものの『ジフィーセブンC』も人件費は同じと分かりました。また、対応を変えるべき作業はどんなものか、ヒアリングをしてまとめました。『まったく違う技術を求められる』という作業はなく、『コツをつかめばすぐ適応できる』というものばかり。今期はその知見をマニュアルにまとめ、全従業員に共有して作業を進める予定です。

2025年は、バイオスティミュラント資材『GAXY(ギャクシー)』を通常区・「ジフィーセブンC」区の双方に散布しました。作業としては大きな変化の一つですが、抜根した根を見れば分かるとおり『GAXY』も増収に大きく貢献してくれたと感じている、と小林さん。『GAXY』は根が水や養分を吸い上げる力を促すBS剤。そのため、育苗期の高温ストレスに強くなったり、定植後の活着が順調になるほか、花芽形成の正常化も促して奇形果の減少に貢献するという効果もあります。小林さんは、通期で使用したことで、『ジフィーセブンC』区では相乗効果で大きな収量につながり、育苗時の生育が思わしくなかった通常培土区では苗の成長が持ち直すことに貢献してくれたと感じているとのこと。今期も『GAXY』を通期で散布し、6月までの収穫にチャレンジしたいと話します。

小林さん

『ジフィーセブンC』は、水はけがよい特長をもちながら、水もちも良い。肥料成分などを含んだ水分をしっかりと抱え込み、効果を発揮させてくれる『GAXY』はとても相性が良い。『ジフィーセブンC』を使う農家さんにはお勧めしたいBS剤ですね。

イチゴ農家を続け、さらに発展させるために、力強い味方となってくれる『ジフィーセブンC』

大塚さん

小林さんの『ジフィーセブンC』検証記事を見て、興味を持ったイチゴ農家からの問い合わせが増えていますよ。

大塚さんは、農家さんの状況をヒアリングして、効果を実感しやすいと感じた方に試用をすすめているそうです。どんな農家さんなら『ジフィーセブンC』を導入するメリットが大きいのでしょうか。

大塚さん

反収で伸び悩んでいる農家さんにこそ『ジフィーセブンC』を使って欲しい。栃木県の平均反収が約5t。イチゴ栽培の盛んなこのエリアで平均6tです。ここが越えられないという農家さんは、小林さんが話していたように、特別なことをしなくても『ジフィーセブンC』に変えるだけで、収量アップにつながるはず。

小林さん同様、多くの農家さんが悩むのが育苗。大きな変更や工夫をしなくとも、定植時に万全の苗を植えられるよう育苗を成功させてくれるのが『ジフィーセブンC』、と大塚さんは話します。
その大塚さんの話にうなずきながら、小林さんは「その上でより成果の上がる施肥頻度や作業を探っていかないといけないですね。検証が終わり、今期はその“挑戦”をする一年だと捉えています」と話します。

2025年はたまたま高単価期に『ジフィーセブンC』の収穫のピークが来て大きな増収となった、と小林さん。今年はより『ジフィーセブンC』の特徴をつかみ、狙って高単価期に収穫のピークを持ってこられるように、全従業員で挑戦したいそうです。

小林さん

とはいえ、高単価期の収穫量は全体で言えばわずか。その後5~6月まで収穫は続きます。その間、コンスタントに収穫できるような『ジフィーセブンC』の栽培方法をマニュアル化していきたいですね。それも今期から始める挑戦です。

さらに小林さんはその先も見据えていると言います。それは後進の育成。

小林さん

このエリアも生産者の高齢化や離農が進んでいます。マニュアル化が完成し、私が現場から手を離すことができたら、新規就農者を育てることにもチャレンジしたい。そのためには『イチゴ農家は儲かる仕事』だと思ってもらい、魅力を感じてもらわねばなりません。そこでも失敗が少なく、特別な工夫が必要なく成果が上がる『ジフィーセブンC』は魅力的な資材となると感じています。

小林さんが営農をする上で大切に考えているのが、利益を上げて儲けること以上に、「持続可能であること」。それは言い換えると、栽培を失敗しないこと、収量が減らないこと。それを実現してくれるのが『ジフィーセブンC』だと小林さん。

小林さん

また、通常培土の土は、限りある資源。いつなくなるかわからないと言われている。一方、ココピートでできたヤシガラ培地は新たに作り続けることができる。そういった循環型資材を導入することが、持続可能な農業の実現につながると考えています。

そのような持続可能性が高い資材を使ってしっかりと増収増益を実現できれば、人を雇い続けることもでき、そのことで事業の持続可能性も高まる、と小林さん。小林農園は今期の結果を基にして、今後数年で85aまで圃場を広げ、従業員も増員する計画を立案しました。その計画が実現するかは、外的要因に揺さぶられず、しっかりと収量を上げていける農園づくりができるかどうか次第。その基盤となるのが『ジフィーセブンC』だと小林さんは話します。

1年間の検証を経て、新たな未来へ挑戦することを決意した小林さん。それができたのは『ジフィーセブンC』との出会いがあったから。

小林さん

「収量アップを目指し、今後もずっと農業を続けようと志している生産者さんには、ぜひ『ジフィーセブンC』を使ってもらいたい。

と力強く話してくださいました。

もっと知りたい!「Jiffy-7C(ジフィーセブンC)」の魅力

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【取材協力】


小林農園
■代表
小林 寛(こばやし ひろし)
■所在地
栃木県栃木市西方町本郷

栃木種苗株式会社
■本店
栃木県河内郡上三川町大字梁691
0285-53-0171
■西方店
栃木県栃木市西方町金井2159-4
0282-91-1333

お問い合わせ
株式会社サカタのタネ ソリューション統括部
〒224-0041
神奈川県横浜市都筑区仲町台2-7-1
TEL 045-945-8806
※問い合わせの際、「マイナビ農業を見た」とお伝えください

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